アルザスワインの魅力とは?特徴とおすすめワイン10選

アルザスワインの魅力とは?特徴とおすすめワイン10選

アルザスワインの魅力とは?特徴とおすすめワイン10選

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アルザスワインの魅力とは?特徴やおすすめの5本もご紹介します

お正月も終わって今週から通常モードになりましたね。
仕事帰り寒い中道を歩いていると、温かい料理のことばかり考えてしまいます。
とくにワインに合う温かい料理と言えば、トローリとろけるチーズがおいしいチーズフォンデュ。
熱々のチーズフォンデュと一緒に白ワインを飲むのが冬の楽しみの1つです。
わが家ではそんなチーズフォンデュに欠かせないのがアルザスワイン!
リンゴや柑橘、白い花の華やかなアロマとシャープな酸味が特徴の辛口白ワインで、とろっと溶けた濃厚なチーズに、キリっと冷やしたシャープな酸のアルザスワインが絶妙な組み合わせ。
そこで、本日はアルザスワインの魅力と特徴、そしておすすめのアルザスワイン10本をご紹介します。

アルザスワインとは

アルザスワインの90%以上はリースリングをはじめとする白ブドウ品種から造られる辛口の白ワインで、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカ、ピノ・ブランなどを使用した単一品種のワインが多く造られています。
アルザスワイン街道と呼ばれる約170kmの道沿いに103の村があり、ワイナリーの多くがアルザス地方伝統のフードルと呼ばれる大樽を使用して発酵をおこないます。
また、ボトルも特徴的でドイツワインでもよく見かける細長いフルート型で瓶詰されます。
辛口の白ワイン以外には、スパークリングワインのクレマン・ダルザスや、甘口ワインのヴァンダンジュ・タルディヴ、セレクシオン・ド・グラン・ノーブル、それに少量の赤ワインが造られています。

フランス アルザス地方

フランス最東部に位置するアルザス地方は、ライン川を隔ててドイツの国境と接しており、フランスワインの産地の中でも個性的な雰囲気をもっています。
アルザスワインの中心地は、ヴォージュ山脈とライン川に挟まれたアルザスワイン街道と呼ばれる約170kmの道沿いで、ブドウ畑はライン川沿いの丘陵地とヴォージュ山脈の東斜面に広がっています。
半大陸性気候のため温暖で降水量が少なく、斜面に畑が広がっているため日照量も豊富で朝晩の寒暖差があることからしっかりとした凝縮感のある味わいのブドウが育ちます。
ドイツとスイスとの国境に近いということもあり、ドイツの影響を強く受けており、アルザスワイン産業の中心地であるコルマールは、ドイツ風の木組の家が建ち並ぶ中世の面影をそのまま残した風景が広がっています。

ワインにもドイツの影響

前述のとおりドイツの文化に強く影響を受けており、それは食文化やワイン造りにも大きく反映されています。
先ほども少し触れましたがワインのボトルはドイツワインでよく用いられるフルート型のものが一般的で、ブドウ品種もリースリングをはじめゲヴェルツトラミネールやシルヴァネールといったドイツ系品種が多く栽培されています。
しかしそういったドイツの影響を受けながらも、フランスワインのベースも残した独自のスタイルを築いて創り上げられたのがアルザスワインの魅力です。

アルザスワインは特殊?6つの種類をご紹介

アルザスはAOC(Appellationd’OrigineContrôlée=原産地統制呼称制度)によって使用できるブドウ品種と醸造方法の規定があり、とくに主要なAOCとして、アルザスAOC、クレマン・ダルザスAOC、アルザス・グランクリュAOCがあります。
ここでは、アルザスワインの種類を6つご紹介します。

アルザス・グランクリュ

アルザス・グランクリュは、合計51のグランクリュプロットがあり、生産量としてはアルザス地方全体の4%ほどですが非常に高品質なワインが造られています。
リースリング、ピノ・グリ、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネールの4つのブドウ品種を単一で使用するか、ブレンドすることが許可されています。
また、ブドウはすべて手摘みが義務付けられており、収量やアルコール度数など厳しい規定に基づいて造られています。

