本物のワインと間違えてしまうほどの高品質なノンアルコールワイン

本物のワインと間違えてしまうほどの高品質なノンアルコールワイン
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本物のワインと間違えてしまうほどの高品質なノンアルコールワイン

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本物のワインと間違えてしまうほどの高品質なノンアルコールワイン

ノンアルコールワインを飲まれたことがありますか?
ノンアルコールワインを飲まれたことがない方からすると、アルコールのないワインなんてただのブドウジュースでしょ?と思われるかもしれませんが、最近のノンアルコールワインは驚くほど進化しており、本物のワインと間違えてしまうほどのものもあるんです!
そこで、本日は飲みたいのに、どうしても飲めないときにぜひおすすめしたいノンアルコールワインをご紹介します。

若者がアルコールを飲まない?フランスでも深刻なワイン離れの現状

スーパーのアルコール飲料のコーナーにずらりとならぶノンアルコール飲料の数々。
今では当たり前になったノンアルコール飲料ですが、いつ頃から出てきたかご存じですか?
じつは、ノンアルコールビールが製品として登場したのは2009年4月と意外にもその歴史は浅く、それまでは1パーセント未満の超低アルコール飲料だけでした。
でも、わずか10年ちょっとの間にノンアルコール市場の進化は驚きの発展をとげ、今ではビールにしてもカクテルにしてもワインにしても本物とほとんど変わらないテイストのものがどんどん製品化されています。
こうしたノンアルコール飲料の市場が拡大している背景に若者のアルコール離れが大きな要因になっているとも言われています。
ワインと言えばフランスとイメージされる方も多いですよね。
そんなフランスでも、現在若者のワイン離れが深刻になっており、1人あたりの消費量が70年代と比較するとなんと半分以下までになっているそうで、30代以下の世代はアルコールからミネラルウォーターやノンアルコールの飲料にシフトしているのだとか。
日本でも同様にアルコールを飲まない若者が増えているのと、また2003年と2007年の道路交通法改正による飲酒運転の罰則強化で、アルコール飲料を提供する店舗側の意識の高まりもあり、ノンアルコール市場がどんどん進化していきました。

驚くほど進化したノンアルコールワインのテイスト

一昔前まではノンアルコールワインというと、正直ブドウジュースのようなテイストに近いものも多く、これではワインと言えないというものがあったのも事実。
それは、ワインからアルコールを抜く際の技術がまだ乏しく、アルコールを抜くことで味のバランスが崩れてしまい、それを補うために後から糖や酸を補っていたため、本物のワインのテイストとはかけ離れたものができていました。
しかし、現在のノンアルコールワインは、本物のワインから風味などをしっかりと残したままアルコールだけを見事に抜き取る最先端の技術が導入されており、より本物のワインに近い状態で楽しめるノンアルコールワインが増えてきているんです。
中には、「え?ノンアルなの?」と驚いてしまうほどのものも出てきています。

ノンアルコールワインの造り方

さて、こうしたノンアルコールワインはどのようにして造られているのでしょうか。
まず、ノンアルコールワインを造る方法としては大きく分けて2つの方法があり、先ほど触れた本物のワインからアルコールだけを抜いてノンアルコールワインにする脱アルコールワインの製法と、ワインにアルコールを生成させない製法があります。

脱アルコールワインの製法

低圧(減圧)蒸留法

ワインに熱を加えたことがある方なら分かると思いますが、熱を加えることによってアルコールは揮発して除去されますが、同時に風味も消えてしまいますよね。
ワインの温度が80℃以上になるとアルコールは揮発すると言われています。
ワインの風味を損なわないようにタンク内を減圧することで沸点を下げて低温でワインを沸騰させてアルコール成分を除去する方法が「低圧(減圧)蒸留法」です。

逆浸透法

半透膜という分子レベルでアルコールと水だけを分解できる特殊な膜を使って、何度も濾過を繰り返すことにより、アルコールと水だけを取り除き、濃縮された香りと味の成分に再び水を加えることでノンアルコールワインを造る製法です。

ワインにアルコールを生成させない製法

アルコールのもととなるブドウの糖分を減らす、発酵を途中で止める、アルコールを生成させにくい酵母を使って発酵させるなど、最初からアルコールが発生しないようにワインの風味を残しながらノンアルコールワインを造る製法です。
ワインからアルコールを抜く製法よりもブドウの果汁の味わいが強く出る傾向にあり甘口が多いですが、なかには酸味のあるしっかりとした味わいのものもあります。

アルコールが0%なら誰でも飲んでいい?

