ルイ・ロデレール ブリュット・ヴィンテージ
LOUIS ROEDERER BRUT VINTAGE
ルイ・ロデレールの本領が凝縮される「ミレジメ」
「熟成による表現」
シャンパーニュのピノ・ノワールが持つ多様で複雑な香りに魅了されたルイ・ロデレールは、ランス山脈のピノ・ノワール特有の力強さを取り入れてブリュット・ヴィンテージを造っています。
畑は北東向きなので、ブドウは非常にゆっくりと熟していきます。木樽で時間をかけて熟成させることで、個性が最大限に発揮されると共に、味わいはより洗練さを増していきます。
「独特なブレンド」
ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%のセパージュ。
全体の30%を、マロラクティック発酵を行わずにオークの大樽で熟成。ブリュット・ヴィンテージは専用のセラーで平均4年間寝かせた後、完璧な熟成度にするため、澱引きを経てさらに6カ月間の熟成を行う。
「完璧なバランス」
ルイ・ロデレールのヴィンテージ・シャンパーニュならではの味わい。
第一印象は芳醇かつ豊か。濃厚感と凝縮感に甘みと酸味が加わることで上品さが増し、最後はヴェルズネ産の上質なピノ・ノワールがしっかりと融合。
繊細な質感に溶け込んだ見事なハーモニー。フルーツのシロップ漬け、アーモンドペースト、焼いたパン、ホワイトチョコレート、キャラメルなどを感じる生き生きとした味わい。
設立以来、一族による家族経営を守り通すルイ・ロデレールは、伝統を守り、クオリティの高いシャンパーニュを造り続けています。
現在、ルイ・ロデレールは、約180haにも及ぶ自社畑を所有し、そこで必要なブドウの80%を賄う、シャンパーニュ随一の高い自給率を誇り、年間平均総生産量の60%が輸出用、またカーヴにはリザーヴワインを多く所有します。
リザーヴワインとは、シャンパーニュに混ぜるブレンド用ワインのこと。味わいに複雑さや深みを出すことができるリザーヴワインはいわばメゾンの“財産”です。
ルイ・ロデレールでは40もの異なるクリュからそれぞれ仕立てられた2~6年もののリザーヴワインを樽ごと所有し、専用のセラーに貯蔵しています。
また、ルイ・ロデレールでは大手メゾンのなかで長い期間の熟成を経て、ワインが出荷されます。
スタンダード・キュヴェの「ブリュット・プルミエ」でさえ瓶詰め後4年、 プレステージの「クリスタル」では瓶詰め後6年もの長期熟成がなされます。
そこには飲み頃までじっくりとセラーで寝かせてあげたいというワインへの強い愛情が感じられます。