コスパ抜群!イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」を徹底解説 プロセッコおすすめ3選

コスパ抜群!イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」を徹底解説 プロセッコおすすめ3選
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コスパ抜群!イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」を徹底解説 プロセッコおすすめ3選

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気軽に楽しめるスパークリングワインプロセッコ

フランスのシャンパーニュ、スペインのカヴァ、イタリアのプロセッコは、世界三大スパークリングワインと呼ばれ、多くのワインラヴァーを魅了しています。
ただ、プロセッコは前者2つに比べると日本ではまだなじみの薄い名前なのでイタリアワイン好きじゃないと、知らないという方もいらっしゃいますよね。
そこで、本日はイタリアを代表するスパークリングワインのプロセッコについてお話します。
これからの時期にぴったりのおすすめのプロセッコもご紹介します!

プロセッコとは?

イタリア・ヴェネト州でグレラというブドウ品種から造られるスパークリングワインがプロセッコ。
家族や友人との時間を何より大切にするイタリアの人々の魅力的な習慣の1つに「アペリティーボ」という、夕食前に軽食をつまみながらワインやカクテルを楽しむ時間があり、このアペリティーボで一番人気なのがプロセッコなんです!
イタリアでは「乾杯にはプロセッコ」と言われるくらい、日本で言えば「とりあえずビール」のような存在です。

プロセッコとは

プロセッコの特徴

プロセッコは、シャンパンやカヴァとは異なりボトルの中で二次発酵をおこなわず、大きなタンクで短期間発酵させるため、ボトルの中でワインと酵母との接触がおさえられ、ワインに酵母由来のパンのような香りがつかず、ブドウ本来の持ち味が活かされ、フルーティーなアロマが特徴のスパークリングワインになります。

プロセッコの産地

プロセッコの産地はイタリア・ヴェネト州、トレヴィーゾ県の周囲に広がり、なかでもコネリアーノ地区からヴァルドッビアデーネ地区は古くから生産をしており、もっとも生産量が多い地域です。
この地域は標高100-500mの真南向き斜面にブドウ畑が広がっているため、日当たりが良いことと、冷涼な風がアルプス山脈やアドリア海から吹くためブドウが適度な熟度と酸味を保った状態で収穫することができます。
そして、うつくしい景観から2019年には、この両地区のプロセッコの丘陵がユネスコの世界遺産に登録されました。

プロセッコの産地

プロセッコのブドウ品種

プロセッコは、グレラというブドウ品種を85%以上使用する必要があり、このグレラは、イタリア・ヴェネト地方で造られるブドウで、実は2009年まではワイン名と同様「プロセッコ」という品種名を名乗っていましたが、このワイン名を守るために「グレラ」という名前に変更されました。
このグレラの他に、最大15%までグレラ・ルンガ、ヴェルディゾ、ペレラ、ビアンチェッタ、シャルドネ、ピノ・ノワールをブレンドすることが認められています。
主要品種であるグレラはとてもフルーティーな味わいが特徴で、青リンゴや白桃などのアロマとフレーバーがあります。
グレラ・ルンガはグレラという名前が入っていますが別の品種で、スパイシーなアロマを持っています。

プロセッコの格付け

プロセッコには3種類あり、DOC(統制原産地呼称)のプロセッコDOCと、DOCG(統制保証原産地呼称)のコネリアーノ・ヴァルドッビアデーネ・プロセッコ・スペリオーレと、コッリ・アゾラーニ・プロセッコがあり、コネリアーノ・ヴァルドッビアデーネ・プロセッコ・スペリオーレの中でも、限られた43の村で造られたものは「リヴェ(Rive)」と表記でき、古くからプロセッコの最高の畑といわれてきた107haの単一畑から造られるプロセッコは「カルティッツェ(Cartizze)」の表記が認められています。

プロセッコとは

他のスパークリングワインとの違い

シャンパン、カヴァとの違い

シャンパンやカヴァとの大きな違いは、製造方法の違いがあります。
スパークリングワインの製法には大きく分けて3種類あり、1つ目は、シャルマ方式と言われ、密閉耐圧タンクで発酵させる方法です。
2つ目は、ワインに二酸化炭素を加えるもので、比較的リーズナブルなスパークリングワインはこの方法で造られるものが多いです。
そして3つ目は、シャンパーニュ方式とも呼ばれるもので、糖分と酵母を加えて、瓶内でゆっくりと時間をかけて発酵し、熟成させることで、きめの細かい泡となります。
シャンパンの醸造法は途中まで白ワインと同じで、「瓶内二次発酵」という特殊な工程を加えることで泡を発生させます。
スパークリングワインを造る上でもっとも手間がかかる方式であり、昔ながらの製法のため別名「トラディショナル方式」とも言われています。
シャンパンとカヴァは、このトラディショナル方式が用いられじっくりと時間をかけて熟成させるため、熟成香であるイースト由来のパンのような香りがつくものが多いですが、一方ロセッコは、シャルマ方式といって、大きな密閉耐圧タンク内で一度に大量に二次発酵をさせる方式のため、生産量も多く、手間とコストを抑えることができます。
また、大きなタンクで短期間発酵させるため、ボトルの中でワインと酵母との接触がおさえられ、ワインにイースト由来のパンのような香りがつかず、ブドウの持ち味が活かされ、リンゴや柑橘、パイナップルといったフレッシュでフルーティーなアロマが特徴のスパークリングワインになります。

