毎日飲んでもいいの?ワインの適量ってどのくらい? 低アルコール&ノンアルコールワインおすすめ7選

毎日飲んでもいいの?ワインの適量ってどのくらい? 低アルコール&ノンアルコールワインおすすめ7選

毎日飲んでもいいの?ワインの適量ってどのくらい? 低アルコール&ノンアルコールワインおすすめ7選

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ワインの適量ってどのくらい?

国税庁によると成人1人あたりのアルコール消費量は年々減少しており、ピークだった1992年度と比べると3割程度減少していると言われていますが、その反面パンデミックによって飲酒スタイルが変わり、外飲みから宅飲みが多くなったことで飲酒の頻度も量も増加したという人も増えています。
そうしたことから、厚生労働省は2022年10月に「飲酒ガイドライン作成検討会」を設置し、日本で初めての飲酒ガイドラインの作成に着手しました。
そこで、本日は皆さんにお伝えしておきたいワインの適量とノンアルコールでもおいしいワインをご紹介します。

男性と女性により適量は異なる

美味しいワインほどついつい飲みすぎてしまうんですよね。
ワイン自体のおいしさもさることながら、気の置けない仲間や家族と飲むワインは、楽しくてついつい自分のペースより速く、量も増えてしまいがちです。
そこで、ワインの1日の適量とはどのくらいなのか、もちろん、1日に飲む適量は、その人の体重、年齢、性別、健康状態などによって、条件が変わってきます。
また一番の条件の違いは性別。
女性は男性よりも小柄な分、肝臓が小さく体内の血液量も少ないため、同じ量を飲んでもアルコールの血中濃度が高くなりがちです。
また、胃の酵素の濃度が違い、アルコールを男性よりも早く吸収してしまいます。
そのため男性よりも女性の方が、ワインを飲み過ぎない方が良いらしいのです。
それでは、具体的に男性、女性の適量はどのくらいかというと、厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」の「節度ある適度な飲酒」としている量は、1日平均約20g程度のアルコールとなっています。
ワイングラスの量に換算すると、アルコール14度のワインの場合は、180mlを飲んだ時点で20gのアルコールを摂取したことになります。
だいたい、お店で提供されているグラスワイン1杯分は125mlなので、ちょうど1杯半が適量ということになります。
ちなみに、イギリスの国営保健サービスは、男性は1日に30~40ml以上、女性は20~30ml以上のアルコールは摂取しない方が良いという方針を示しています。

ワインの適量ってどのくらい?

1日適量のワインを続けると健康に良い?

でも、ワインを飲むと健康に良いという話も聞くし…
とワインを飲むための肯定的な意見も欲しいですよね。
昔から酒は百薬の長と言われる通り「お酒を適度に飲む層の死亡率は低くなる」という研究結果もあります。
ブドウに含まれる栄養成分としてもっとも有名なポリフェノール。
ブドウに含まれるポリフェノールの一種のタンニンは、悪玉菌を減らす働きがあり下痢止めにも効果があります。
また、ワインの効能でもよく出てくる話ですが、抗酸化作用を持ち老化防止や発がん抑制の効果もあるといわれています。
また、最近注目を集めているのが、ポリフェノールに含まれるレスベラトロール
このレスベラトロールは、抗酸化物質でストレスへの耐性効果が強く、運動機能向上の効果が期待できるとされていて、夢の長寿薬かも⁈と注目を集めています。

でも、ダイエットをしている人にとっては、気になるのがカロリーと糖質。
ワインのカロリーはというと、赤ワイン白ワインに関しては100mlあたり73~75kcalが一般的とされています。ロゼワインは、やや高く77kcal。
スパークリングワインは、100kcal程度と他のワインに比べ高めになっています。
よく比較されるビールと比べると、ジョッキでビールを頼んだ場合、ジョッキ(500ml)1杯でカロリーは200kcalになりますので、量は違えどビールより、ワインの方がカロリーは低く抑えられます。
また、同じ100mlあたりで他の酒類と比較しても、日本酒:109kcal、焼酎:146kcal、梅酒:156kcal、発泡酒:188kcal、ウィスキー:237kcalなので、ワインはお酒の中でカロリーが低いほうだと分かりますね。
また、糖質についてはどうか?
最近は、カロリーよりも糖質を制限する糖質制限ダイエットがはやっていますよね。
ワインに含まれている糖質は、赤ワイン1杯で1.5gほど、白ワインで2.0gほど。
糖質を気にする方なら、この糖質量を聞くと「ワインの糖質って意外にも低いんだ」と驚かれたのではないでしょうか。
ビール1杯の糖質量は3.1g、日本酒は4.1gであり、その数値と比べると低めだと分かります。

