ソムリエが厳選したイタリアワインおすすめ5選|選び方や楽しみ方もご紹介

ソムリエが厳選したイタリアワインおすすめ5選|選び方や楽しみ方もご紹介
ワインくじや金銀銅チャレンジセットも登場!復活祭セール

ソムリエが厳選したイタリアワインおすすめ5選|選び方や楽しみ方もご紹介

この記事を読むのに必要な時間は約 21 分です。

ソムリエが厳選したイタリアワインおすすめ5選|選び方や楽しみ方もご紹介

イタリアワインというと、どんなワインが思い浮かびますか?
バローロ、キャンティという名前は、イタリアワインに詳しくないという方でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
私は、初めて飲んだ白ワインがイタリアの白ワインで、そのフルーティさに驚き、それまで抱いていたワインのイメージが覆され、そこからワインを飲むようになりました。
イタリアは20州すべての州でワインが造られており、年間のワイン生産量はつねにフランスとトップ争いをしているほどのワイン大国。
そこで、本日は数あるイタリアワインの中から当店厳選のイタリアワインを5つと、イタリアワインの選び方から楽しみ方までご紹介します。

生産量が世界1位!イタリアワインとは

世界の生産量は2018年の統計で270億リットル。
そのうちの20%を占める48億リットルがイタリアで生産されており、フランスとつねに首位争いを繰り広げていましたが、この数年はずっとイタリアが1位を独走しています。
イタリアはフランスの半分程度の国土ですが、温暖でブドウの栽培時期は雨量が少ないため、ワイン造りにとっては理想的な自然環境が整っており、20州すべての州でワインを生産しています。

イタリアワインの特徴は、まさに多様性。というのも、イタリアの国内で統一したワイン法(原産地呼称管理法)が定められたのが1963年とまだ歴史が浅く、それまでは、各地域で個別のワイン法でワイン造りの基準が定められていました。
また、古くからブドウ栽培が各州でおこなっていたことから州によって固有品種があり、それぞれの固有品種からオリジナリティのあるワインが造られているからです

水より安い?イタリアワインの魅力

驚くのが現地で販売されているワインの価格です。
750mlのフルボトルの赤ワインが日本円にして200円くらいで販売されているのはざらで、量り売りのワインにいたっては1リットルあたり120円ほど
ミネラルウォーターによっては1リットル200円するものも多くあるので、本当に水よりも安くワインが売られています。
イタリア人にとっては食事にワインは欠かせない飲み物。
普段の食事に合わせて気楽に飲めるワインが多いのもイタリアワインの魅力です。

ブドウ栽培に適している「地中海性気候」とは

さきほど少し触れましたが、イタリアのワインの歴史はとても古く、古代ギリシャ人によってブドウ栽培が始まり、良質なブドウが育つことから、古代ギリシャ人はイタリアのことを「エノトリア・テルス(ワインの大地)」と呼び、イタリアのテロワールを称賛していました。
このブドウ栽培に適した気候は、夏は乾燥して暑く、冬も温暖で雨が少ない地中海性気候による影響です。
ブドウは雨量の多い地域や水はけの悪い土地では、地中にたまった水分を吸い上げてしまい、ブドウ自体が甘味の薄い水っぽい味わいになります。
その点、イタリアの大地は水はけがよく、地中海性気候により果実が育つ夏の間は、カラっと乾燥した暑さがあり、ブドウの甘味が凝縮されるため、ブドウの凝縮感のある味わいのワインが造られます。

イタリアワインの格付けとは

さきほど少し触れましたが、イタリアが国としてワイン法を統一したのが1963年。
それまでは各地域でそれぞれの基準に基づきワイン造りをおこなっていました。
1963年に制定されたワイン法では、4段階の格付けがおこなわれ、
D.O.C.G.(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)
D.O.C.(Denominazione di Origine Controllata)
I.G.T.(Vino a Indicazione Geografica Protetta)
VdT(Vino da Tavola)
4段階ある格付けのうち、最上位の等級がD.O.C.G.でしたが、2009年にワイン法が改正されて等級の名称が新しくなり、D.O.C.G.と1つ下の等級であるD.O.C.をまとめて「D.O.P.」となり、3段階の格付けになりました。
しかし、ワインのラベルには旧名称のD.O.C.G.やD.O.C.と表記しても良いとされており、今でも、D.O.C.G.と、D.O.C.の表記にワインは多くあります。
こうしたワイン法に一石を投じたのが、サッシカイアで知られるスーパータスカン(スーパートスカーナ)です。
イタリアのワイン法では、トスカーナ産のワインとしてリリースするためには、イタリア品種のブドウを使う必要があります。
しかし、1968年にトスカーナのボルゲリ地区でカベルネ・ソーヴィニヨンを主体につくられた、ボルドータイプのワインであるサッシカイアはリリースと同時に世界的にヒットし、一躍有名になってしまい、イタリアのブドウ品種ではないため、格付ではDOC外の下位のテーブルワインとして販売されてきましたが、1994年「ボルゲリ・サッシカイア」というDOC呼称を得ることとなり、単独のワイナリーがDOCとなった初のケースとして、イタリアワインの歴史を変えました。