クレマン・ダルザス

クレマン(Cremant)とは、フランスのシャンパーニュ地方以外で造られる、シャンパンと同じ瓶内二次発酵によって造られるスパークリングワインのことで、クレマン・ダルザスは、リースリング、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、オーセロワ、シャルドネ、ピノ・ノワールのブドウ品種の使用が認められており、8つの産地の中で最大の輸出量をほこり、フランス国内でも一番人気のクレマンです。
ドイツ、スイスの国境に面したアルザス地方は、標高が高く、ドイツワインの影響を強く受けており、使用されるブドウ品種もリースリングなどのドイツ系の品種が多く使われ、とてもさわやかな香りのすっきりとした繊細な味わいが特徴です。
また、アルザス地方はオーガニック栽培にも力を入れており、スパークリングワインではめずらしいオーガニックのブドウを使用したクレマン・ダルザスも多く造られています。

ヴァンダンジュ・タルディヴ

遅摘みされたブドウを使用して造られるワインで、アルザス・グランクリュとAOCアルザスで栽培された、リースリング、ピノ・グリ、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネールの4品種が使用されます。
味わいは甘口から辛口までありますが、通常よりも2週間程度遅れて収穫されるため、ブドウは凝縮した味わいになり、どのワインもコクのある濃厚な味わいになります。

セレクシオン・ド・グラン・ノーブル

アルザス・グランクリュとAOCアルザスで栽培された4品種の貴腐ブドウを使用した貴腐ワインです。
ヴァンダンジュ・タルディヴよりもさらに高い糖度のブドウだけを手摘みで収穫し、厳しく選別されます。
ハチミツやフルーツコンポートといった凝縮感のある芳醇なアロマと風味がある貴腐ワインで、ブドウの出来が良い年にしか造られないため、大変希少な貴腐ワインです。

エデルツヴィッカー

エデル=高貴な、ツヴィッカー=ブレンドという意味で、複数のブドウをブレンドして造られるAOCワインで、もともとは、ツヴィッカーのみでしたが、リーズナブルなブレンドワインと区別するため、エデルを付け加えられたといわれています。
単一ワインが多いアルザスではめずらしいブレンドワインですが、カジュアルに楽しめるワインを提供したいという思いから、リースリング100%で造られていてもエデルツヴィッカーの名称をつける生産者もいます。

ジャンティ

ジャンティもエデルツヴィッカー同様ブレンドワインですが、リースリング、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカを50%以上含んで造るなど醸造における規定やボトルの試飲検査をクリアしなければ販売できないなど、厳しい条件が設けられた高品質なブレンドワインです。

品種で変わるアルザスワインの味わい

アルザスワインは、リンゴ、ピーチ、洋ナシといったフルーツのアロマに花のようなフローラル香を楽しめるすっきりとした辛口ワインが主流です。
それは、品種由来のブドウのアロマや風味をいかしたワインが多いということでもあります。
そこで、アルザスの主要品種を4つご紹介します。

リースリング

アルザスではもっとも多く栽培されているブドウ品種で、全体の20%以上を占めています。
リースリングは栽培される環境が限られる難しい品種ですが、高級白ワインを生み出す高貴白品種としても知られており、青りんごや洋ナシ、トロピカルフルーツなどのアロマを持つフルーティーなものから、鉱物のようなアロマをもつミネラルを強く感じるものまでさまざまなワインが造られています。

ミュスカ

ミュスカは、ムロン・ド・ブルゴーニュというシノニムがあり、ブルゴーニュのメロンの香りのするブドウという意味でつけられました。
その名のとおり、ほんのりとメロン、ピーチといった甘いフルーツのアロマのみずみずしいフルーティーさのある辛口タイプのものが多く、中には溌剌とした酸味にミネラル感が際立っているものなどもあります。

ゲヴュルツトラミネール

「ゲヴェルツ」とはドイツ語で「スパイス」という意味をもっており、最大の特徴はその気品あふれる香りです。
バラとライチの香りが強く感じられ、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツ、柑橘類、ハチミチやコリアンダーのようなスパイスなど、香りが多彩で、力強いアロマを感じさせる、アロマティックな白ワインの代表格品種です。
アルザスでは辛口ワインが主流ですが、貴腐ワインや遅摘みのブドウでつくられた極甘口ワインも造られています。

ピノ・グリ

ピノ・グリは、赤ワイン用のブドウ品種であるピノ・ノワールの突然変異クローンで、ピノ・グリのグリとはフランス語で「灰色」を意味し、その名の通り、果皮はグレーがかったピンク色をしています。
ピノ・グリから造られるワインは、グレープフルーツ、洋ナシ、りんご、桃、マンゴーやパイナップルなどのトロピカルフルーツにも例えられ、コクのあるオイリーな口当たりと、骨格がしっかりとした濃厚な味わいです。
多くは辛口ワインとして造られ、甘口やスパークリングワイン、貴腐ワインなども造られています。

