ワインの甘口と辛口はどう違う?買う前の見分け方は? ソムリエおすすめの甘口ワイン辛口ワイン14選

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ワインの甘口と辛口はどう違う?買う前の見分け方は? ソムリエおすすめの甘口ワイン辛口ワイン14選

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甘口ワインと辛口ワインはどのようにして造られるのか

ワインには、甘口、辛口という表現がありますが、まだワインを飲みなれていない方からすると、甘いワインは想像できるけど、辛いワインってどんな味?
と疑問に感じる方もいらっしゃいますよね。
そこで、本日はワインの甘口と辛口についてお話します。

ワインにおける辛口とは

ワインにおける辛口とは、どんな辛さなのか?
もちろん唐辛子などのスパイスのようにピリピリする辛味のことではありません。
辛口とは、ワインの中に含まれる残糖度(果汁に含まれる糖分)が極めて少ない状態のことを言います。
簡単に言ってしまえば、甘味をほとんど感じないワインが辛口ワインです。
ちなみにEUの基準では、残糖度が1L当たり4g以下を辛口と規定しています。

同じブドウからでも甘口と辛口が出来る

そもそも、なぜワインに甘口や辛口という異なった味わいができるのか、それは、ワインができる過程そのものに答えがあります。
ワインは、ブドウを絞ってできた果汁に酵母を加えることでえ、その酵母が果汁に含まれる糖分をアルコールと二酸化炭素に変化させることで、アルコール発酵し、ワインになります。
そのため、原料のブドウの糖度をどこまで残すかで、アルコール度数と甘辛度が変わってくるのです。
糖分を残さずにすべてアルコールにしてしまえば、アルコール度数が高い辛口ワインとなり、発酵を途中でとめて糖分を残せば、アルコール度数が低い甘口のワインになります。
そのため、一般的に甘口ワインはアルコール度数が低いものが多いですが、中には、ポートワインやスペインのシェリー酒、イタリアのマルサラワインなどの酒精強化ワイン(フォーティーファイドワイン)は、アルコール発酵中にアルコール度数の高いお酒を入れて強制的にアルコール発酵をとめ、糖度を残した状態の甘口にしているいため、中でもポートワインは、甘口ながらアルコール度数が19度から22度までと、酒精強化ワインの中でもアルコール度数が高めのワインになります。
また、フランス・ソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、ハンガリーのトカイで有名な貴腐ワインは、「貴腐ブドウ」というボトリティス・シネレア菌(貴腐菌)をブドウの果皮に付着させることで、果皮の組織が破壊され、ブドウ中の水分を蒸発させて糖分が凝縮された貴腐ブドウへと変えて造られるため、ブドウそのものの糖度が高く、それをアルコール発酵させるため、甘口でもアルコール度数は通常のワインと変わらず14度ある甘口ワインになるものもあります。
この貴腐ワインと似たような甘口ワインに、アイスワインやストローワインなどがあります。

甘口ワインと辛口ワインの見分け方

甘口から辛口といったワインの味わいはどのように見分けるのかというと、ワインによっては、ボトルの裏のラベルに「甘口」「やや甘口」「やや辛口」「辛口」といったように「甘辛度(あまからど)」の表記しているのものあります。
また、スパークリングワインは、炭酸があると甘さを感じにくいため、澱引きによって目減りした分、ワインに糖分(門出のリキュール)を加えるドサージュという作業が工程にあります。
このドサージュによって甘さの調整をおこなうことで、ワインの味わいにコクとまろやかさ、ボリューム感をだします。
ちなみに、フランスのスパークリングワインの甘辛度は7種類あり、1Lあたりの糖分含有量(グラム)によって明確に分けられ、それぞれ名称があります。
・Brut Nature(ブリュット・ナチュール)残糖度3g/L未満
・Extra Brut (エクストラ・ブリュット)残糖度0~6g/L
・Brut (ブリュット)残糖度6~12g/L
・Extra sec (エクストラ・セック)残糖度12~17g/L
・Sec (セック)残糖度17~32g/l
・Demi sec (ドゥミ・セック)残糖度32~50g/l
・Doux (ドゥ)残糖度50g/l~

ドサージュの量に関しては生産者によって異なり、決まった数値はありませんが、ブリュット・ナチュールが一番辛口で、下にいくごとに甘くなり一番甘口がドゥです。
流通しているスパークリングワインの多くは、ほどよいコクとキレのある辛口のエクストラ・ブリュットで造られています。

