日本トップクラスのワイナリー「グレイスワイン」

日本トップクラスのワイナリー「グレイスワイン」
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日本トップクラスのワイナリー「グレイスワイン」

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グレイスワイン

2018年日本ワインに格付けが導入され、
その格付けで10のワイナリーが5つ星の格付けを得ました。
その5つ星ワイナリーの1つである「中央葡萄酒(グレイスワイン)」は、
国内のみならず、海外でも高い評価を得ている、
まさに日本を代表するワイナリーの1つ。
そこで、本日はグレイスワインについてお話します。

グレイスワインとは

グレイスワイン(中央葡萄酒)は、山梨県甲州市勝沼に拠点をおき、
日本ではいち早くテロワールを意識したブドウ栽培をはじめ、
食事をしながら飲める食中ワインの製造に力をいれ、
日本ワインの品質を高めることに尽力してきたワイナリーです。
初代オーナーである三澤長太郎氏によって1923年創業しました。
1953年、3代目オーナーの三澤一雄氏によって
中央葡萄酒株式会社が設立され、ワインに「GRACE」と名付けられました。
1989年に現オーナーである4代目三澤茂計氏に経営が引き継がれ、
経営のみならず醸造家としても革新をつづけ、
とくに優れた畑から「グレイス甲州菱山畑」「グレイス甲州鳥居平畑」を生み出しました。
また、シャルドネやメルロといった国際品種の栽培も積極的におこない、
フラッグシップワインの「キュヴェ三澤」をリリースします。
2002年、日照時間日本一の町として知られる北杜市明野町に三澤農場を開園し、
2014年、世界90ヵ国以上で発行されるロンドン発のワイン情報誌『デカンター』が主催する
イギリスの国際ワインコンテスト「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード」で、
1万5000点以上のワインがエントリーする中、
中央葡萄酒の甲州ワイン「キュヴェ三澤 明野甲州」が金賞を受賞しました。
日本ワインとしては初の快挙で、多くのメディアに取り上げられました。
現在、2007年にフランス、南アフリカの留学から帰国した三澤茂計氏の長女、
三澤彩奈氏が醸造責任者として海外のワイナリーで学んだ醸造技術を活かして、
世界に向けた日本を代表する甲州ワインを造り続けています。

グレイスワインが造るワインの種類

グレイスワインの種類は大きく4つのシリーズに分かれており、
デイリーワインとしても気軽にフレッシュな味わいを楽しめるセレナシリーズと、
甲州種を使用したグレイスの代表的なワイン、グレイス甲州シリーズ
また、甲州種以外の品種で造られたグレイス ヴァラエタルシリーズ
そして、三澤茂計氏がブドウ栽培からこだわって造ったた
グレイスワインのプレミアムシリーズのキュヴェ三澤があります。
キュヴェ三澤シリーズは、甲州のほかに、シャルドネ、
カベルネ・ソーヴィニヨンなどがあります。
また、この他にスパークリングワインと酒精強化ワインがそれぞれ1つずつあります。

グレイスワイン代表は甲州

中でもグレイスワインがとくに力を入れているブドウ品種が、甲州です。
この甲州というブドウ品種は、ヨーロッパを起源とする日本固有の品種で、
なんと1000年以上の栽培の歴史があります。
山梨の風土気候に適したブドウ品種で、
2004年にシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンなどと同様の
ヴィティス・ヴィニフェラ種のDNAを持っていることが明らかとなり、
2010年OIV(国際ブドウ・ワイン機構)に甲州がブドウ品種として登録されたことで、
ヨーロッパへの輸出が可能となりました。
日本固有のブドウ品種が、ワイン醸造用のブドウとして認められたのは
甲州種が初めてのことです。
また、地道な努力が実を結び、ここ15年で品質が飛躍的に向上し、
「日本らしさ」「甲州らしさ」が、世界から高い評価を受けるようになりました。
デキャンタ・ワールド・ワイン・アワードで金賞を受賞した
「キュヴェ三澤 明野甲州」は、1992 年より甲州の垣根栽培を試験的におこない、
ブドウの凝縮度を高めるための栽培を採用することで、
補糖、補酸、シュール・リーなどの醸造技術に頼らず、
甲州のブドウ本来の味わいを最大限に発揮したワインとなっています。
明野産の甲州は、有機酸の組成が通常の甲州と異なり、特有の味わいがあります。
青リンゴや洋ナシ、白い花、フェンネルなどのハーブに、
貝殻をイメージするミネラル香が感じられ、
口に含むと滑らかでスムースな口当たり。
アロマ同様フレッシュなフルーツと華やかなフローラルにミネラル感があり、
すっきりとしたキレイな酸が一体となり、
若々しくも上品かつ非常にバランスがとれた味わいのワインです。

キュヴェ三澤 明野甲州

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