赤ワインの常温は何度?白ワインはどのくらい冷やすといいの?ワインを最適な温度で楽しむグッズ5選

赤ワインの常温は何度?白ワインはどのくらい冷やすといいの?ワインを最適な温度で楽しむグッズ5選

赤ワインの常温は何度?白ワインはどのくらい冷やすといいの?ワインを最適な温度で楽しむグッズ5選

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

ワインをおいしく飲む温度

赤ワインは常温で、白ワインとスパークリングワインは冷やして飲む。
というのが常識とされていますが、実際赤ワインの常温って何度なのでしょう。
真夏の常温、真冬の常温、屋外、屋内、さまざまな条件で常温の温度は変わってきます。
そこで、本日はワインをおいしく飲むための温度についてお話したいと思います。

冷やすことでおいしく飲めるワインは白とスパークリングワイン

まずは、赤ワインは常温で冷やしてはいけない。というちょっとした誤解について。
この時に言われる常温とは一般的に14℃前後のことを言います。
14℃というと体感としてはかなりヒンヤリとした温度ですが、ワインにとってはこれが常温です。
そのため、室温20℃くらいの中で赤ワインだから常温でと言っても、ワインとしては、かなり温めの状態になってしまいます。
できれば保存の段階から14℃くらいに保って、そのまま飲むのが理想です。

また、ワインによって適温というものがあり、スパークリングワインの適温は5~7℃。
白ワインは6~9℃といわれています。
先ほどの赤ワインの14℃と比べ、白ワインやスパークリングワインの適温は低めです。
その理由は、一つには、赤ワインに含まれるタンニンが関係しています。
タンニンは、黒ブドウの果皮に含まれている「渋み」の成分。
そのタンニンは、低い温度だと渋みが強く感じられ、温度が高めだとまろやかに感じられます。
そのため、赤ワインの適温は高めになっています。
また、タンニンだけでなく果皮にはアロマといわれる香りの成分も含まれており、赤ワインの方が白ワインよりも多く含まれているため、赤ワインを冷やしすぎてしまうと、このアロマが閉ざされてしまい、香りを感じにくくなってしまうこともあります。

ワインの適温

ワインを冷やすことによる味と渋みの変化

先ほど触れたワインのタイプによる適温について、もう少し掘り下げていきましょう。
適温は「酸味」「タンニン」「甘み」で変わってきます。
酸味は温度を下げることで引き締まり、上げることでぼやけてきます。
タンニンは温度を下げると渋みが強く感じられ、上げることでまろやかになってきます。
甘味は温度を下げるとさっぱりとし、上げるとだれてしまいます。
そのため、ワインによって適温は異なってきますが、酸味と渋みが強く出すぎないように、赤ワインは14℃くらいで。
すっきりとした酸味と軽やかな甘味を楽しむなら、白ワインは6~9℃くらいで。
またきめ細やかな泡を味わうためには、スパークリングワインは、しっかり冷やした方が美味しく感じられます。

ワインを冷やす方法と時間の目安

適温で保存されたワインが常に常備されているなら問題ありませんが、買ってきたワインを今すぐ冷やしたい!というときももちろんありますよね。
そこで、ワインを冷やすための方法と時間の目安をご紹介します。

まずは家庭用冷蔵庫で冷やす方法。
家庭用冷蔵庫は、だいたい2~6℃くらいの温度設定になっているので、20℃くらいの温度で保存されていた赤ワインを冷やす場合は、
冷蔵庫で40分ほど冷やすと適温になります。
ただし、冷蔵庫を開け閉めするたびに冷蔵庫内の温度変化があり、ワインはその影響を受けやすいので、入り口付近で冷やすのは避けましょう。

常温に保存されていた白ワインを一気に冷やしたいという場合は、氷水をはったワインクーラーで冷やす方法です。
ワインのラベルが隠れるくらいまでワインクーラーに氷をいれ水を注ぎます。
氷水に漬け込むと、1分あたり1℃下がるというデータがあり、26℃の室温の部屋で6℃までワインを冷やしたければ、20分氷水に入れて待てば適温になります。

