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ワインを飲み始めると、ワインのことを学んでみたいという気持ちが
わいてくる方もいらっしゃいますよね。
じつは、ワインをもっと楽しんでもらおうと、
ショップやワイナリーなどが主催するワインパーティーや
ワインの試飲会がさまざまな場所で開催されています。
そこで、本日はワインパーティーや試飲会についてお話します。
ワインの試飲会ってどんな場所？
最近は、大人数でのイベント開催は少なくなりましたが、
少人数制でおこなうイベントなどもあり、
よりワインをじっくり学びたいという方におすすめの会もあります。
そもそも、ワインの試飲会とはどんな目的でおこなわれているかというと、
もちろんワインを試飲することを目的とした会です。
ワインというと、飲みなれていない方からすると、
値段が高そう、飲むときのルールなどあってめんどうくさそう、
いろいろな知識が必要で敷居が高そうというイメージを持たれてしまうことが多いため、
ワインの飲み方や、ワインの基礎的な知識など、
理解することでよりワインを楽しめる情報を提供することを目的にした会が開催されています。
また、販売を目的とした試飲会などもあり、その際はワインショップやワイナリーなどの
生産者が主催となって自社の商品をPRする目的でおこなわれる会などもあります。
試飲会は、初心者向けからプロ向けまでさまざまな会があり、
それぞれの試飲会によって取り扱うワインの内容や試飲の提供方法なども異なってきます。
ワイン試飲会の服装はどんな点を気をつけるべき？
ワインの試飲会をおこなう場所によっても異なりますが、
たとえばホテルなどを会場としたフォーマルな服装がふさわしい場所であれば、
カチッとしたスーツを着る必要はありませんが、
セミフォーマルくらいの服装で参加するのが望ましいでしょう。
中には、フォーマルなパーティー形式でおこなう試飲会などもあり、
その際は招待状などにドレスコードが記載されていると思いますので、
それに合わせた服装で参加すれば大丈夫です。
一般的に、だれでも気軽に参加できるワインの試飲会であれば、
お店やレストランといった場所で行われることが多いので、
その際は開催場所の雰囲気にあった服装を選べばOKです。
ただし、一点だけ注意しなくてはならないのが、
どの場所であっても、香水や香りの強いスプレーやクリームなどの使用は控えましょう。
できれば、柔軟剤の香りもなるべく控えた方がベストです。
ワインは味だけではなく、香りも楽しむものです。
香水などの強い香りが邪魔をしてしまうと、ワイン本来の味わいが感じられなくなります。
また、自分だけではなく周りの人にも迷惑がかかってしまうので、
その点だけは気を付けておきましょう。
ワイン試飲会でのマナーや注意点
先ほども触れたとおり、ワインを試飲する上で一番大事なことは
ワインの味わいが損なわないように配慮することです。
そのためには、強い香りのする香水や整髪料、ボディクリーム、ハンドクリーム、
柔軟剤は避けて、できるだけ香りがついていない状態で会場へ向かいましょう。
試飲会の会場では、試飲のスタイルにもよりますが、
いろいろなワインを試飲する際に、各自一つずつグラスが配られて、
そのグラスですべてのワインを試飲するということもあります。
その場合は、赤ワインから試飲してしまうと、
そのあと白、スパークリングワインを入れた際に、
味わいが分かりづらいということもありますので、
できればスパークリングワイン、白、赤の順で試飲していくのがおすすめです。
また、試飲したときに、自分の口に合わなかったとしても、
あまりネガティブなコメントを大きな声で言ってしまうと、
周りの方も不快な思いをしてしまうので、
そういったネガティブなコメントはなるべく控えて、
知り合い同士で話したいときには、小さな声でひっそりと話すのがベストです。
最後に、試飲会はあくまでワインを試飲することが目的ですので、
ワインの飲み放題のように、あれこれ飲んで酔ってしまうということがないよう、
用意されている吐器（とき）などがあればなるべく活用して、
ワインを味わうことを目的にして、酔わないように調節してください。
チーズやパンといったお口直し用の軽食を用意していることもありますので、
水もできるだけ、ちょこちょこと飲むように心がけて酔い対策をするのがおすすめです。
