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1996年、パスカル・マーティ氏は、フィリピーヌ・ド・ロートシルト男爵夫人に呼ばれ、アルマヴィーヴァのプロジェクトのため、南米へ赴任することを求められました。この辞令の時に、男爵夫人は「私たちは、あなたを地球上最も南の国へ送ることになりました。」と語ったそうです。その後、マーティ氏がチリに赴任した時、彼は「ILAIAへようこそ」と言われました。南半球に古くから住む人々の言葉、イェーガン語で、イライアとは「世界で最も南の地」を意味する言葉だと聞かされたのでした。この「イライア」という言葉を、彼はヴィニャ・マーティの上級クラスのワインの名前としました。。
ブドウ畑はヴィニャ・マーティの畑の中でも南の厳しい自然の中、アンデス山脈の足元に広がっています。寒暖差が強く、乾燥した土地で自根栽培で育つブドウは、どれも個性的で野趣のあるタイプですが、そのブドウをマーティ氏は伝統的な醸造法、そして時にフランスから取り寄せたフレンチオーク樽を使い見事なバランスへ整えていきます。新世界の土地で育ったブドウと、旧世界の伝統的醸造法のハイブリッド、それがこのイライアシリーズの特徴です
このシリーズの為に厳選されたブドウ畑のカベルネ・ソーヴィニョンを使用。果実はすべて手摘み収穫ののち、丁寧に選定されます。伝統的な醸造法で、醸し・アルコール発酵の過程を取ります。およそ12日間かけて24~26度の温度で仕込みます。ワインはフレンチオーク樽で4か月熟成させます。この過程で、ワインは角が取れ、タンニンは落ち着き滑らかな質感になります
香りにはカベルネの特徴、カシスや、ミントのような清涼感のあるハーブの香りと、樽熟成によってもたらされるバニラやカカオのニュアンスがあります。果実味と酸味、滑らかなタンニンが一体となって、喉を通り抜けてゆき、長い余韻が感じられます。
このシリーズの為に厳選されたブドウ畑のメルロを使用。果実はすべて手摘み収穫ののち、丁寧に選定されます。伝統的な醸造法で、醸し・アルコール発酵の過程を取ります。およそ12日間かけて24~26度の温度で仕込みます。ワインはフレンチオーク樽で4か月熟成させます。この過程で、ワインは角が取れ、タンニンは落ち着き滑らかな質感になります。
アンデスの麓で造られるメルロは、他に比べ構造が堅牢な仕上がりになります。しかし、あくまでタンニンは細やかで、メルロに特徴的な、チョークを思わせる、パウダーのような滑らかな質感があります。ベリー類を思わせる果実味にスパイシーな風味、続くようにバニラを思わせる香りが立ち現れます。余韻は中程度~やや長め、非常に力強いタイプのワインです。
シャルドネは、醸し・アルコール発酵ともにフレンチオーク樽で行います。およそ12日間かけて14~16度の低めの温度で仕込みます。その後およそ2~3か月の間、シュール・リーの状態で熟成させます。熟成中は必要に応じてバトナージュを行い、澱とワインを攪拌させることで澱の持つ旨味を最大限ワインへ抽出できるようにします。
シャルドネに特徴的な、白桃やネクタリンのアロマ、柑橘類の花の香、トロピカルフルーツの香りに続き、トースト、バニラを思わせる樽香、ナッツの風味。典型的なシャルドネの中にも、どこかフランスのものとは異なる、ボリューム感のある固有の味わいが楽しめるワインです。
このシリーズの為に厳選されたブドウ畑のソーヴィニョン・ブランを使用。果実はすべて手摘み収穫ののち、丁寧に選定されます。伝統的な醸造法で、醸し・アルコール発酵の過程を取ります。およそ12日間かけて14~16度の低めの温度で仕込みます。このソーヴィニョン・ブランのみ、華やかな風味を損ねないよう、オーク樽は使いません。しかし、熟成中はシュール・リーの状態を維持し、品種のもつ個性と、ワインとしてのコクを最大限引き出すようにします。
グレープフルーツやパッションフルーツ主体のアロマに続き、ハーブや緑胡椒を思わせる、独特の複雑な風味があります。華やかな香り、味わいは辛口で、生き生きとした酸味が飲むたびにリフレッシュさせてくれるようです。ボディはやや厚めで、口の中を覆うような粘性をわずかに感じます。
五大シャトー「ムートン」、カリフォルニアの「オーパス・ワン」の後に、チリを代表するプレミアムワインの「アルマヴィーヴァ」を手掛けた時、彼はチリの類まれなテロワールを知りました。しかし、現状の大規模生産では、そのポテンシャルを引き出すだけのワイン造りが出来ない事にも気づいていました。彼の胸の内には、自身のワイナリーを造りたいという思いが芽生えたのもこの頃です。