アルザスワインに合う!おすすめ料理

冒頭でもお話したとおり、私はチーズフォンデュを食べるときには必ずと言っていいほど用意するのがアルザスのリースリング。
そこで、本日はアルザスの白ワインとスパークリングワインに合う料理を3つご紹介します。

おすすめ料理・おつまみ①

リースリングの白ワイン×チーズフォンデュ
チーズフォンデュは、チーズを白ワインなどで煮込んだ家庭料理で、スイスを中心に、フランス、イタリアにまたがるアルプス山岳部やその周辺の代表的な郷土料理です。
白ワインでチーズを煮込むこともあり、比較的どんな白ワインでも合わせやすいですが、とくにおすすめなのが、アルザスのリースリングで造られるリンゴや柑橘、白い花の華やかなアロマとシャープな酸味が特徴の辛口の白ワイン。
チーズフォンデュと合わせると、柑橘や白い花の華やかなアロマがより強く感じられ、チーズのナッツっぽい風味も引き出してくれます。

おすすめ料理・おつまみ②

ゲヴュルツトラミネールの白ワイン×ガパオライス
ゲヴュルツトラミネールはバラやライチといった芳醇なアロマのあるアロマティック品種ですが、同時にゲヴュルツはドイツ語で「スパイス」という意味があり、甘味の中にほんのりとしたスパイシーさも合わせ持つため、スパイスやハーブを効かせたアジアン料理との相性が抜群です。
とくに、バジルと唐辛子が入った甘辛ダレで鶏ひき肉を炒めるガパオとの相性がよく、互いのスパイシーな部分を引き立て、ゲヴュルツトラミネールの持つ複雑味もより感じられるペアリングです。

おすすめ料理・おつまみ③

クレマン・ダルザス×魚介の天ぷら
ライムやグレープフルーツといった柑橘のフレッシュでほろ苦いアロマにハーブの清涼感のあるアロマがあり、きめ細やかで溌剌とした泡に、シャープな酸とほどよいコクと深みのあるクレマン・ダルザスは、食前酒として単体で楽しむのはもちろんいいですが、辛口でバランスのよい味わいは、魚料理との相性が抜群。
中でも、日本料理の代表とも言える天ぷらと合わせると、天ぷらのコクとクレマン・ダルザスのシャープな酸とほどよいコクが見事にマッチします。
天ぷらの中でもとくにキスなどの白身魚を塩レモンでいただくのがおすすめです。

いかがでしたでしょうか。
アルザスワインの魅力についてお話してきましたが、気になるワインは見つかりましたか?
すっきりとした酸とほどよいコクを感じる辛口の白ワインが主流のアルザスワインは、合わせる料理の幅が広く、とくに日本料理とも相性がよいワインが多いので、普段の食事に合わせて飲むというのもおすすめです。
ぜひ、この機会にアルザスワインお試しください。

アルザスワインの魅力とは?

おすすめのアルザスワイン10本

ジーグラー・リースリング カーヴ・ド・ベブレンハイム
カーヴ・ド・ベブレンハイムは、ドイツと国境を接するアルザス地方にある小さな町に1952年に設立された協同組合です。
設立からわずか2年後の1954年最初の金賞を受賞すると、より本格的な活動を行うようになり、現在ビオロジック栽培に向け畑を徐々に転換し、国際規格であるISO9001を取得、より環境に配慮したワイン造りを目指し、実践を重ねています。
また、醸造技術のレベルも高く評価されており、醸造家のパトリック・ル・バスタール氏は、スパークリングワイン造りの名人として知られており、2017年には彼のクレマンが2度金賞を獲得しています。
ジーグラーシリーズのリースリングは、ベブレンハイム及び隣接する複数の村の栽培家たちの上質なブドウで造られ、瓶詰後ボトル熟成を最低6か月行います。
試飲して、飲む時期が早すぎると判断した場合は、最長24か月までボトル熟成を行います。
レモン、ハーブ、ライムのゼスト、ゴールデンデリシャスのリンゴを思わせる親しみやすく、典型的なリースリングのアロマが感じられ、口に含むと果実味・酸味のバランスがよくとれており、デリケートな味わいの中にミネラルを含むシトラスの果実味を感じます。
フレッシュ、ドライでフルーティなバランスの良い1本です。

