フランスワインにカリフォルニアワインが勝利した日!ワイン史において歴史的な変革を起こしたパリスの審判 カリフォルニアワインおすすめ10選

フランスワインにカリフォルニアワインが勝利した日!ワイン史において歴史的な変革を起こしたパリスの審判 カリフォルニアワインおすすめ10選
ワクワクが止まらない!GWを楽しみ尽くすワインが続々登場!

フランスワインにカリフォルニアワインが勝利した日!ワイン史において歴史的な変革を起こしたパリスの審判 カリフォルニアワインおすすめ10選

この記事を読むのに必要な時間は約 23 分です。

ワイン業界のパリスの審判とは

今日は7月4日、アメリカでは独立記念日「インディペンデンス・デイ(Independence Day)」「フォース・オブ・ジュライ(Fourth of July)」と呼ばれる祝日にあたります。
独立記念日は、1775年4月にイギリスの植民地だったアメリカの13の地域がイギリスを相手に独立戦争をはじめ、1776年7月4日にトーマス・ジェファーソン、ジョン・アダムス、ベンジャミン・フランクリンが、「独立宣言」に署名したことで終結を迎えました。
ちなみに、アメリカの国旗の赤と白の13本の線は、独立当時の13の地域を意味しています。
アメリカの現在の独立記念日の過ごし方は、家族や仲間と集まってバーベキューやピクニックをしてお祝いをするそうです。
そんなアメリカの独立記念日のお祝いに欠かせないカリフォルニアワイン。
そこで、本日はカリフォルニアワインの転機とも言えるパリスの審判についてお話します。

パリスの審判とは

パリスの審判とは、ギリシア神話の一挿話で、イリオス王プリアモスの息子パリスが、神々の女王であるヘーラー、知恵の女神であるアテーナー、そして愛と美の女神であるアプロディーテーのうち誰が最も美しいかを判定させられ、そのときのパリスの判定がのちに
トロイア戦争の発端となった出来事です。

ワイン業界におけるパリスの審判

今から40年ちょっと前まではカリフォルニアワインは無名で、フランスでは見向きもされませんでした。
そんなカリフォルニアワインに転機が訪れたのが1976年5月24日。
のちにパリスの審判と呼ばれるパリでおこなわれたカリフォルニアワインとフランスワインのブラインドテイスティング対決は、当時、パリでワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」を営んでいたスティーブン・スパリュア氏とアメリカ人の講師であるパトリシア・ギャラガー氏が、スクールの宣伝もかねて、アメリカ独立200周年をワインイベントで祝いたいと発案したものでした。
当時フランスではニューワールドワインのカリフォルニアワインは無名で、カリフォルニアワインのおいしさを知る人などほとんどいませんでしたが、スティーブン・スパリュア氏は、自身のスクールに通うアメリカ人の生徒からカリフォルニアワインをお土産でもらうことがあり、いち早くカリフォルニアワインのすばらしさに気づいていたのです。
そのこともあり、多くのフランス人にカリフォルニアワインのすばらしさを広めたい。
そんな思いから、このブラインドテイスティング対決のイベントを企画しました。
このブラインドテイスティング対決では、スパリュア氏の人脈をいかし、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者であるオベール・ド・ヴィレーヌや、三ツ星レストラン「トゥール・ダルジャン」のシェフ・ソムリエであるクリスチャン・ヴァネケといった、ワイン協会の審査官や、醸造家、一流シェフ、ワイン専門紙の編集者など、フランスのワイン界を代表する著名人9名を審査員に迎え、赤ワインはカベルネソーヴィニヨン、白ワインはシャルドネに限定し、カリフォルニアワインから6銘柄、フランスワインから4銘柄の赤ワインと白ワインそれぞれ10本をブラインドでテイスティングすることになりました。

パリスの審判に持ち込まれたワイン

この時、ブラインドテイスティングで出された銘柄は下記の通りです。

赤ワイン(カベルネソーヴィニヨン)
・Freemark Abbey 1969 (フリーマーク・アビー )(米)
・Heitz Cellars 1970 (ハイツ・セラーズ)(米)
・Mayacama 1971 (マヤカマス)(米)
・Ridge Monte Bello 1971 (リッジ・モンテベッロ )(米)
・Clos Du Val 1972 (クロ・デュ・ヴァル)(米)
・Stag’s Leap Wine Cellars 1973 (スタッグス・リープ)(米)
・Chateau Haut Brion 1970 (シャトー・オー・ブリオン)(仏)
・Chateau Mouton Rothschild 1970 (シャトー・ムートン・ロートシルト)(仏)
・Chateau Montrose 1970 (シャトー・モンローズ)(仏)
・Chateau Leoville Las Cases 1971 (シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ)(仏)