2003年、アルマヴィーヴァでの自身の役割を果たした、との思いから、彼は自身のワイナリー設立に向け、動き始めます。コンサルタントとして世界中を回りつつ、ワイナリー設立準備を進めました。
「あのムートン、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァを手掛けたパスカル・マーティ氏が新ブランドを立ち上げる」
噂を耳にし、ワイン業界内外で彼の夢に共感した人が続出しました。例えば「ロード・オブ・ザ・リング」で有名な映画会社ニューライン・シネマ(現ワーナーグループ)のマイケル・リン氏や、元バロン・フィリップ・ロッチルド社の社長で、現在アメリカで輸入会社を経営するオリヴィエ・ルブレ氏もバックアップを申し出ました。
多くの人々の夢も乗せて、2008年、満を持してマーティ氏自らのワイナリー「ディオニソス・ワインズ」を設立。2013年、ヴィニャ・マーティと自身の名を冠したワイナリーへと変更、生涯をかけたプロジェクトとしての意気込みを表現するに至ります。
カサ・デル・セロとは、直訳すれば「山に佇む小屋」ですが、ここではマーティ氏の自宅兼醸造所を指します。チリ最高峰のワインの一つ「クロ・デ・ファ」を生む畑が広がり、目の前にはコラソン・デル・インディオと呼ばれる大岩を抱いたアンデス山脈がそびえる名勝地。そこに建つパスカル・マーティ氏の住処が、ラベルに描かれています。
ヴィニャ・マーティの入り口となるこのレンジに自身の自宅兼醸造所をあしらったのは、「多くの人に飲まれる最も低い価格のワインのクオリティこそが、ワイン造りで最も難しいが、最も大切である」という考えによるもの。その自負あっての選択です。
一際目を引くシンプルなラベル、この「LOVE」シリーズは、ヴィニャ・マーティの中で最も親しみやすいアッサンブラージュ(ブレンド)ワインです。
ムートン、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァ。世界最高峰のワインを手掛けるプレッシャーから離れ、自由にワイン造りができるようになった時、彼はまず自分のワインをもっと多くの人たちに飲んでほしいと考えました。LOVE という世界で普遍的な名前をあしらったこのワインで、日々の暮らしの中のワンシーンに花を添えてほしい、喜びを味わってほしい、そんな願いから生まれたのがこのワインでした。
新世界の土地で育ったブドウと、旧世界の伝統的醸造法のハイブリッド。
夜は凍るほど寒く、昼は砂漠のように暑い。乾燥していて、作物は育たない。世界で最も南の地、ILAIA へ、ようこそ。
堅牢なボディと、品種の個性を捉えた芳醇な味わい。品質を追い求めた伝統製法が生み出すハンドクラフトワイン。
ピルカシリーズのコンセプトは、この境界つまり、テロワールを際立たせ、その土壌・ブドウ品種の個性を引き出す伝統的ワイン造りを行うことです。フランスではフィロキセラ禍により、ほぼ途絶えてしまった自根のブドウが、チリにはまだ存在します。パスカル・マーティ氏のフランス式伝統製法と、チリの優れたテロワールを結びつけたピルカは、まさにハンドクラフト的なワインと言えます。個々の畑、ブドウ、年によってもその状態に合わせて最適な醸造方法をとることでワインには、そのテロワールの個性が生き生きと反映されます。伝統的な手作業のおかげで、オートメーションでは得られない、複雑さ、凝縮味を感じることができるでしょう。
雄大なアンデスの伝承に捧げるボルドー伝統のアッサンブラージュが生み出す。
コラゾン・デル・インディオは、プレミアム・ブレンデッド・ワインに位置付けられる上位キュヴェです。ヴィニャ・マーティのセラーからアンデス山脈を見上げると、その稜線は、ちょうど人が仰向けに寝たようなシルエットを描きます。頭、額、鼻、あご・・・そしてちょうど胸元の付近に、ハート型の大岩が見えます。この岩は、夕日を受けたときに燃えるように照り返すので、昔から住む現地の人々は、この岩を「コラソン・デル・インディオ」、「インディオの心臓(ハート)」と呼びます。この岩には、現地のインディオに伝わる伝説があります。
カラクは、ヴィニャ・マーティのプレミアムレンジの中では比較的新しいワインで、2012年がファーストヴィンテージです。
アイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る際、マーティ氏は選別した原酒をアッサンブラージュしますが、その後数回テイスティングを行います。この過程で、惜しくもファーストワイン「クロ・デ・ファ」のレベルに達しないと判断された樽のものが、カラクとして販売されます。
