タコスのスパイスが絶妙マッチするワインの組み合わせ タコスと相性のいいワインおすすめ5選

タコスのスパイスが絶妙マッチするワインの組み合わせ タコスと相性のいいワインおすすめ5選

タコスのスパイスが絶妙マッチするワインの組み合わせ タコスと相性のいいワインおすすめ5選

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タコスのスパイスが絶妙マッチするワインの組み合わせ

まだあと1か月くらいは、このどんよりとした気候がつづきますが、梅雨から解放されたら一気に気温も急上昇して夏になりますよね。
そんな暑い時期に食べたくなるのが、ピリッと辛めの青唐辛子とフレッシュなトマトの酸味が絶妙なサルサソースをたっぷりかけたメキシコ料理のタコス!
数種類のスパイスが入ったシーズニングミックスで焼いたお肉をフレッシュな野菜とトルティーヤで包んで食べるタコスは、子どもから大人までわいわい楽しく食べれてホームパーティーでも活躍するレシピ。
そんなタコスに合わせるお酒と言ったらビールやテキーラという意見も多いと思いますが、実はタコスにワインもよく合うんです。
そこで、本日はタコスとワインのペアリングについてお話します。

タコスとワインの相性

タコスは、メキシコを代表する料理の1つで、その歴史はとても古くおよそ6,000年前にメキシコの先住民がトルティーヤに塩茹でのいんげん豆や唐辛子を包んで食べていたことがタコスの起源とされており、現在ではメキシコ人の国民食となっています。
タコスの「taco」という単語は「軽食」を意味しており、トウモロコシで作ったトルティーヤという生地にさまざまな食材を挟んで片手で気軽に食べられるのがタコスの醍醐味で、そんなタコスに挟む食材はバラエティーに富んでいて、代表的なものは、牛ひき肉、鶏肉、豚肉、牛肉などのステーキや、エビ、ツナなどの魚介類に、アボカド、トマト、玉ねぎ、レタス、パプリカなどの野菜を入れます。
タコスの味の決め手は、肉類を焼くときにまぶすシーズニングミックスと言われる調味料や香辛料がひとまとめになったもので、この中には砂糖、食塩、ガーリック、パプリカ、クミン、トマト、たまねぎ、オレガノ、ローリエ、チリなどが入っています。
また、サルサソースと言われるトマトをベースに、唐辛子、コリアンダーなどを入れて作る酸味とほんのり辛味のあるさわやかなソースがお肉などの味を引き立てます。
そんなタコスにワインは合うのか、普段ビールなどをあわせている方からすると、少し疑問を感じられますよね。
それが、意外にもタコスとワインの相性はよく、スタンダードなひき肉のタコスにワインを合わせるなら赤ワインがおすすめです。
ワインに含まれるタンニンが肉の旨味を引き立てて、脂分の多い牛ひき肉でも、赤ワインのタンニンがさっぱりと洗い流してくれます。
また、赤ワインの中でもタンニンが豊富なフルボディタイプの赤ワインがおすすめで、品種でいえば、カベルネ・ソーヴィニョンやシラー、ジンファンデルがよく合います。
なかでも、ペッパーなどのスパイスの風味が感じられるシラーは、さまざまなハーブとスパイスの効いたタコスによく合います。

タコスとワインを合わせる時のポイント

タコスは中に挟む具材によって合わせるワインを変えるのがポイントです。
たとえば、エビとアボカドのさっぱりとしたタコスなら、魚介の旨味を引き立ててくれるミネラル感のある白ワインがおすすめです。
中でも、スペインの、アルバリーニョから造られる白ワインは、海の塩っぽさが感じられるミネラルの風味が特徴なので、スパイシーなメキシコ料理によく合います。
また、柑橘やトロピカルフルーツにハーブのアロマを持つフレッシュな酸と爽快感のある味わいのソーヴィニヨン・ブランの白ワインもおすすめです。
チキンをグリルしたタコスには、樽で熟成させたボリューム感のあるカリフォルニアの白ワインがよく合います。
また、しっかりとした味わいの牛ステーキのタコスには、先ほども触れたとおり、タンニンが豊富なフルボディタイプのカベルネ・ソーヴィニョンやシラー、ジンファンデルの赤ワインがおすすめです。