ワインの温度

ワイングラスは冷やすのはNGです

飲食店の中には、真夏にビールのジョッキのように、ワイングラスやシャンパングラスを冷やして提供するお店もありますよね。
たしかに、グラスも冷えている方が夏場はより冷たいままさわやかに飲める気もしますが、残念ながらグラスを冷やすのはNGなんです。
グラスを冷やさないのにも、ちゃんとした理由があります。
なぜなら、冷蔵庫から取り出したグラスは、温度変化によりグラスに水滴が生じてしまいます。
その水滴がワインやシャンパンを薄めてしまい、味を損ねる原因になります。
また、ワイングラスを冷蔵庫で冷やすことで、冷蔵庫内のさまざまな食材の臭いがグラスにうつる可能性もあります。
特に洗い立てでしっかり拭いていないグラスをそのまま冷蔵庫などに入れると、水滴がついた状態で冷蔵庫にはいり、より臭いを吸着する原因にもなります。
ワインを楽しむうえで、香りはとても重要です。
そのためにも、ワイングラスは冷さない方がいいでしょう。

ワインの温度

おすすめのワインクーラー

底の部分に氷を入れることができるので、保冷効果がさらにアップしたワインクーラー

ワインクーラー(アイスBOX付)
こちらのワインクーラーは2重構造になっていて底の部分には氷を入れることができるので、保冷効果がさらにアップ!
氷を入れる部分はプレートで仕切られているため、直接ボトルに氷が当たらないので、氷も溶けにくく、ラベルも濡れない優れもの!
またこのワインクーラーには、透明度に優れ、高い屈折率を有する「低比重」「低吸湿」「良成形性」でアクリル代替として使用されているMS樹脂 (メチルメタクリレート・スチレン)のプラスチックが採用されており、高見えするのでホームパーティーでも大活躍すること間違いなし。
飲食店様のクーラーとして、また、試飲会の備品としても便利なアイテムです。

ワインクーラー(アイスBOX付)

ワインクーラー(アイスBOX付)のご注文はこちら

ピクニックなどのアウトドアにも便利!持ち運べて冷やせるアイスクーラーバッグ

アイスクーラーバッグ クリアー
ワインバッグに、氷水を入れるだけでそのままワインクーラーになる優れもの!
丈夫なビニール製だから、ボトルを入れてそのまま氷と水をジャバッと入れれば、カジュアルなワインクーラーになるので、屋外でのバーベキューパーティーやピクニックなどが楽しくなる、かわいくて便利なワインクーラーバッグです。

アイスクーラーバッグ クリアー

アイスクーラーバッグ クリアーのご注文はこちら

ワインに氷を入れずにすぐにワインが冷やせるアイスボール

クリスタルアイスボール 10個パック ブルー
ワインを薄めず冷やしてくれる“溶けない氷”クリスタルアイスボール。
グラスに氷を入れてワインを注ぐ「かち割りワイン」「ロックワイン」が流行しています。でも、溶けた氷でワインが薄まるのがやっぱり気になる・・・。
そんな悩みを解消してくれるのが「クリスタルアイスボール」です。
精製水が入ったポリエチレン樹脂のボールを冷凍庫で凍らせ、氷の代わりに入れるだけで、薄まる心配なく、冷たく美味しいワインが楽しめます。
また、表面はソフトな感触なのでグラスにキズを付ける心配もありません。
試飲会でワインを冷やすクーラー用としても便利!

クリスタルアイスボール 10個パック ブルー

クリスタルアイスボール 10個パック ブルーのご注文はこちら

世界初! “水が漏れない”ワインバッグ!

アイスクーラーバッグ クラフト
見た目はクラフトでできたワイン用の袋ですが、氷と水を入れれば「アイスクーラー」に早変わり!
特殊技術により紙の両面にフィルムを張り合わせているので、水漏れを完全にストップします。
ホームパーティ、キャンプ、ワインピクニック、フェスなどのアウトドアイベント等で大活躍!
「2WAY ストラップ」は手持ちだけでなく肩からも掛けられ、シーンに合わせて使い分けることが出来ます。
また「クリア」は中のラベルが見えるので、ワイン会や試飲会のアクリルクーラーの代用としても重宝します。
※ 商品にボトルや氷などは含まれておりません。

アイスクーラーバッグ クラフト

アイスクーラーバッグ クラフトのご注文はこちら

おしゃれに安全にワインを持ち運べる!保冷機能のついたワインバッグ

キルティング 保冷ワインバッグ よこ型 ブラック ファンヴィーノ ワインバッグ
一見するとワインバッグとは思えない、キルティング生地を使った落ち着いたデザインが特徴のワインバッグ。
内部に取外し可能な保冷ジェルが付いており、750mlのワインが1本入ります。
デザイン性も機能性も抜群のおしゃれワインバッグです。

キルティング 保冷ワインバッグ よこ型 ブラック ファンヴィーノ ワインバッグ

キルティング 保冷ワインバッグ よこ型 ブラック ファンヴィーノ ワインバッグのご注文はこちら

ワインの豆知識カテゴリの最新記事

特集一覧