ジーグラー・リースリング カーヴ・ド・ベブレンハイム

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カーヴ・ド・リボヴィレ

フランスのワイン関係者で知らぬ者はいないというほどの凄腕コンサルタントで、シャトー・シュヴァル・ブランや、シャトー・ディケムを手掛けた「白ワインの法皇」の異名を持つ、カリスマ醸造コンサルタントのドニ・デュブルデュー氏がアルザスで唯一コンサルタントに入ったのが、カーヴ・ド・リボヴィレです。
カーヴ・ド・リボヴィレは、アルザスでも屈指のブドウ産地「リボヴィレ」の町の栽培家たちによって、1895年に設立されました。
アルザスの個性的なテロワールを引き出すため、すべてのブドウ畑ではリュット・レゾネ(極力自然に近い栽培) が実施され、うち約10%の畑が完全なオーガニック栽培で運営されています。

ミュスカ・コレクション カーヴ・ド・リボヴィレ
カーヴ・ド・リボヴィレのミュスカで造られるこのワインは、華やかな香りを持つミュスカ種の特徴をよく表わした、クリスプ(しっかりした辛口)な白ワイン。
地元では、スシやアスパラガスとの組み合わせが人気。フィンガーフードでアペリティフを楽しむのもおすすめです。

ミュスカ・コレクション カーヴ・ド・リボヴィレ

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ピノノワール ビオ カーヴ・ド・リボヴィレ
世界中にファンの多い高貴なブドウピノノワール。近年地球温暖化の影響もあり、徐々にアルザスやドイツのものが注目されるようになってきました。
カーヴ・ド・リボヴィレの手掛けるピノノワールは、美しいルビーレッドの色と、チェリーやベリー系の果実のチャーミングな香り、酸味、甘みのバランスが整った端正な味わいを持ちます。

ピノノワール ビオ カーヴ・ド・リボヴィレ

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クレマン・ダルザス・ギールスベルガー・ブリュット カーヴ・ド・リボヴィレ
ピノ・ノワールやシャルドネの親戚で、果実味とボリューム感が出るブドウ品種ピノ・ブランと、酸味と上品な香りを添えエレガントな味わいを表現するブドウであるオーセロワをバランスよくブレンドしたクレマン。
自然派(リュット・レゾネ)で栽培されたブドウを100%手摘み収穫し、瓶内で9カ月熟成したこのクレマンは、グラスに注ぐときめ細かくクリーミーな泡が勢いよく現れます。上品な白い花や蜜の香り、レモンピール、リンゴの繊細な香りで甘み、酸味のバランスが整っていて、とても飲みやすく、余韻も長い1本です。
和食など繊細な味の料理と合わせるのがおすすめ。

クレマン・ダルザス・ギールスベルガー カーヴ・ド・リボヴィレ

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レオン・マンバック

レオン・マンバックは、アルザス中心地のストラスブールから南西約35kmほどにあるDambach-la-ville村に本拠を置き、グラン・クリュである「フランクシュタイン」も所持する自然派アルザスワイナリーです。
フランスのエノログ協会の会長アレックス・シェーファー氏は、このアルザスを代表する特級畑の虜になっている愛好家の一人で「フランクシュタインのリースリングが最も好きだ。なぜなら、この品種はテロワールに完全に適応しており、素晴らしい味わいを表現してくれる。果実味、花を思わせる香り、優雅な趣、軽やかさを感じる。」と激賞し惚れ込むほど。
また、日本を代表する人気のワイン漫画「神の雫」では、このワイナリーの「ピノ・ノワール エルヴェ・アン・ムュイ」が掲載されました。

クレマン・ダルザス・ブリュット・ナチュール レオン・マンバック
シャンパン製法で作られる上質なスパークリングワイン「クレマン」。
その中でも、シャンパーニュ地方の隣にあるアルザスのクレマンは、北の気候の恩恵を受けた、品質の高さで知られています。
レオン・マンバックのものは、年ごとの個性を尊重するミレジメタイプで、かつリキュール添加を行わないノン・ドゼタイプで、テロワールとその年の味わいを忠実に表現します。
瓶内二次発酵の後、澱とともに2年間瓶内熟成させ、ドサージュは行いません。
年の状態に合わせブドウ品種は変わることがあります。
繊細な細かい泡が立ちに、ライムやグレープフルーツを思わせるほろ苦い果実の香りがあり、非常にシャープな辛口で、泡の刺激に続いて酸味、苦み、次第にコクと共に奥深い甘みも感じます。
食前酒として楽しむのはもちろん、辛口でバランスのよい味わいは、前菜や魚介料理のメイン、鶏肉料理などと幅広く合わせることができます。