とは言え、やはり量を守らないと過度なアルコール摂取は体を壊す元なので、先ほどお話した適量を守って飲むことが大切です。

白ワインの効能についてもっと詳しく知りたい場合はこちら

毎日では無く休みの日も必要

適量を守れば、毎日飲んでも大丈夫!と思いたいところですが、やはり休肝日の設定は設けることをおすすめします。
アルコールを摂取すると、胃で約20%、小腸で80%が吸収され、その後肝臓へと運ばれます。
肝臓では、アセトアルデヒドという有害物質に分解され、最終的に水と二酸化炭素に分解されて、尿として排出されます。
この一連の処理が追い付かなくなると二日酔いと言う形で症状にあらわれます。

最近、1週間のうちに2日の休肝日を設ける必要性はないとされる報告も上がっています。
それは肝臓は、お酒の代謝に限らず、食事からの栄養素の代謝、解毒、貯蔵など常に働き続けているため、肝臓が完全に休むということはないからです。
しかし、なぜ1週間のうち2日休肝日を設けるという言葉が出たかというと、アルコール摂取量をコントロールするためであるとも言われています。
1週間ずっと飲み続けるより、2~3日飲んで1日休むというリズムをつけることで、1週間のアルコールの総量を抑えられるという観点からだそうです。
また、飲む日と飲まない日を自分自身で設定することで、アルコールを飲む量をしっかりコントロールできているという心理的なものもあるのかもしれません。
個人的には、毎日適量飲み続けるより、休肝日を設けて飲むのが好きです。
というのも、休肝日の翌日のワインのおいしさが倍増する気がするからです!

日常の食事に合わせるワイン

低アルコール&ノンアルコールワインおすすめ7選

さて、ここからはついついワインを飲みすぎてしまうという方に、罪悪感なく飲めるとっておきのワインをご紹介します。
週に1~2回の休肝日もおいしく楽しく過ごせるノンアルコールワインと、飲みすぎちゃいそうと思うときにぴったりの低アルコールワインをご用意しました!

低アルコールワイン

ランド・デ・アルスピデ・ティント ボデガス・アルスピデ
アルスピデは、今スペインで最も注目される、自然派生産者!
酸化防止剤無添加、完全無農薬栽培で、複数の公的機関が認定する、畑からワイン造りまでまるごと自然派の長い伝統を持つワイナリーです。
シラー100%で造られるこの赤ワインは、ブラックベリー、赤すぐり、ラズベリーといった赤系果実のアロマがあり、スパイス、ハーブなどのニュアンスが感じられ、フレッシュでいきいきとした味わいで、甘みと酸味のバランスが見事で、この甘酸っぱさがランドの魅力です。
アルコール度数が6%と低いので、乾杯のスパークリングワインの代わりに1杯目に飲みやすいワインです。

ランド・デ・アルスピデ・ティント ボデガス・アルスピデ

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ランド・デ・アルスピデ・ブランコ ボデガス・アルスピデ
ボデガス・アルスピデのアイレンは、すべて樹齢40年以上の樹齢の高い樹。
樹齢の高い樹は付ける実の数が若樹に比べ少ないため、 その分果実は凝縮度が上がり、根は地中深く延びているので、地中のミネラルもしっかり吸い上げて、 深みのある優しい甘みと、上品な酸味、香りをワインに与えます。
そのため、原料は100%ブドウなのに、まるでサングリアやカクテルなどの甘いフルーツがたっぷり入ったお酒のようにすいすい飲めちゃう新感覚ワインです。
アルコール度数も6%なので、お酒が弱い方にもおすすめ。