豆知識:甘口と辛口は白ワインのみの表現

甘口ワイン、辛口ワインについてお話してきましたが、実のところ、ワインを甘口、辛口と表現するのは一般的に赤ワインよりも白ワインに使われることが多いです。
というのも、白ワインは、フレッシュでフルーティーな味わいをだすために、赤ワインよりも低温の15℃以下で発酵させることが多く、途中で発酵がとまりやすいため、甘口ワインを造りやすい特徴があります。
一方、赤ワインは、温度を高めて発酵することで、マセラシオンの抽出効率も高まり、複雑味のある味わいをだすことができるため、
多くの赤ワインは、糖分がなくなるまで発酵を進めて辛口のワインになります。
そのため、白ワインの味わいには甘口、辛口という甘辛度の表現が用いられ、赤ワインは、フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディという表現で味わいが表記されます。

ワインの甘口辛口とは

おすすめの甘口ワイン辛口ワイン14選

甘口白ワイン

シャトー・ド・レイヌ・ヴィニョー
1635年に創設され、長らくヴィニョー家一族によって管理されていましたが、1834年以降、数度所有者が変わり、2016年以降現オーナーになりました。
現オーナーによって更なる品質の向上や、ワインツーリズムの試み、ヴィーガン認証の取得など大きな改革が進められていきました。
1855年の格付けでソーテルヌ1級に認められるなど、ワインの評価は非常に高く、所有する84ヘクタールの畑はソーテルヌを見渡せるボム村の丘にあり、特別1級のシャトーディケムに次ぐ評価を受けています。
守り続けられる伝統と良好なテロワールが創り出す、蜂蜜のような香味をもつ貴腐ワインです。

シャトー・ド・レイヌ・ヴィニョー

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シャトー・ギロー
シャトー・ギローは、自然に対する尊敬の念とそこに人の情熱を傾けることを哲学として、格付1級シャトーで初の有機認証を獲得しました!
そのシャトー・ギローで造られる100%オーガニックの貴腐ワイン。
ソーテルヌで最もソーヴィニヨン・ブランの比率が高く、セミヨン65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%のフルボディタイプの貴腐ワイン。
ピンクグレープフルーツ、レモンの砂糖漬け、アプリコットなどの風味で、シャトー・ギローの輝くテロワールを感じる味わいになっています。

シャトー・ギロー

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ソーヴィニョン・ブラン・カビネット オリバー・ゼター
オリバー・ゼターは、ドイツのファルツ地方にある、ファーストヴィンテージが2007年という、まだ若いワイナリーですが、既に英国をはじめ一部のワイン市場では高い評価を受けています。
「Kabinett カビネット」はドイツのワインを代表するスタイルの一つで、穏やかなアルコール、華やかな果実味、甘み、酸味が一体となったワインのことです。
モーゼル産が非常に名高く、こちらはリースリング100%で造られる場合がほとんどですが、オリバー・ゼターではこのカビネットを「ソーヴィニョン・ブラン」で作ります。
収穫は全て手摘みで行い、選果後ゆるやかにプレスされ、樽の中で野生酵母によってアルコール発酵を行います。
ワインはシュール・リーの状態で静置し、ワインにフィネスとエレガンスを与えます。
ソーヴィニヨン・ブラン特有のグレープフルーツのような柑橘のアロマに、ハーブの清涼感もあり、フレッシュなアロマと果実味にシャープな酸を持つすっきりとした味わいのワインです。