個性豊かな品種

イタリアでは、およそ2000種類の固有品種があるとされており、国が認めた品種だけでも400種類あるそうです。
イタリアワイン=多様性というのもこうした固有のブドウ品種の多さから。
そこで、イタリアを代表するブドウ品種をいくつかご紹介します。

赤ワイン

イタリアの赤ワインは、地域によってそれぞれ個性があり、大きく分けると北部、中部、南部とで味わいが異なります。
北部は、バローロで有名なピエモンテ州がある産地で、ここではネッビオーロというブドウ品種が用いられ、長期熟成が可能な高級ワインが多く造られています。
中部は、キャンティで有名なトスカーナ州がある産地で、サンジョベーゼを主体にした軽めのものから重めのワインまで、じつにさまざまな味わいのワインが造られています。
南部は、アリアニコやプリミティーヴォといった果実味がぎゅっと凝縮された味わいのパワフルなワインが造られており、全体的に、酸が穏やかでフルーティな味わいのワインが多く造られています。

サンジョベーゼ

イタリアのトスカーナ州で多く造られ、イタリアで一番栽培されているブドウ品種です。
タンニンと酸をバランスよく備えた赤ワインを造る品種で、品質と成熟度によっては個性を発揮するワインを造るとも言われており、トスカーナ州を代表する高級ワインのスーパータスカンにもブレンドされています。
サンジョベーゼから造られるワインは、イチゴやサクランボやプラムなどのフレッシュな果実香に、スミレのフローラル香やスパイス香も感じられ、時間の経過とともに成熟していく深みがあり、熟成したサンジョベーゼは、酸味が薄くなり、タンニンがまろやかになりますが、温度が高い年は酸とタンニンの調整が難しく熟練の技術が必要です。

ネッビオーロ

高級食材で有名な「トリュフ」の産地ピエモンテ州で造られるネッビオーロ100%のワイン「バローロ」は、イタリアワインの王様とも言われ、リリースされるまでに最低3年間の熟成(そのうち2年間は樽熟成)が法律によって義務付けられています。
実際にはラベルに記載されているヴィンテージから、10年~15年の時間を要するので、長期間生産者の下で管理をしてから出荷されるのが現状です。
良く出来た年のバローロは、何十年と熟成させて初めてその良さを発揮するなど、高級ワインたる所以です。
ネッビオーロから造られるワインは、若い時はタンニンと酸が強いですが、長期熟成することにより、スミレやバラなどのフローラルな幅広いブーケをもつ誘惑的な香りが生まれるワインになります。

アリアニコ

アリアニコは、イタリア語で「ギリシャの」という意味の「エレニコ(Ellenico)」が由来のギリシャ原産のブドウ品種で、イタリア南部では古代ローマ時代から栽培されるとても古く長く愛されるブドウ品種です。
カンパーニア州のタウラージ村周辺で造られるアリアニコのDOCGである、タウラージが有名で、ここで造られるアリアニコのワインは、法定熟成期間が3年とバローロ並の熟成を経てリリースされるため、「南のバローロ」と称され、上質なものなら20年以上の熟成にも耐えうるワインです。
ブラックチェリーやプラムといった黒系果実に、スミレ、チョコレートなどの複雑なアロマがあり、豊富なタンニンと酸で、アルコール度数が高いものが多く、しっかりとした骨格のパワフルな味わいです。

白ワイン

イタリアの白ワインは、全体的に果実味がそれほど強くなく、すっきりとした柑橘のフルーツのようなみずみずしい味わいです。
また、海に近い産地では、ミネラルが豊富でほんのり塩気が感じられるワインも多く、魚介料理にぴったりな味わいのワインが造られています。

