最近増えているBYOって表示は何?お気に入りのワインをレストランで楽しむBYO

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最近増えているBYOって表示は何?お気に入りのワインをレストランで楽しむBYO

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

ワインのBYO

「BYO」という言葉を聞いたことはありますか?
最近、この表示を掲げるレストランが増えてきました。
また、BYOのレストランを検索できるサイトも出てきており、
日本でも侵透しつつあるBYO。
そこで、本日はBYOについてお話したいと思います。

ワインにおけるBYOとは

BYOとは「Bring Your Own」の略で、訳すと「自分のを持ってきて」という意味。
レストランでは、自分のワインを持ち込んでOKですよ。という表示です。
BYOは、元々オーストラリアから始まったシステムで、
お酒を販売するライセンスを取得するのが難しかったレストランが、
お酒を提供できない分、お客さんにお酒の持ち込みを許可したのが始まりだそうです。
現在は、このシステムがオーストラリアだけでなく、世界各国で広がり、
日本でもBYOの表示を掲げるレストランが増えてきました。
他に「BYOB」という表示もあり、「bring your own booze(bottle、beer、beverage)」
の略で「booze」とは「アルコール飲料」の意味です。
最近は、アルコールを提供しているお店でもイベントやサービスの一環として、
BYOを設けているお店もあります。
保管や購入にコストのかかるワインを数十種類揃えておくよりも、
持ち込んでもらった方がコスト削減になるという考えから、
このシステムを取り入れているお店もあります。
ちなみに、BYOと表示されているから、お酒なら何でも持ち込んでOKでしょ。
ということではありません。
一般的には、750mlまでの赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインを
持ち込みOKとしています。
先ほどのBYOBと表示があるところであれば、それがボトルなのか、ビールなのか、
他の飲料なのか、明確ではい場合は事前に確認することが大切です。
ウイスキーやウォッカやジンなどのスピリッツを持ち込みOKというお店は、
ほとんどないと思います。

お店によっては持参しなくてもBYOが出来る

また、お店によってはワインを自分で持参しなくても事前にお店に送ってくれる
サービスを行っているお店もあります。
これは、某飲食店ネット予約サイトと連携しているワインの通販サイトから、
ワインを注文し、予約した日に合わせて、注文したワインが連携している
お店に届くサービスです。
仕事帰りや外出先からお店に向かう時など、ワインを持ち歩かなくてOKなので、
とても手軽にBYOを楽しむことができます。
また、このサービスのもう一つの利点は、前日までにお店にワインが届くので、
お店についたらすぐに冷えたスパークリングワインが楽しめる
というのもうれしいですよね。

BYOをする上で事前に知っておきたいマナー

それでは、具体的にどのようにBYOをするか、
マナーを知ってスマートにBYOを楽しみましょう。

まず、一番大事なのは「ワインの持ち込みが可能か事前に確認する」ことです。
だんだんと日本でも定着してきたBYOですが、海外に比べるとまだ持ち込みOKと
表示をしているお店はそれほど多くありません。
持ち込み不可のお店もあるので、事前に持ち込みが可能か必ず確認してからにしましょう。
次に、持ち込み料を確認しましょう。
基本的にBYOは持ち込み料がかかります。
海外ではCorkage(コーケージ)と呼ばれ、ワイン1本につきいくらというように、
金額が決まっています。
日本のBYOが可能なレストランでもほとんどのお店でこの持ち込み料がかかります。
金額の設定はお店によって異なります。
例えば、ワイン1本あたり1500円と設定しているお店もあれば、
1人あたり1000円という設定や、持ち込み料が込みになったコースを設定している
お店などさまざまです。
また、マナーとは少し違いますが、ワインを持ち込んでから乾杯までの間、
食前酒としてお店が提供しているアルコールを注文するのがおすすめです。
白ワインやスパークリングワインなど、冷やすのに時間がかかりますので、
その間に食前酒を飲んで待つという風にすれば、スマートに楽しむことができます。

BYOを楽しむ

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