ローストビーフとワインのマリアージュ おすすめワイン4選

ローストビーフとワインのマリアージュ おすすめワイン4選
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ローストビーフとワインのマリアージュ おすすめワイン4選

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ローストビーフとワインのペアリング

12月に入って、町のいたるところでクリスマスの雰囲気が感じられるようになってきましたね。
クリスマスは自宅で、ちょっと特別な料理とワインでディナーをと考えている方もいらっしゃいますよね。
そこで、おすすめしたいのがローストビーフとワインのペアリング。
しっかりとしたタンニンのボルドーワインと、ジューシーな肉汁を味わえる赤身のローストビーフ。
そこで、本日はローストビーフとワインのペアリングについてお話します。

ローストビーフとワインの相性

ローストビーフは、伝統的なイギリス料理の1つで、その起源は古く、イギリスに駐留していた古代ローマ軍が、牛肉の塊肉をたき火で焼いて食べたことが始まりだと伝えられています。
イギリスでは日曜日に教会へ行った後、牛肉を焼いて食べるという習慣があり、現在も「サンデーロースト」と言って、その伝統が残っているそうです。
日本では、クリスマスや記念日の定番料理として造られるローストビーフ。
牛肉の赤身の大きな塊肉を丸々焼いて作るローストビーフは、見た目にも豪華で、サーロインステーキとは違って脂身が少ない分、とてもヘルシーながら肉の旨味が味わえるので、人気の高い肉料理ですよね。
シンプルに焼き上げたローストビーフは、肉の脂と旨味がしっかりと味わえて、赤ワインとの相性ももちろん最高です。
とくに、牛肉の脂分には、豊かな果実味にしっかりとしたタンニンを感じられるフルボディの赤ワインがオススメです。
牛肉の脂をワインのタンニンと酸がさっぱりとさせてくれ、ワインの旨味もお肉の旨味も両方が引き立ててくれます。

ローストビーフと合わせるならボルドーワインがおすすめ

ローストビーフと合わせたいワインはやはりカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを主体としたボルドーの赤ワインがおすすめです。
ローストビーフの香ばしいお肉の香りに、肉汁たっぷりのジューシーな鉄っぽい旨みには、ブラックチェリーやカシス、プラムのような黒系果実のアロマに、豊富な果実味とタンニンと、なめし革の複雑なニュアンスを含んだフルボディのボルドーワインがよく合い、口に含むとしっとりとした牛肉の質感に、凝縮した果実味とタンニンが溶け合い、見事にマッチします。
また、ローストビーフの味の決め手ともなるグレイビーソースにも、隠し味として合わせる赤ワインを入れるとよりおいしく頂けます。

白ワインに合わせるなら

白ワインとローストビーフを合わせる際には、ソースをグレイビーソースから、醤油やポン酢にワサビと言った、和風テイストに変えると一気に白ワインと相性が良くなります。
合わせる白ワインは、こちらもボルドーワインがおすすめです。
ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンを主体に造られるボルドーブランは、ソーヴィニヨン・ブランの柑橘系や花を思わせるみずみずしいアロマに、はつらつとしたさわやかな酸があり、セミヨンの厚みのある果実味とまろやかさが加わり、洗練されたエレガントさとふくよかな芳醇さのある味わいの白ワインで、和風テイストのローストビーフとも、非常に相性が良いです。

ローストビーフに合うおすすめのワイン

シャトー・リュック・ド・ボーモン
シャトー・リュック・ド・ボーモンは、5世代に渡って代々ワイン造りを続けてきたワイン生産者の一族で、毎年のように金賞を受賞している今注目のシャトーの一つです。
現在はリュック・シュヴァイツァー氏がシャトーを所有しており、息子のルドヴィックとリチャードがブドウ栽培から醸造を手掛けており、ワイン造りは伝統的な製法を踏襲しつつも、最新の設備を取り入れることで、優れたワインを安定的に生み出しています。
ブドウは完熟した果実を選別して収穫し、温度管理機能のついたステンレスタンクでマセラシオン(浸漬)を行い、その後アルコール発酵を行います。
世界各地で開催されるコンクールで、総計7つの金賞を獲得!
メルロ80%、カベルネ・ソーヴィニョン20%でブレンドされるこのワインは、プラムやカシスといった黒系果実の華やかな果実味とアロマがあり、スミレのようなエレガントなフローラル香も感じられ、凝縮感のあるバランスの良い1本です。