トレッビアーノ

イタリアの白ワインには、トレッビアーノから造られるものが多く、DOCワインのうち80種以上にトレッビアーノ品種が使われています。
主要なものは、トレッビアーノ・トスカーノ、トレッビアーノ・ロマニョーロ、トレッビアーノ・ジャッロで、変種を含めると16のクローンがあります。
トレッビアーノから造られるワインは、柑橘や青リンゴに新鮮な若葉やの香りが豊かで、さわやかでフルーティな味わいで後味に若干の苦みを感じるのが特徴です。
フレッシュな酸を持つ辛口の味わいになり、軽快なワインになることが多く価格もリーズナブルで、コスパの良い辛口白ワインです。

ガルガネガ

ガルガネガは、ヴェネト州で有名な白ワインのソアヴェに用いられるブドウ品種で、ソアヴェには70%以上のガルガネガが使用されます。
洋なしやパイナップルといった果実のアロマがあり、早飲みタイプのものは、フレッシュな酸とフルーティな果実味のある味わいのデイリーワインが多く、熟成を経るごとに、芳醇な香りと豊かなコクとミネラル感が増して、ふくよかな味わいのワインに変化していきます。

ヴェルナッチャ

ヴェルナッチャは、おもにトスカーナ州の白ワインのヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノに用いられるブドウ品種で、トスカーナ州では古くから栽培されているブドウ品種の1つです。
ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノは、白い花の繊細なアロマがあり、もともとヴェルナッチャは、しっかりとした酸が特徴なので、
ワインもキリっとした酸のある味わいですが、熟成を経るごとに、厚みのあるミネラル感も増し、ローストしたアーモンドの香ばしい後味が感じられます。

産地で変わるワインの味わい

イタリア人は郷土愛がとても強く、地産地消という言葉がぴったり当てはまる国民性。
そのため、イタリア20州で造られるワインは、それぞれの土地の固有品種にこだわり、その土地の郷土料理にあったものが造られています。
ここからは、イタリアを代表するワインの産地別に造られるワインの特徴をご紹介します。

トスカーナ州

トスカーナ州のワインの生産は約8割を赤ワインが占めており、その代表的なワインがキャンティやキャンティ・クラシッコです。
シエナとフィレンツェの間に広がるキャンティ地方で造られている親しみやすい味わいの赤ワインで、サンジョベーゼを主体に、カナイオーロ、マルヴァジア、トレッビアーノなどをブレンドして造られますが、近年、ボルドー品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどもブレンドすることが出来るようになり、しっかりとしたホディの長期熟成型のキャンティ造りにシフトしています。

ピエモンテ州

先ほどネッビオーロのところでもお話しましたが、ピエモンテ州のワインと言えば、イタリアワインの王様バローロと、同じくネッビオーロから造られるバルバレスコが有名ですが、ドルチェットと言われるブドウ品種から造られる赤ワインもデイリーワインとして地元で人気です。
ドルチェットは早熟なため、高地の冷涼な場所や北側の日照があたりにくい場所などネッビオーロが育ちにくい環境でドルチェットが多く栽培されています。
また、ピエモンテ州南部で造られるガヴィD.O.O.Gは、コルテーゼ種というブドウ品種から造られる白ワインで、しっかりとしたミネラルもあり、シャープな味わいの高級白ワインです。

ヴェネト州

世界3大スパークリングワインの一つ「プロセッコ」の主要産地であるヴェネト州。
グレラというブドウ品種を使って、ボトルの中で二次発酵をおこなわず、大きなタンクで短期間発酵させるため、ボトルの中でワインと酵母との接触がおさえられ、ワインにイースト由来のパンのような香りがつかず、ブドウの持ち味が活かされ、フルーティなアロマが特徴のスパークリングワインになります。

シチリア州

シチリア島は、イタリアの20州の中でもトップを争う生産量があり、代表的な品種がネロ・ダヴォラとネレッロ・マスカレーゼで、特にネロ・ダヴォラから造られるワインは、シチリアの顔とも言えるワインです。
シチリア島は、イタリアの20州の中でもトップを争う生産量があり、代表的な品種がネロ・ダヴォラとネレッロ・マスカレーゼで、特にネロ・ダヴォラから造られるワインは、シチリアの顔とも言えるワインです。