イタリアの他のスパークリングワインとの違い

イタリアで造られるスパークリングワインを総称してスプマンテ(Spumante)と呼びます。
代表的なスプマンテには、プロセッコ、ランブルスコ、アスティ・スプマンテ、フランチャコルタなどがあり、一般的にガス圧が3気圧以上のスパークリングワインをスプマンテと呼びます。
ちなみに、ガス圧が1~2.5気圧の微発泡ワインは、フリッツァンテ(frizzante)と呼ばれ、フリッツァンテは、スティルワインにほんの少し発泡を加えたくらいの軽やかな泡で、シャルマ方式で造られるワインが多く、比較的リーズナブルな価格のものが多いです。
フランチャコルタは、フランスのシャンパンと同じく瓶内二次発酵方式で造られており、瓶内二次発酵方式のみで造られるイタリア・ワインとして、初めてDOCG認定を受けたワインです。
フランチャコルタの法定熟成期間(二次発酵後の瓶内熟成)は最低18ヶ月で、ロゼ、サテンは24ヶ月、収穫年入りのミッレジマートは30ヶ月、リゼルヴァになると60ヶ月とフランスのシャンパンを上回る厳しい規定が科せられており、イタリアの奇跡とよばれています。
その他、エミリア・ロマーニャ州で造られるランブルスコ種を使用したランブルスコが有名です。

プロセッコのロゼが2021年に解禁!

2021年1月1日にプロセッコのロゼが解禁となり、まずはEU圏での販売がスタートしました。
従来プロセッコDOCのエリアでもロゼワインは造られていましたが、ロゼについてはプロセッコDOCを名乗れず、イタリアン・ロゼもしくはスプマンテ・ロゼと呼ばれていました。
かねてより要望のあったロゼのプロセッコDOCの認可がおり、2019年の収穫分から正式にプロセッコDOCロゼとして販売が可能になりました。
プロセッコDOCロゼの規定ではグレラ85%、残り15%はピノ・ネロのみ使用することが義務付けられ、プロセッコの特徴である青リンゴや柑橘、トロピカルフルーツに、イチゴやラズベリーなど赤い果実の香りが加わって華やかさが増した風味になっています。

プロセッコおすすめ3選

プロセッコ・フリッツァンテ・コル・フォンド・ビオ フィドーラ
フィドーラは、イタリア・ヴェネト州にある、ビオディナミ農法を約40年前から実践している州内で最古の自然派ワイナリーです。
自社畑の土壌は、ヴェネトに特徴的なカラントと言われる石灰質を多く含む粘土質で、様々なミネラルを含んでおり、海から吹く潮風の影響、寒暖差の影響から、ブドウは香り高く、甘みと酸味のメリハリの効いた凝縮した味わいに育ちます。
そんなテロワールで育ったグレラ種を100%使用し、無濾過で微発泡のワインを造る技法は、実はこの地でははるか昔から伝わる伝統的な技法で、泡は人為的に作るのではなく、ボトルの中で、シャンパン製法のように自然に起こり澱が生まれます。
こうして生まれたフリッツァンテは、泡のさわやかさと、シュールリーの白ワインのコクを併せ持っており、アプリコット、ライチ、カモミール、トロピカルフルーツのようなアロマがあり、酸味は穏やかで、フルーティーさがあります。
スパークリングのような味わいから白ワインの味わいまで、重層的に楽しめる1本です。

プロセッコ・フリッツァンテ・コル・フォンド・ビオ

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プロセッコ・スプマンテ・ブリュット・ビオ フィドーラ
フィドーラのプロセッコ・スプマンテ・ブリュットは、自社畑のグレラ種を100%使用し、ブドウは収穫後酸化しないよう、素早くプレスします。一次発酵はステンレスタンクで行い、その後シャルマ製法で二次発酵を行います。
そのため、生き生きとしたフレッシュな軽快な味わいのプロセッコでありながら、コクがしっかりと感じられる味わいに仕上がっています。
リンゴジャムやフルーツコンポートのような果実味に、ミネラル感もある辛口で泡立ちもしっかりしているスプマンテです。

プロセッコ・スプマンテ・ブリュット・ビオ フィドーラ

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ポローニ・スプマンテ・ブリュット
イタリアのヴェネトと言えば、爽やかな甘味と香りを気軽に楽しめるプロセッコが大人気で、アペリティーヴォにぴったり。
しかし、2010年に一部の地区のブドウから出来るプロセッコが、イタリアの格付け最高ランクのDOCGに昇格し、その周辺地域もDOCとして格上げされことで、プロセッコの価格は一気に高沸。
なんと2倍以上の高値になってしまいました。
そこで、プロセッコに代わる新たなヴェネトの定番スプマンテとして造られたのが、こちらのポローニ・スプマンテ・ブリュット。
ガルガーネガをはじめ、ヴェネト産のシャルドネとピノビアンコをうまくアッサンブラージュすることで、プロセッコに負けないスプマンテを誕生させました。
透明感があり鮮やかな麦わら色。小粒の泡がキレイに立ち上がります。
可憐な花々、白桃やリンゴ、レモンの爽やかな香り。
口当たりがとてもソフトで、心地よい酸味が口の中に広がり食前酒に最適です。

ポローニ・スプマンテ・ブリュット

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気軽に楽しめるスパークリングワインプロセッコ

 

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