アルコール度数が0.00%であれば法律上は誰でも飲めることになりますが、ノンアルコール飲料はあくまで大人が飲むことを前提に作られているため、未成年は飲むべきではありません。
中には0.00%のノンアルコールであっても子どもが摂取を繰り返すと、本物のお酒に似せた味わいで造られているため、本物のアルコールに抵抗感がなくなると指摘する声もあります。
そのため、ノンアルコールドリンクも20歳になってからが原則と考えるのがいいでしょう。

ノンアルコールワインはどんなときにおすすめ?

普段ワインを好んで飲んでいるけど、健康のために休肝日を設けようと思っている方や、お酒のある雰囲気は好きだけどほとんど飲めないという方、妊娠中や授乳中でアルコールを摂取できないという方、また外食の際に運転をしなければならない時など、アルコールの摂取が悪影響となるケースにノンアルコールワインがおすすめです。

ノンアルコールワインを選ぶときの注意点!

ノンアルコールワインを選ぶときに1つだけ注意していただきたいのが、ノンアルコールの表記についてです。
日本の酒税法では、アルコール度数が1%未満のものをノンアルコール飲料と定義しているため、0.05%の微量のアルコールが含まれているものもノンアルコールと表記されます。
そのため妊婦さんや授乳中の方、運転をする方など、絶対にアルコールを摂取できないというときにノンアルコールワインを飲む場合は、アルコール度数が0.0%(または0.00%)と表記されているものを選びましょう。

当店おすすめのノンアルコールスパークリング3選

今回はとっておきのノンアルコールのスパークリングを3本ご紹介します。

ドネリ・グレープ・スパークリング・ローズ
ドネリ社はエミリア・ロマーニャ州で1915年の創業から1世紀近く続く、世界中で愛されるランブルスコの代表的なワイナリーです。
ランブルスコは、多くの産地があるためさまざまなタイプの個性的なものが存在していますが、ドネリ社はこうしたランブルスコのほぼすべてを網羅する豊富なラインナップと高い品質で定評があります。
また、ワイン造りに用いられるトレッビアーノ種やマルヴァジーア種、ランブルスコ種などのブドウを使って、スパークリング・グレープジュースも造っており、このドネリ・グレープ・スパークリング・ローズは、ランブルスコ種、サンジョヴェーゼ種の果汁に、ワイン製造中に発生する炭酸ガスを溶け込ませてつくったスパークリングジュースで、砂糖無添加、濃縮還元ではないストレート果汁を使用しています。

ドネリ・グレープ・スパークリング・ローズ

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ドネリ・グレープ・スパークリング・ビアンコ
このドネリ・グレープ・スパークリング・ビアンコは、トレッビアーノ種、マルヴァジーア種の果汁に、ワイン製造中に発生する炭酸ガスを溶け込ませてつくったスパークリングジュースで、砂糖無添加、濃縮還元ではないストレート果汁を使用しています。

ドネリ・グレープ・スパークリング・ビアンコ

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カプリース NVノンアルコールスパークリングワイン
南アフリカの代表的なワイン産地であるケープタウンで、4代にわたって100年の歴史をもつ名門ワイナリーのカプリースが造るノンアルコールスパークリングワイン。
シャルドネ100%のワインから、最先端の脱アルコール技術でアルコールを0.0%まで除きました。
保存料不使用、添加物による人為的な味付けをおこなわないこだわりの製法で、通常のワインに比べてカロリーは3分の1以下。
ノンファット、ノンコレステロールで極めて健康的なスパークリングワインです。
健康的なだけでなく、泡立ち、透明感、ブーケ(香り)、泡室、風味、コク、 そして糖度と酸味のバランスは高級シャンパンそのもの!
2004年の発売以来、リッツ・カールトンを始めとする超高級ホテルの直営レストランで定番採用されています。

カプリース NVノンアルコールスパークリングワイン

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