ロンバルディア州

ロンバルディア州で造られる高級スプマンテのフランチャコルタは、フランスのシャンパンと同じく瓶内二次発酵方式で造られており、瓶内二次発酵方式のみで造られるイタリアワインとして、初めてDOCG認定を受けたワインです。
フランチャコルタの法定熟成期間(二次発酵後の瓶内熟成)は最低18ヶ月で、ロゼ、サテンは24ヶ月、収穫年入りのミッレジマートは30ヶ月、リゼルヴァになると60ヶ月とフランスのシャンパンを上回る厳しい規定が科せられており、イタリアの奇跡とよばれています。

イタリアワインと料理の「マリアージュ」

イタリア人はとても郷土愛が強く、イタリア全20州で固有品種を使ったワインが造られていますが、これと同じように郷土料理に対する思いも強く郷土料理を地元のワインに合わせるのがイタリアの食のスタイル。
そこで、イタリアの各産地の郷土料理をヒントに、先ほどおすすめしたワインに合わせたら相性が抜群の料理をご紹介します。

おすすめイタリアワイン①にあう料理

高級イタリアワインの代名詞とも言えるアマローネは、ブドウを3~6ヶ月の間陰干しするアパッシメントによって、糖度が高まった陰干しブドウを最低2年以上の樽熟成と6ヵ月以上の瓶内熟成をして造られるため、非常に豊潤で複雑な味わい。
そして、アマローネの最大の特徴はなんと言っても苦み。
プラムやチェリーなどの黒系果実のジャムのような濃厚なアロマに、ビターチョコレートのほんのりとした苦みが加わり、様々な要素がバランスよく感じられます。
そんなアマローネと相性が良い料理は馬刺し
意外かもしれませんが、イタリアも馬肉を食べる文化があり、アマローネの産地でもあるヴェネト州では馬肉のトマト煮込みなどが食されています。
馬刺しの赤身にはグルコーゲンという糖質の一種が多く含まれているため、生で食べる馬刺しはよりうま味と甘みが感じられ、アマローネのほんのりとした苦みと複雑味によく合います。

おすすめイタリアワイン②にあう料理

イタリアワインの王様とも称されるバローロは、晩熟型で糖度が高いネッビオーロを100%使用し、38ヶ月以上という長期の熟成期間が義務付けられているため、伝統的なスタイルのバローロは、強靭なタンニンと男性的な力強い印象の味わいのものが多く、こちらのバローロも濃密で凝縮した味わいを楽しむ、やや重めの味わいです。
そんなバローロに合わせる料理は、おなじくピエモンテ州の特産品であるトリュフを使ったパスタがおすすめ。
ピエモンテ州は、希少価値の高い白トリュフが採れることでも有名で、白トリュフを添えたピエモンテ風細切りパスタの「タヤリン」は、地元で愛される郷土料理。
クリーム系のソースをたっぷりと絡めたタリオリーニの上に薄くスライスした白トリュフをふんだんに乗せたパスタは、口に含んだ瞬間にトリュフの香りが一気に鼻に抜けます。
バローロのアロマはブラックチェリー、ブラックベリー、カシスといった黒系果実に、タールやトリュフといったニュアンスが含まれているため、トリュフを使ったパスタは非常に相性が良いです。
とは言え、日本で白トリュフを手に入れるにはなかなか難しいので、クリーム系のパスタに白トリュフオイルやトリュフが入った塩などを使ってみるのをおすすめします。

おすすめイタリアワイン③にあう料理

イタリアワインの顔ともいえるキャンティ。
一世紀以上に渡ってワイン造りを行う老舗の名門ワイナリーが手掛ける自然派ワインのこのキャンティは、ベリーなどの赤系果実のチャーミングなアロマと、ボリューム感のある果実味があり、とてもバランスのとれた味わいで、食事と合わせて飲むのもいいですが、食前や食後にチーズと合わせてワインの味をじっくり味わうのもおすすめです。
とくに、羊のミルクからつくられるペコリーノチーズとは相性が抜群!
ペコリーノチーズはフレッシュなものから熟成タイプまで多種多様で、4か月熟成のスタジョナートはマイルドなコクのあるなめらかな味わいなので、しっかりとした果実味のあるバランスのとれたキャンティとピッタリです。