白(シャルドネ)
・Veedercrest 1972 (ヴィーダークレスト)(米)
・Freemark Abbey 1972 (フリーマーク・アビー)(米)
・David Bruce 1973 (デヴィッド・ブルース)(米)
・Spring Mountain 1973 (スプリング・マウンテン)(米)
・Chalone Vineyards 1973 (シャローン・ヴィンヤーズ)(米)
・Chateau Montelena 1973 (シャトー・モンテレーナ)(米)
・Puligny Montrachet Les Pucelles Leflaive 1972 (ピュリニー・モンラッシェ・ルフレーヴ)(仏)
・Meurault Charmes Roulot 1973 (ムルソー・シャルム・ルーロ)(仏)
・Batard Montrache Ramonet 1973 (バタール・モンラッシェ・ラモネ)(仏)
・Beaune Clos des Mouches Joseph Drouhin 1973 (ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ ジョセフ・ドルーアン)(仏)

信じられない結果とワイン業界のその後

カリフォルニアワインを宣伝することが目的だったため、カリフォルニアワインよりもフランスワインの方が2銘柄少ない形でおこなわれましたが、フランスワインは、上記のリストを見ても分かる通り、世界に名高い高級ワインばかり。
正直、スティーブン・スパリュア氏自身もカリフォルニアワインが勝てるなんて予測はしておらず、1銘柄でも勝って、カリフォルニアワインもすばらしいと認めてもらえたらと思っていました。
カリフォルニアワイン対フランスワインのブラインドテイスティング対決は、1976年5月24日15時、パリのインターコンチネンタルホテルの一室で始まりました。
ワインは銘柄が分からないよう無地のボトルに入れ替えられおこなわれました。
しかも、9人の審査員は、カリフォルニアワインの試飲と聞かされており、中にフランスワインも含まれていることは知らず、採点方式で点数をつけていきました。
採点は、色、香り、味、バランスの各5点で、1人20点の持ち点があり、満点が180点。
結果、白ワインの部門で132点の高得点を出して1位に輝いたのが、カリフォルニアワインのシャトー・モンテレーナ(1973)。
2位のムルソー・シャルム(1973)が126.5点でした。
たまたま1位がカリフォルニアワインだったのではと思いきや、なんと3位と4位もカリフォルニアワインという快挙!
さらに驚愕なのが、赤ワインのカベルネソーヴィニヨンでも、1位は、カリフォルニアワインのスタッグス・リープ・ワイン・セラーズ (1973)でした。
わずかな点差とは言え、2位のシャトー・ムートン・ロートシルト、3位にシャトー・オー・ブリオンという、世界に名高いフランスの最高級ワインを抑えての1位。
こうして、白ワイン、赤ワインともカリフォルニアワインがフランスワインに勝利し、この結果は、タイム誌の6月号に「パリスの審判(Judgement of Paris)」というタイトルで掲載され、瞬く間に世界中に知れ渡りました。

この結果に納得しないのはフランス。
そもそも、フランスワインは2銘柄も少なかったことがおかしい、フランスワインは熟成してこそ、本来のポテンシャルが発揮される。などの批判があり、10年後の1986年ニューヨークで「パリスの審判10周年企画」として赤ワインのみのリターンマッチが開催されることになりました。
10年前と同一銘柄の同じヴィンテージでの対決という条件でおこなわれましたが、ここでも、驚きの結果に。
なんと今度は、1位がクロ・デュ・ヴァル。2位がリッジ・モンテベッロと、カリフォルニアワインが1位、2位の快挙!
またまた、この結果に納得しなかったフランス側は、フランスワインは30年以上の熟成を経てこそ真価が発揮されるといい、1976年の最初の対決からちょうど30年後にあたる2006年に、同じ銘柄のワインの同一ヴィンテージで、赤ワインのみの熟成による評価対決というルールでおこなわれました。
30年の熟成を経て、今回こそはフランスワインの勝利と思いきや、なんと、1位から5位までをカリフォルニアワインが独占するという驚愕の結果に。
この結果で、すばらしいワインはフランス以外でも造れることが証明され、ニューワールドワインへのイメージの底上げになったのは間違いありません。