ソーヴィニョン・ブラン・カビネット オリバー・ゼタ

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箱なし オックス サファイア
アルマン・ド・ブリニャック、エンジェル、ソウメイに続く、次世代のラグジュアリーシャンパーニュの筆頭として、今欧米で最も注目を集めているのが、このHOXXOHです。
『HOXXOH』は、純金やルビーを使用したボトルデザインや、独自の技術で音楽に合わせて7色に光るギミック、 そして何よりもその品質の高さから、流行の最先端を行くアメリカ・マイアミの有名ナイトクラブや、ヨーロッパ随一のナイトスポットとして名高いスペインのイビサ島、世界中のセレブたちが集うフランスのコートダジュール、フレンチ・リヴィエラなどで注目を集めるシャンパーニュブランドです。
ラミロ―家は、1907年から3世代に渡ってブドウ栽培を続ける家系で、当代のラファエルからシャンパーニュ元詰めも始めました。
ラミロ―家はヴァレ・ド・ラ・マルヌのヴァントゥイユを本拠とし、コート・デ・ブランのOger (オジェ)とChouilly(シュイィ)にも畑を所有します。
こちらは0.45カラットのサファイアが輝くブラン・ド・ブランの半甘口シャンパーニュ
熟したトロピカルフルーツやネクタリンやプラム、甘いスパイス、赤い果実やハーブをイメージさせる繊細で独創的なノートが感じられ、口に含むとボリュームのある果実感と、リッチな味わいが甘くフルーティーなフレーバーの爆発とともに広がり、その後、繊細な酸が姿を現し、グレープフルーツ、ジンジャー、スパイスのニュアンスとともに爽やかなフィニッシュを迎えます。
ボトルデザインがイメージさせるように、極限まで冷やして楽しむことでまた異なるキャラクターを堪能できます。

箱なし オックス サファイア

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シャトー・ド・ラ・ヴェルドージ カーヴ・コーアプリティブ・モンバジャック
カーヴ・コーアプリティブ・モンバジャックは、1940年にフランス南西部のベルジュラック地方のモンバジャックに設立されました。
モンバジャックは5つの村で成り立つAOCで、ソーテルヌより貴腐ワインにおいて古い歴史を持った産地です。
現在は44にものぼる優良なブドウ栽培農家と契約し、高品質なワインを造り出しています。
所有する畑は、粘土石灰質の土壌で、栽培されるブドウは手摘みで収穫を行い、伝統的な手法で醸造し、タンク内で熟成させ造られます。
セミヨン80%、ミュスカデル20%のブレンドで造られるこの貴腐ワインは、糖度は100g/Lあり、輝きのある麦わら色がかったイエローカラーの外観に、ジャムやドライフルーツなどの果実香やハチミツのアロマが感じられ、豊かな果実香と、酸味と甘さのバランスの良い味わいで、チーズやクリームソースを使った鶏肉料理や、リンゴや杏を使ったタルトなどのデザートともよく合います。

シャトー・ド・ラ・ヴェルドージ カーヴ・コーアプリティブ・モンバジャック

シャトー・ド・ラ・ヴェルドージ カーヴ・コーアプリティブ・モンバジャック

ヴィショラ・ヴィーノ・エ・ヴィショレ テヌータ・マッテイ
ヴィショラとは、マルケ州特産の酸味の強いサクランボで、生食用ではなく、デザートワイン造りに昔から使われており、このヴィショラと赤ワインで造る伝統的なデザートワインをヴィショレと呼びます。
徐梗したブドウをステンレスタンクで発酵させ、赤ワインを造った後、このワインに糖分と野生のヴィショラを加え、さらに発酵させます。その後フィルターを通して樽に移し、熟成させます。(状態によっては樽熟成ではなく鉄製のタンクで熟成することもあります)。
代々ブドウ栽培を続けてきたマッテイ家。現在は、二代目にあたるダニーロ(Danilo) とステファニア(Stefania)夫妻によって、地元マルケ州の土着品種のワインを中心に、数多くのワインを造り続けています。
ワインサクランボの酸味が程よく活きており、甘口ワインといっても爽やかな味わいで、華やかな果実味と凝縮味のあるバランスの良いデザートワインです。

ヴィショラ・ヴィーノ・エ・ヴィショレ テヌータ・マッテイ

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辛口白ワイン

クロワ・サン・タデール ソーヴィニョン・ブラン アルマ・セルシウス
アルマ・セルシウスは南仏でワイン生産の町として有名なベジエの近郊、ヴィルヌーヴ・レ・ベジエ、セール、ポルティラーニュという3つの村で1200ヘクタールの畑を所有しており、数年前から一貫してブドウ品種ごとの特徴を生かしたワイン造りに取り組んでいます。
ブドウ畑には全部で24の品種が植えられており、モザイク模様のようにその土壌に合わせて様々なブドウを栽培しています。
テロワールを反映したこだわりの自然派栽培によって、毎年安定した高品質なワインを造り続けており、コンクールでは毎年金メダルを取得する実力派ワイナリー。
そんなアルマ・セルシウスが手掛けるソーヴィニョン・ブランは、ハーブやパッションフルーツの華やかな香りと味わいで、きりりとした酸味を口に感じますが、果実自体の甘み、アクセントの苦みと華やかな香りが混じり合う、飲み飽きないすっきり白ワインです。
フレッシュで活き活きとした味わいは、食前酒として、または野菜の前菜と合わせるのがお薦めです。