おすすめイタリアワイン④にあう料理

シチリアをはじめとする南イタリアで多く栽培されているシチリアの固有品種フィアーノを使ったこのワインは、フルーティな果実味がとても豊かでミネラリーで芳醇な味わいで和食ともよく合います。
フィアーノは古代ローマ人の間では「ミツバチに愛された」という意味のアピアニスの名で知られており、フィアーノの畑にはブドウから出てくる甘い香りにミツバチが集まることから、そのように呼ばれていたようです。
フィアーノのワインは、若いうちはフィアーノ特有の蜂蜜のアロマが強く感じられ、熟成するにつれてスパイスやナッツのような香りが増していくのが特徴です。
そんなフィアーノを100%使ったこのワインは繊細ながらミネラルを感じるしっかりとした飲みごたえがあり、魚介との相性が抜群で、中でもエビや白身魚の天ぷらがよく合います。

おすすめイタリアワイン⑤にあう料理

イタリア白ワインの聖地であるフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州で造られるこの白ワインは、フリウラーノというフリウリを代表する固有品種を100%使っており、黄桃やアプリコットなどの濃厚なアロマにペッパーのニュアンスが加わり、後味にほろ苦さを感じるミネラリーな辛口白ワイン。
そんなフリウリの白ワインには、フリウリ地方の郷土料理でもある「フリコ」がおすすめ。
フリコはとてもシンプルな料理で、茹でたジャガイモをすりつぶして裏ごしし、チーズと牛乳を入れて弱火にかけ混ぜていき、ペースト状になったら耐熱皿に移してあとはオーブンで焼くだけ。
表面はこんがり焼けたグラタンですが、中はふわトロのジャガイモとチーズで一度食べるとクセになる食感。
シンプルでありながら濃厚な味わいのこのグラタンと、後味にほんのりほろ苦さを感じるミネラルたっぷりの白ワインが絶妙な組み合わせです。

 

年間生産量1位のワイン大国であるイタリア。
生産量が多いのもさることながら、固有のブドウ品種の数も、ワインの産地の数も、世界的に見てもこれほど多種多様なワインが造られている国はほかになかなかありません。
イタリア人の気質である郷土愛が生み出す、その土地でしか造れないオリジナリティあふれるワインの数々がイタリアワインの魅力です。
ぜひ、イタリア20州ひとつひとつ旅するようなイメージでその土地のワインを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

ソムリエが厳選したイタリアワインおすすめ5選

ワインショップソムリエ厳選イタリアワイン

ワインショップソムリエのスタッフが厳選したイタリアワインをご紹介します。

  • おすすめイタリアワイン① アマローネ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ IEI(イタリア ヴェネト)

    高級イタリアワインの代名詞「アマローネ」干しブドウから手間暇かけて造られたワインで、豊潤で複雑な味わい。

    アマローネ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ IEI(イタリア ヴェネト)

    この商品はこちら
  • おすすめイタリアワイン② バローロ ウンベルト・フィオーレ(イタリア ピエモンテ)

    イタリアワインの王様「バローロ」。力強いタンニンと酸味が感じられる厚みのある味わい。合わせる料理ピエモンテ名産の白トリュフを使った贅沢なピエモンテ風パスタ。

    バローロ ウンベルト・フィオーレ(イタリア ピエモンテ)

    この商品はこちら
  • おすすめイタリアワイン③ キャンティ マレンキーニ(イタリア トスカーナ)

    イタリアワインといえばやっぱり「キャンティ」。一世紀以上ワイン造りを行う名門ワイナリーによる自然派ワイン。赤いベリー系の果実の香りが華やかで、ボリューム感と果実味が豊かな味わい。

    キャンティ マレンキーニ(イタリア トスカーナ)

    この商品はこちら
  • おすすめイタリアワイン④ ミオパッソ・ピノ・グリージョ ワイン・ピープル(イタリア シチリア)

    シチリアの白ワインの銘醸地トラパニで育ったピノ・グリージョを100%使用したこのワインは、ミオパッソの中でも、ミネラリーで少し控えめな香りと味わいが特徴で、口に含むとわずかな甘味が心地よく広がり、バランス良く上品にまとまっています。

    ミオパッソ・ピノ・グリージョ

    ミオパッソ・ピノ・グリージョ ワイン・ピープル(イタリア シチリア)

    この商品はこちら
  • おすすめイタリアワイン⑤ フリウラーノ ヴェンドラーメ(イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア)

    イタリア白ワインの聖地フリウリの白ワイン。黄桃やアプリコットなどの濃厚な香り、ほんのりミネラリーな辛口の味わい。

    フリウラーノ ヴェンドラーメ(イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア)

    この商品はこちら

ワインの選び方カテゴリの最新記事

特集一覧