ブラインドテイスティングとは

カリフォルニアワインおすすめ10選

シー・ドリフト・シャルドネ オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラー
オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラーズは2004年にジェフ・オニール氏によって設立され、2023年現在、カリフォルニア上位10社に入る規模をもちながら、「サステナブルなワイン造り」「多様性を重視した会社運営」という点で、カリフォルニアのワイン業界をリードする存在です。
シー・ドリフト・シャルドネは、セントラル・コーストの中でも注目を集めるモントレー産のシャルドネを使用。
ステンレスタンクで発酵を行った後アメリカンオークとフレンチオークの樽に移し熟成し、バランスが整ったら瓶詰し、落ち着くまで休ませた後出荷されます。
トロピカルフルーツ、桃やネクタリンなど大きな甘い果実の香りと、柑橘の風味が感じられ、しなやかな酸味と果実味のあるこの活き活きとしたシャルドネは、カニや、ロブスターや白身の魚といった魚介類の料理にピッタリです。

シー・ドリフト・シャルドネ オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラーズ

シー・ドリフト・シャルドネ オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラーのご注文はこちら

クロ・デュ・ヴァル・エステート・ナパヴァレー・メルロー
フランス語で「小さな谷の小さな畑」を意味するクロ・デュ・ヴァルは1972年、今や伝説的なナパのスタッグスリープ地区に設立されました。
クロ・デュ・ヴァルのカベルネ・ソーヴィニョンがアメリカ、ナパヴァレーのワインとして初めて、1976年にパリで開かれた権威あるワイン品評会でその品質を認められて以来、ナパヴァレーを代表するワイナリーとしての地位を保ち続けています。
今も家族経営を貫き、スタッグスリープ、カーネロス、ヨントヴィルにある畑も含め、約350エーカーの自社畑を所有。それぞれのテロワールを表現する、傑出したワインを作り出し続けています。
ルビーレッドをした2017年のエステート・メルローから力強いラズベリー、グローブ、バニラ、新鮮なクリームの香りが溢れます。
レッドベリー、紅茶、挽きたてのコーヒー豆が混ざり合った味わいの後、柔らかなタンニンと爽やかな果実味がフィニッシュへと続きます。

クロ・デュ・ヴァル・エステート・ナパヴァレー・メルロー

クロ・デュ・ヴァル・エステート・ナパヴァレー・メルロー のご注文はこちら

ベル・クジーヌ ハイド・ド・ヴィレーヌ
「パリスの審判」に審査員として立会い、カリフォルニアワインの可能性にいち早く気が付いたオベール・ド・ヴィレーヌ氏と、「キスラー」、「パッツ&ホール」などのトップクラスの生産者へブドウを供給してきた「ハイド・ヴィンヤード」のラリー・ハイド氏が2000年にタッグを組みハイド・ド・ヴィレーヌを立ち上げました。
Belle Cousine(ベルクジーヌ)とは「美しいいとこ」という意味で、両家を繋げたパメラ・ド・ヴィレーヌのことを指しています。
ブルゴーニュの伝統的なワインづくりと、ナパヴァレーにあるハイド・ヴィンヤードのテロワールにより、カリフォルニア特有のパワフルさよりもブルゴーニュのような繊細さが表現されており、ブラックチェリーやプラムのような果実味に、バラのポプリと甘いスパイシーな香り、シルキーなタンニンと複雑で深みのある味わいを感じられ、エレガントで滑らかな余韻が贅沢に長く続いていきます。

ベル・クジーヌ ハイド・ド・ヴィレーヌ

ベル・クジーヌ ハイド・ド・ヴィレーヌのご注文はこちら

カレラ・ジョシュ・ジェンセン・セレクション・ピノ・ノワール
カリフォルニアNo.1の人気を誇るカレラは、オーナーであるジェンセン氏が単身でブルゴーニュに渡り、世界最高のワインを産み出すドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティで、
修行を積み、最高のピノ・ノワール造りを体に叩き込んで帰国し、設立したカリフォルニアを代表するワイナリーです。
いつしか「カレラ ジェンセン」は「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼ばれるようになり、あっという間に世界中から注目される幻のワインになりました。
こちらの「カレラ・ジョシュ・ジェンセン・セレクション・ピノ・ノワール」は、オーナー自らの名前を冠した自信作。
マウント・ハーランにある自社畑と、厳選されたセントラル・コースト・エリアの畑のブドウをブレンドしており、通常のセントラル・コーストのものと比べ深みが増しています。4000円台とは思えないほどの洗練れた味わいで、豊かな果実味にジビエを思わせる野性的な香りがプラスされた、長い余韻を楽しめるお値打ちの1本。