クロワ・サン・タデール ヴィオニエ

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ル・ヴィオニエ・ド・ラ・シャペル ドメーヌ・サン・ドミニク
ボルドー左岸のクリュ・ブルジョワのシャトーの中でも常に上位に位置するといわれるシャトー・シサックの当主であるダニエル・ヴィアラールと、エリック・オスタンが、2000年に南フランス、アニアンヌ村に設立した、ドメーヌ・サン・ドミニク。
アニアンヌ村は、カリフォルニアワインの父ロバート・モンダヴィが惚れこんで、一時ワイナリーを設立しようと考えたこともある最良のテロワール。
古い地層で、多彩な土壌によって形成されており、年間300日にも及ぶ高い晴天率で、強い風によって病害虫が少なく、素晴らしいワインを生み出すのに最適なテロワールでは、デイリーワインから高級ワインまで、ブドウ個々の味わいを存分に表現した、素晴らしいワインが生み出されています。
エロー県の谷あいにある斜面に6000本/ヘクタールという密植度の高さで植えたブドウから造られるこのワインは、ハニーサックルやスパイスを思わせるアロマに、フローラルな優しい白い花の香り。
口に含むとクリーミーな質感を感じ、ほんのりバターを思わせる香り。緑色のトロピカルフルーツのような余韻が国の中に残ります。

ル・ヴィオニエ・ド・ラ・シャペル ドメーヌ・サン・ドミニク

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ネロ・オロ・グリッロ ワイン・ピープル
イタリア人で唯一、パーカーポイント100点を2回獲得した醸造家ステファノ・キオッチョリ氏の手掛ける新作、「NeroOro ネロ・オロ」。
イタリア語で「ネロ」は黒、「オロ」は黄金を意味しており、このワインは、地場品種の白ブドウ「グリッロ」種を使い、アパッシメントを応用した製法で、洗練された素晴らしい、黄金色の濃密な白ワインに仕上げています。
色調は少しグレーがかった落ち着いた黄金色で、南国のグリッロらしい黄桃やアプリコット、黄リンゴ、オレンジ、マンゴー、白い花、キンモクセイなどのフレッシュで芳醇な香りに島国らしいミネラルがふわっと混じります。
味わいも香りと同じく南国フルーツの果実味が印象的で、まろやかな酸味にミネラルが混じり、グレープフルーツを思わせる爽やかさがありながらも、アパッシメントからくる、花の蜜、ドライフルーツのニュアンスも感じます。
全体的に華やかさとまろやかさを持ち、複雑な余韻が長く続くワインです。

ネロ・オロ・グリッロ ワイン・ピープル

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シー・ドリフト・シャルドネ オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラー
オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラーズは2004年にジェフ・オニール氏によって設立され、2023年現在、カリフォルニア上位10社に入る規模をもちながら、「サステナブルなワイン造り」「多様性を重視した会社運営」という点で、カリフォルニアのワイン業界をリードする存在です。
シー・ドリフト・シャルドネは、セントラル・コーストの中でも注目を集めるモントレー産のシャルドネを使用。
ステンレスタンクで発酵を行った後アメリカンオークとフレンチオークの樽に移し熟成し、バランスが整ったら瓶詰し、落ち着くまで休ませた後出荷されます。
トロピカルフルーツ、桃やネクタリンなど大きな甘い果実の香りと、柑橘の風味が感じられ、しなやかな酸味と果実味のあるこの活き活きとしたシャルドネは、カニや、ロブスターや白身の魚といった魚介類の料理にピッタリです。

シー・ドリフト・シャルドネ オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラーズ

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トルケス・ド・ヴェント・アルバリーニョ ボデガス・マルティン・コダックス
ボデガス・マルティン・コダックスは、1986年設立されたワイナリーで、地元のブドウ栽培家グループの「自分たちの町で飲むワインを、自分たち自身が造る」という地元の人々のためのワイナリーというコンセプトがはじまりで、今では世界40か国へ輸出され、ガリシアワインのシンボルと言われるほどに成長を遂げました。
リアス・バイシャスのアルバリーニョから造られる白ワインは、海の潮風や土壌によってミネラルをブドウが吸収するため「海のワイン」と呼ばれるほど、豊富なミネラルがあり、ほんのりと潮風のような塩気を感じます。
ボデガス・マルティン・コダックスのアルバリーニョ100%のワインは、青リンゴ、白桃、メロンなどのジューシーな果実のアロマに、キンモクセイのような華やかなフローラルなアロマがあり、味わいは香りと同じく甘く華やかで、フレッシュな酸味が輪郭を引き締めます。
アルバリーニョらしく、ミネラリーな余韻が長く続き、華やかな甘さの印象が強い1本です。