クレマン・ダルザス・ブリュット・ナチュール レオン・マンバック

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ゲヴュルツトラミネール・グラン・クリュ・フランクシュタイン レオン・マンバック
北から13番目、アルザス・グランクリュの中でも特に高い評価を受ける区画「フランクシュタイン」のゲヴュルツトラミネールは、6億年ともいわれる古代の花崗岩土壌から、ミネラルと果実味の華やかさを持った特別な白ワインを生み出します。
バラを思わせる華やかなブーケ、スパイス、そしてライチやマンゴーを思わせるエキゾチックフルーツの香り。
とても濃密なボディで、甘みと同時に酸味も感じるため、非常にバランスの良い味わい。酸味のおかげもあり、余韻は重くなく軽やかでほんのり甘めの味わいは、よく冷やして食前酒として楽しむのに最適です。

ゲヴュルツトラミネール・グラン・クリュ・フランクシュタイン レオン・マンバック

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リースリング レオン・マンバック
花崗岩質の土壌から生み出されるリースリングは、レモンやグレープフルーツなどのシトラスのアロマと、白い花のブーケのエレガントなアロマがあり、しっかりした辛口の味わいで、あふれるミネラル感と爽快感が口に広がります。

リースリング レオン・マンバック

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リースリング・グラン・クリュ フランクシュタイン レオン・マンバック
フランクシュタインは、フランスのエノログ協会の会長アレックス・シェーファー氏が「真のグラン・クリュ」と激賞し惚れ込む、知る人ぞ知る特別なワインを生むポテンシャルを秘めた特級畑です。
1976年に特級畑に認定されており、6億年以上前の土壌も持つテロワールは、2種類の雲母を含む風化した花崗岩を主体とし、寒冷なアルザスにあって熱を放射し雨を排水しやすいという特徴を持ちます。
特にリースリングとゲヴュルツトラミネールがこの土壌にマッチしており、この区画から生まれるワインには繊細さと優美さ、爆発的なアロマ、フレッシュさ、そしてクリアなミネラルが備わり、若いうちからもその魅力を発揮すると言われています。
ライム、グレープフルーツの柑橘のアロマに、白桃を思わせる豊潤な果実の香りがあり、強いミネラル感、活き活きとした酸が味わいを引き締めます。
余韻にはゼストを思わせる柑橘の華やかなアロマが漂い、複雑な味わいと共にフィネス(繊細さ)を感じさせます。

リースリング・グラン・クリュ フランクシュタイン レオン・マンバック

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ピノ・ノワール レオン・マンバック
アルザスでも優れた品質のピノ・ノワールが生まれており、ここ数年温暖化の影響で年々品質も上がっていますが、ブルゴーニュに比べ価格は求めやすいため、世界的に人気が出てきています。
ピノ・ノワール レオン・マンバックは、典型的なピノ・ノワールの、チェリーを思わせるチャーミングなアロマがあり、果実味、酸味、そして適度なタンニンのバランスに優れたタイプで、とてもエレガントな味わいを楽しめる1本です。
タンニン(渋み)が穏やかな分、トマトを使った料理とも相性が良く、例えばミラノ風のオッソ・ブーコ、スパゲッティ・ボロネーゼなどもおすすめです。

ピノ・ノワール レオン・マンバック

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ピノ・ノワール エルヴェ・アン・ムュイ レオン・マンバック
漫画「神の雫」35巻にも登場した逸品です。
手摘みで収穫後、除梗し破砕します。12日間かけタンクでマセラシオン(醸し)を行い、同じくタンクでアルコー ル発酵とマロラクティック発酵を行います。 古樽のドゥミ・ミュイ(500L樽)で24ヶ月感熟成させます。
やや濃いダークルビーの色調で、完熟した果実の香り、ダークチェリーやプラムなどの黒系果実の香りに、スパイスの香りやトーストのニュアンスも感じられ、 果実味と酸味、渋みに樽熟成の滑らかさも表現された複雑な味わいのある骨格のしっかりしたタイプで、長い余韻を楽しめる1本です。

ピノ・ノワール レオン・マンバック

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