カレラ・ジョシュ・ジェンセン・セレクション・ピノ・ノワール

カレラ・ジョシュ・ジェンセン・セレクション・ピノ・ノワールのご注文はこちら

ブレッド&バター・シャルドネ ブレッド&バター
カリフォルニアでも屈指のシャルドネとピノ・ノワールの産地として知られているソノマ・カウンティーのカーネロスAVAとモントレー・カウンティー、アロヨセコAVAに畑を有するブレッド&バター。
「俺たちのミッションは、次世代ワイン界のロックスターになるべく、つまみを最大まで回した大音量のアルコールを届けることさ。もし、このワインがやかましく聞こえるようなら、あんたはもう老いぼれさ。」という言葉の通り、2つの畑のブドウを合わせ造られるこのワインは、全てマロラクティック発酵後、ソノマのものはアメリカンオーク一年樽で4ヶ月間、モントレーのものはフレンチオーク新樽で8ヶ月間熟成されます。
バニラビーンズ、アーモンドの皮などの豊かな趣があり、クレーム・ブリュレを思わせる香りで、口に含むと柔らかなミネラル感、ほのかな樽感が感じ取れ、舌の上で溶けていく感覚があり、クラシックでありながら、複雑味溢れる優雅なスタイルのワインです。

ブレッド&バター・シャルドネ

ブレッド&バター・シャルドネ ブレッド&バターのご注文はこちら

リース・カベルネ・ソーヴィニヨン
1981年に、ボルドーワインの熱狂的な信者チップ・リース氏によって、ソノマのアレキサンダーヴァレーに設立されたこのワイナリーは、1991年、フランス・ブルゴーニュ最大のボワセグループの傘下に入り、現在では、カリフォルニアのテロワールを反映した、素晴らしいボルドースタイルのワインを生み出しています。
リース・エステートのワイン造りは、ワイナリーのあるアレキサンダーヴァレーの上質なブドウに加え、カリフォルニア州内の、自然栽培を行う契約農家から届く厳選されたブドウを用いており、アメリカン・オークの樽を主体にフレンチ・オーク、ハンガリアン・オークの3種の樽を組み合わせたアメリカ伝統の樽熟成がおこなわれています。
カベルネ・ソーヴィニョンは、リース・エステートの「ショーケース」ともなるべき、重要な作品で、カベルネ・ソーヴィニョンを80%以上用いて、このブドウ品種のクオリティを出来る限り素直に表現したいという思いから造られました。
リッチな果実味、甘苦いスパイス、バランスの取れた甘味と酸味。
滑らかなタンニンは、料理と合わせた際、素晴らしい橋渡し役を果たします。

リース・カベルネ・ソーヴィニヨン

リース・カベルネ・ソーヴィニヨンのご注文はこちら

フォグ・マウンテン・メルロ
ブルゴーニュ最大の生産者ボワセが打ち出す、カリフォルニアの新ブランド
1961年にブルゴーニュに設立されたボワセ・グループは、若い会社でありながら、急成長を遂げ、今やブルゴーニュ最大にして、フランス以外では、アメリカ、カナダ、イギリスと世界各国に畑、ワイナリーを運営するグローバルな生産者です。
環境問題の観点から自然栽培をグローバルに推進してきたことでも知られる生産者で、オーガニック栽培、ビオディナミ栽培に注力し、フランスのドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレや、アメリカのデローチやレイモンドヴィンヤードなど、所有するすべてのワイナリーがオーガニック栽培とビオディナミ栽培を実践しています。
そんなボワセ・グループが、2003年以降カリフォルニアで様々なワイナリーを傘下に収めながら、自然栽培に特化したワイン造りを主導してきました。
そして、カリフォルニア名物である霧に着目し、カリフォルニアのテロワールを反映したワイン造りとして、「霧」をテーマに生み出したシリーズがフォグ・マウンテンです。
色調は明るいガーネット色。ダークチェリーやプラムなどの黒系果実の甘い香りが印象的。コーヒーやチョコレートの香りに、バニラの香りやグローブのようなスパイシーさが混じる。
口に含むと、香りと同じく甘く凝縮した果実味が広がり、フレッシュだが優しい酸が味わいを引き締めている。樽由来のバニラやココアなどのスパイシーさにオレンジピールや紅茶などの複雑な味わいが混じり、長い余韻が楽しめる。タンニンは穏やかで、フルーティーさとボリューム感がある味わい。