ランド・デ・アルスピデ・ブランコ ボデガス・アルスピデ

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ノンアルコールワイン

葡萄果汁 甲州 100% 白百合醸造 NV 日本 山梨 ノンアルコールワイン
白百合醸造は、80年以上の伝統のなかで、ワインは「ローカル」であることの大切さをワインづくりの第一条件とし、気候、地質ともにブドウ栽培に適した山梨県勝沼町に自社畑を持ち、 常に一貫性のあるワインを追求しています。
ロリアン(L’ORIENT)は「東洋」を意味するフランス語で、 ヨーロッパに劣らぬ高水準のワインづくりを目指し名付けました。
峡東地区(甲州市・山梨市・笛吹市など)の契約農家72軒から厳選した甲州種を丸ごと絞ったさわやかなストレート果汁で、製造方法はオレンジワインと同様に葡萄果皮・種ごとそのままプレスして無濾過にて醸造。
蓋をしていたまま発酵が進んでしまうくらいピュアな造りで、酸化防止剤他添加物は何も入れておらず、濁りがあり非常に飲み応えのあるノン・アルコールワインです。

葡萄果汁 甲州 100% 白百合醸造 NV 日本 山梨 ノンアルコールワイン

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ヴェリタス・レッド
ノンアルコールワインっていったら、ただのブドウジュースでしょって思われる方もいらっしゃると思いますが、このヴェリタス・レッドはスペインを代表する黒ブドウ品種のテンプラニーリョ100%を使った赤ワインからアルコールだけを抜いたものなんです!
ノン・アルコールワインの中には、アルコールを抜くことで味わいのバランスが崩れるため糖分や酸味を加えて味わいを調整したものもありますが、このヴェリタス・レッドは、ドイツの最先端脱アルコール技術の「低温低圧醸造」でワインの入ったタンク内の気圧を下げて、高温沸騰で風味を落とすことなくアルコールだけを揮発させるので、ワインの風味を見事に残してアルコール度数0%を実現したワインなんです。
ちなみに、フォーシーズンズ丸の内をはじめとする有名ホテルや、レストランでも採用されているノンアルコールワインです。

ヴェリタス・レッド

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ドネリ・グレープ・スパークリング・ローズ
ドネリ社はエミリア・ロマーニャ州で1915年の創業から1世紀近く続く、世界中で愛されるランブルスコの代表的なワイナリーです。
ランブルスコは、多くの産地があるためさまざまなタイプの個性的なものが存在していますが、ドネリ社はこうしたランブルスコのほぼすべてを網羅する豊富なラインナップと高い品質で定評があります。
また、ワイン造りに用いられるトレッビアーノ種やマルヴァジーア種、ランブルスコ種などのブドウを使って、スパークリング・グレープジュースも造っており、このドネリ・グレープ・スパークリング・ローズは、ランブルスコ種、サンジョヴェーゼ種の果汁に、ワイン製造中に発生する炭酸ガスを溶け込ませてつくったスパークリングジュースで、砂糖無添加、濃縮還元ではないストレート果汁を使用しています。

ドネリ・グレープ・スパークリング・ローズ

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ドネリ・グレープ・スパークリング・ビアンコ
このドネリ・グレープ・スパークリング・ビアンコは、トレッビアーノ種、マルヴァジーア種の果汁に、ワイン製造中に発生する炭酸ガスを溶け込ませてつくったスパークリングジュースで、砂糖無添加、濃縮還元ではないストレート果汁を使用しています。

ドネリ・グレープ・スパークリング・ビアンコ

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カプリース NVノンアルコールスパークリングワイン
南アフリカの代表的なワイン産地であるケープタウンで、4代にわたって100年の歴史をもつ名門ワイナリーのカプリースが造るノンアルコールスパークリングワイン。
シャルドネ100%のワインから、最先端の脱アルコール技術でアルコールを0.0%まで除きました。
保存料不使用、添加物による人為的な味付けをおこなわないこだわりの製法で、通常のワインに比べてカロリーは3分の1以下。
ノンファット、ノンコレステロールで極めて健康的なスパークリングワインです。
健康的なだけでなく、泡立ち、透明感、ブーケ(香り)、泡室、風味、コク、 そして糖度と酸味のバランスは高級シャンパンそのもの!
2004年の発売以来、リッツ・カールトンを始めとする超高級ホテルの直営レストランで定番採用されています。

カプリース NVノンアルコールスパークリングワイン

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