シャトー・リュック・ド・ボーモン

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シャトー・オー・プニャン
ガロンヌ川右岸のアントル・ドゥ・メールに畑を所有するシャトー・オー・プニャン。1852年に設立された歴史あるシャトーで現在も家族経営により代々受け継がれたワイン造りを行っています。
口当たり柔らかいメルローらしさと果実味をもった飲みやすい味わい。
毎年複数の金メダルを獲得する実力派シャトーですが、当たり年として名高い2018年には、なんと7個の金賞と1個のダイヤモンド賞(金賞と同等)と、過去最高となる8つの受賞を記録しました。
メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン40%、カベルネ・フラン10%でブレンドされるこのワインは、プラムやカシスといった黒系果実の華やかな果実味とアロマがあり、スミレのようなエレガントなフローラル香も感じられ、凝縮感のあるバランスの良い1本です。

シャトー・オー・プニャン

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シャトー・ド・フォンベル
シャトー・ド・フォンベルは、あのボルドー8大シャトーの一つである10万円はするシャトー・オーゾンヌの品質をよみがえらせた事で最もよく知られているアラン・ヴォーティエ氏が所有するシャトーです。
畑もオーゾンヌに隣接する好条件の位置にあり、土壌もオーゾンヌによく似ていると言われている絶好のテロワールと素晴らしいワインが造られる条件が揃っているシャトー。
醸造もシャトー・オーゾンヌのチームが手掛けるという、まさに「プティ・オーゾンヌ」とも言われているシャトーです。
シャトー・オーゾンヌには1995年からコンサルタントのミシェル・ロラン氏が関わっており、シャトー・ド・フォンベルも1999年よりミシェル・ロラン氏がコンサルタントを務めるようになりさらに品質が向上!
あの、ロバート・パーカー大絶賛のシャトー・オーゾンヌのオーナーが造る、最強ボルドーサンテミリオン・グランクリュのシャトー・ド・フォンベル。
メルロー 70%、カベルネ・フラン 20%、プティ・ヴェルド 7%、カルメネール 3%のブレンドで造られるこのワインは、プラムなどの黒系果実のアロマと果実味に、ゆっくりと熟成されたワインの証でもあるキノコなどの土っぽい熟成香も加わり、濃密で凝縮した味わいを楽しめる重厚な1本です。

シャトー・ド・フォンベル

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シャトー・ラ・クードレ
シャトー・ラ・クードレは、ボルドー中心街から内陸の方に位置するアントル・ドゥ・メール地区に居を構えるプティシャトーです。
もともと大量生産するためのワイナリーでしたが、職人的なこだわりでワインの品質を徐々に上げてゆき、 2000年台に入ると毎年のように国際コンクールで金メダルを受賞するまでに品質を高めました。
毎年世界中から5000本以上のワインが出品され、世界のワインの品質を一度に比較できると業界関係者からは最も注目されているコンクールの一つである「チャレンジ・インターナショナルデュ・ヴァン」と、フランス本国ではワイン選びの指標としてかなりの人気の「ジルベール&ガイヤール」で金賞をダブル受賞しました。
その年のブドウの出来に合わせてブドウの使用比率は変わりますが、 概ねソーヴィニョン・ブラン主体(70%程度)で、セミヨン、ミュスカデルをブレンドした白ワイン。
フレッシュでフルーティーな果実味を感じる味わいです。

シャトー・ラ・クードレ

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