フォグ・マウンテン・メルロ

フォグ・マウンテン・メルロのご注文はこちら

ラピス・ルナ・レッドブレンド
青い月に天使が描かれた神秘的なラベルが印象的なこのワインは、Once in a Blue Moonという「ごく稀なこと」「滅多に起こらないこと」を 意味する青い月に向かって、どの国、どの時代でも、人も天使でさえも、もがきながらも自分だけの 青い月(憧れ、理想、チャンス)を手に入れようと手を延ばす人物たちが描かれており、ラピス・ルナのワインシリーズは、7つのストーリーで構成されています。
ラベルは、1600年代にベルギー出身の司祭であり作家のHerman Hugoの作品Pious Desiresという銅版画によるエンブレムブック(詩入りの寓意画集)にインスピレーションを受け、同じ製法銅版画で描かれています。
ラピス・ルナ・ワインズのワインは、カリフォルニア州メンドシーノにあるUkiah(ユカイア)にてワイン造りがおこなわれており、ラピス・ルナシリーズのワインメーカーはDave Rosenthal氏が務めています。
彼はロバート・モンダヴィや、スタッグス・リープ・ワインセラーズをはじめ、多くの著名な醸造家やワイナリーが師と仰ぐAndre Tchelistcheff氏のチームで働いたという特筆すべきキャリアを持つカリフォルニアワインを表現する術を身に着けた優れた醸造家です。
ラピス・ルナ・レッドブレンドは、完熟したブルーベリーやブラックベリーの黒系果実の豊潤なアロマと風味があり、スターアニスやシナモンなどの甘苦いスパイス香と風味もあり、ジューシーで果実味に溢れ、ほのかな渋みと酸味のバランスがとれた凝縮感のある味わいのワインです。

ラピス・ルナ・レッドブレンド

ラピス・ルナ・レッドブレンドのご注文はこちら

スパーランチ・レッド オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラーズ
オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラーズは、2004年にジェフ・オニール氏によって設立され、2023年現在、カリフォルニア上位10社に入る規模をもち、かつ「サステナブルなワイン造り」「多様性を重視した会社運営」という点で、カリフォルニアのワイン業界をリードする存在です。
スパーランチシリーズは、カリフォルニアワインの原点を思わせる果実味たっぷりの親しみやすい味わいが魅力の新ブランド。
このスパーランチ・レッドは、複数のブドウ品種を使用するアメリカで人気のスタイル。
完熟プラム、ブラックチェリーを思わせるジューシーな果実味で、余韻にバニラを思わせる風味があり、甘みと酸味のバランスが取れた1本です。

スパーランチ・レッド オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラーズ

スパーランチ・レッド オニール・ヴィントナーズ・アンド・ディスティラーズのご注文はこちら

銘醸地カリフォルニア産・プレミアムワイン赤白5本セット
「ブルゴーニュの巨人「ボワセ」が打ち出す新ブランド」「次代の”ナパ・ソノマ”と言われ注目を集めるローダイのブドウを使用した神秘的なラベルが美しいゴージャスなワイン」「ナパヴァレーを代表するプレミアムワイナリーが、料理との組み合わせを念頭において創り上げたワイン」など、カリフォルニアワインの醍醐味を味わい尽くせる赤白ワイン5本セットです。
単品で買うより7,106 円お得で送料も無料なので、カリフォルニアワイン好きにはたまらない高コスパなセットです。

銘醸地カリフォルニア産・プレミアムワイン赤白5本セット

銘醸地カリフォルニア産・プレミアムワイン赤白5本セットのご注文はこちら

 

ワインの豆知識カテゴリの最新記事

特集一覧