トルケス・ド・ヴェント・アルバリーニョ ボデガス・マルティン・コダックス

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リュヌ・ブランシュ クロ・デ・リュヌ
クロ・デ・リュヌは、ドメーヌ・ド・シュヴァリエというボルドーでもトップクラスの評価を得る名手が、その精神・作り方のノウハウをもとに、ソーテルヌの地に確保した畑のブドウを使って作るボルドー・ブランです。
ドメーヌ・ド・シュヴァリエのワインが今では人気のためかなり高額になっていますが、このクロ・デ・リュヌの特筆すべきは、そのコストパフォーマンスの高さ。
高品質でありながら価格を抑えてリリースされており、上質なボルドー白ワインの美味しさをより気軽に味わうことができます。
クロ・デ・リュヌのブドウ畑は、ソーテルヌにあり、シャトー・ディケム、ギローなど、ソーテルヌ最高峰のシャトーに囲まれた、平均樹齢35年の畑を筆頭に、ソーテルヌ、バルザック、ボムといった多様な土壌にモザイク状に散らばっており、力強さ、ミネラル、活き活きとした酸味とそれぞれの畑から生まれる優れた要素を、最終的にワインのアッサンブラージュで1本のワインへ統合して完成させています。
セミヨン70%、ソーヴィニョン・ブラン30%から造られるこのボルドー・ブランは、アプリコットやレモン、ハチミツといったフレッシュなアロマと果実味に、シャープな酸を持つキレのある味わいの白ワインです。

リュヌ・ブランシュ クロ・デ・リュヌ

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ソーヴィニョン・ブラン・ポンテ・デル・ディアボロ リバティーワインズ
イタリア白ワインの聖地と呼ばれるフリウリヴェネツィアジューリア州。
山から流れ出た川に削られて薄い表土と多くの石ころだらけの土地は“クラップ(Clap)と呼ばれ、この土地のワインにミネラル感とアロマという特徴を与えています。
古くはローマ時代からワイン造りが盛んだったラウシェドの町で、1951年、ブドウ栽培家たちは協同組合を作りました。
今では辛口ですっきりと香り高いワインを造る名醸地として人気となり、ラウシェドの名産としてのフリウリワインの高い品質を守り受け継ぐ、という目標を共有しています。
モンテフォルテ・ダルポーネの協同組合が造るソーヴィニョン・ブラン100%のこのワインは、グレープフルーツ、キウィフルーツ、フレッシュハーブを思わせる爽やかな香りが
グラスから溢れるように香り、生き生きとした果実味、酸味、苦みといった要素が非常にバランスよく感じられる辛口の白ワインです。
ミネラルたっぷりの土壌から生まれた華やかな香りが魅力的な1本です。

ソーヴィニョン・ブラン・ポンテ・デル・ディアボロ リバティーワインズ

ソーヴィニョン・ブラン・ポンテ・デル・ディアボロ リバティーワインズ

プイィ・フュメ ドメーヌ・ランボー
ドメーヌ・ランボー・ピノーは、シュリー・オン・ヴォーという、サンセールから5kmほど離れた町にあり、ここサンセール~プイィ・シュール・ロワールを本拠地として3世代続く家族経営の小さな生産者です。
現在ではさまざな区画に小さな畑を40もっており、各畑で獲れたブドウはブレンドされることなく、個別に醸造されます。
そんなドメーヌ・ランボー・ピノーが手掛けるプイィ・フュメは、色味はサンセールに比べやや薄く、輝きのある、硬質な感じの黄色がかった色。
香りはソーヴィニョンブランでもハーブの香りが強く、その中に青リンゴを思わせる優しい香りも感じられます。
引き締まった味わいで、ミネラル感を強く感じ、余韻に爽やかな甘みと酸味を残します。

プイィ・フュメ ドメーヌ・ランボー

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