モノ・セパージュ最高峰ワイン。
このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの畑の中でも、最も素晴らしいテロワールを持つ、アルト・マイポのDOピルケにある、「クロ・デ・ファ」から生まれます。生産されるワインは3種類、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラー。それぞれがヴィニャ・マーティのアイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る要素となります。つまり、このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの枠を超えて、チリで生産される単一品種ワインの最高峰として位置付けることができます。名高いマイポヴァレーの中でも上位のアルト・マイポ、その中でもより優れた条件を持つDOピルケ。チリという枠すら超え、個々のブドウ品種のもつパフォーマンスを最大限味わうことができる珠玉のモノ・セパージュワインシリーズなのです。
清酒7号酵母の力で新境地を開いた革新的白ワイン。
ムートン、オーパス・ワン醸造家パスカル・マーティ氏の構想から7年以上。あの「獺祭」生みの親、旭酒造の桜井博志氏、そして「神の雫」でフランスの芸術文化勲章を受けた原作者の亜樹直氏協力のもと、完成した世界初の試み。
「パレットに赤の素材を並べたところを想像してください。赤、と一口にいっても、本当に多様な種類があるでしょう。ワインも同じです。同じ土壌は一つとしてありません。たとえカベルネ100%でも、この樽と、その隣の樽の味は異なるのです。様々な原酒を素材として、1本の作品として仕上げるのが醸造家の役割です。単一品種100%のワインが世界で流行していますが、たとえモノ・セパージュのワインであっても、そこに醸造家が関わらなければ決して優れたワインにはならないのです。」
ヴィニャ・マーティでは、それぞれの適地を見出した上でブドウ栽培を行います。カベルネならば水はけがよい土壌、メルロであれば冷涼な空気と粘土質土壌。1997年からアルマヴィーヴァを手掛けるために、彼はまず徹底してチリの土壌調査を行いました。この経験があるからこそ、彼はチリのテロワールを最もよく知る人物の一人なのです。
チリの特徴に合わせた畑仕事ができるのも、マーティ氏ならではです。ヴィニャ・マーティでは、それぞれの土地の特徴、つまりフランス語でいう「テロワール」にあわせて、ブドウ品種を栽培しています。フランスでは長い伝統の中で、自然にその土地に合うブドウが受け継がれてきました。対して、ブドウ栽培の歴史が浅いチリでは、人々は、好みだったり、商業的な意図に合わせ、思い思いにブドウ品種を選ぶ事が少なくありません。
残念ながら、土壌との相性を無視してしまうと良い結果を得ることはできない、という事は周知の事実です。つまり、チリでは、いまだその秀逸なポテンシャルを活かしきれていない部分が存在するのです。
ヴィニャ・マーティでは、チリのテロワールを深く理解するマーティ氏の知見に基づきブドウ栽培がおこなわれています。ワイン造りにおいても、各畑の個性を引き出すという点にこだわります。大きなタンクで大量生産するのではなく、畑ごと異なるタンク・樽でワインを造り、それを最終的にアッサンブラージュ(ブレンド)することで、バランスの取れた、上質なワインを造ります。
▼こちらの商品の出荷は以下の日程で予定しています。▼
※当日発送以外の商品との同梱、決済エラー時は、このスケジュールで対応できないことも御座います。Comment by Shinya TASAKI
「ワインと食とSakeの情報誌ヴィノテーク2013年8月号No.405」より
原産国・地域 | チリ・セントラルヴァレー |
生産者 | ヴィニャ マーティ |
ヴィンテージ | 2019年 |
ぶどう品種(栽培比率) | ソーヴィニョン・ブラン |
タイプ | 白ワイン |
内容量 | 750ml |
ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |
未成年者の飲酒は法律で禁じられています。 | |
特徴: ムートン、オーパス・ワン、そしてアルマヴィーヴァを造ってきた 醸造家、パスカル・マーティ氏が立ち上げたワイナリー。 |