タコスと相性のいいワインおすすめ5選

マルタ・シベリーナ セレクシオン・ルセンド
ルセンド家は生粋の醸造家の家系として、スペインでも名が知られており、とりわけ自然派ワインのパイオニアとして発展に努めたことと、醸造技術の発展に貢献した事で高く評価されています。
このマルタ・シベリーナは、低温下で果実の成分を抽出するクリオマセレーションで造る白ワインで、グレープフルーツ、レモングラスやカルダモン、タイムのようなハーブの香りに、ヴィオニエ特有の白い花の香りが華やかに香ります。
口に含むと、生き生きとした酸味とミネラル感を心地よく感じ、完熟したグレープフルーツのようなほんのりとした苦味が味わいを引き締めます。
料理は魚料理全般に合います。

マルタ・シベリーナ セレクシオン・ルセンド

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フォグ・マウンテン・シャルドネ ジャン・クロード・ボワセ
ブルゴーニュのワイン界の代表的な生産者でもあるボワセ・グループが、カリフォルニアで立ち上げた新ブランド「フォグ・マウンテン」環境問題を一番に意識したワイン造りの理念を持ち、所有するすべてのワイナリーがオーガニック栽培とビオディナミ栽培を実践。
ネイティブアメリカンに伝わる「大地は借り物である」という言葉に感銘を受け、サスティナブルなワイン造りをアメリカで実践したいと思い、フランス・ブルゴーニュの技術とカリフォルニアのテロワールが生み出す極上ワイン。
シャルドネは、トロピカルフルーツのアロマ、レモンなどの柑橘類、完熟したリンゴ、アーモンドなどナッツを思わせる香ばしい香りも後から感じられ、口に含むと、アロマ同様に華やかなパイナップルなどの果実味にナッツの香ばしいニュアンス、そして滑らかな質感が感じられます。

フォグ・マウンテン・シャルドネ ジャン・クロード・ボワセ

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フォグ ・マウンテン・フィールド・ブレンド
レッド・ブレンド・ワインは、赤ワイン同士をブレンドして造られます。
美しいクリムゾンレッドの色調、ダークチェリーの瑞々しい果実味に、スターアニスや白コショウのニュアンスを感じるスパイシーなアロマが最初に感じられるが、追いかけるようにストロベリーやラズベリーのチャーミングな香りが華やかに漂う。
バランスの良いミディアムボディで、口に含むとヴェルベットのような滑らかな質感。余韻が長く楽しめるワイン。

フォグ ・マウンテン・フィールド・ブレンド

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ラピス・ルナ・ジンファンデル
神秘的なラベルが印象的なこのワインは、Once in a Blue Moonという「ごく稀なこと」「滅多に起こらないこと」を 意味する青い月(憧れ、理想、チャンス)を手に入れようと手を延ばす人物たちが描かれており、ラピス・ルナのワインシリーズは、7つのストーリーで構成されています。
ラピス・ルナ・ワインズのワインは、カリフォルニア州メンドシーノにあるUkiah(ユカイア)にてワイン造りがおこなわれており、ラピス・ルナシリーズのワインメーカーはDave Rosenthal氏が務めています。
彼はロバート・モンダヴィや、スタッグス・リープ・ワインセラーズをはじめ、多くの著名な醸造家やワイナリーが師と仰ぐAndre Tchelistcheff氏のチームで働いたという特筆すべきキャリアを持つカリフォルニアワインを表現する術を身に着けた優れた醸造家です。
ラピス・ルナ・ワインズが手掛けるジンファンデルは、ブルーベリーの豊潤な果実味にダークプラム、ブラックベリーを煮詰めた香り、ベリーのタルトを思わせる濃密でリッチな味わいがあり、とても滑らかな質感で、長い余韻にスパイスを感じさせる1本です。

ラピス・ルナ・ジンファンデル

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ムーアズクリーク・シラーズ ティレルズ・ワインズ
オーストラリアを代表するワイナリーの1つでもあるティレルズは、「オーストラリアワインコンペティション」において “Winery of the Year”にも選出され、シャングリ・ラ、マリオット・ホテル、リッツ・カールトン、パレスホテルなど、世界各地の著名な五つ星ホテルに採用されています。
1858年にイギリスから移民したエドワード・ティレルによって設立され、5世代にわたって家族経営を続けています。
過去に受賞したメダルやトロフィーの数はなんと5600以上、名実ともにオーストラリアを代表するワイナリーです。
そんなティレルズが造るシラーズは、ヒースコートとマクラーレン・ヴェイルにある畑のシラーズを使用し、ハンターヴァレーにある醸造所で、オープントップの発酵桶と、ステンレスタンクで発酵を行い、発酵後は、フレンチオークとアメリカンオークの樽に移し、
12~15か月間熟成させます。
カシスやプラムといった黒系果実のアロマにピリッとしたペッパーのスパイシーな風味があり、濃密で凝縮した味わいのフルボディです。

ムーアズクリーク・シラーズ ティレルズ・ワインズ

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