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湯豆腐、冷奴、麻婆豆腐、あんかけ豆腐、揚げ出し豆腐、肉豆腐、炒り豆腐と、豆腐料理と一口に言っても、さまざまな味付けがあり、さまざまな食材と合わせられています。
そんな豆腐とワインは、じつはとっても合う相性の良い食材。
そこで、本日は豆腐とワインのペアリングについてお話します。
豆腐の味付けによりワインを選ぼう
豆腐は、大豆とにがりのみで造られるもっともシンプルな豆料理です。
大豆を一晩水につけて、ミキサーで撹拌し、豆乳状になった液体を鍋で煮込んで、海水からとれる塩化マグネシウムを主成分とする食品添加物のにがりを加えることで、豆腐になります。
最近はより大豆の旨みが感じられるこだわりの豆腐などもスーパーで売られるようになり、ヘルシーな豆腐は、海外でも人気の日本食です。
冷奴として、薬味をつけて食べるシンプルな食べ方から、揚げたり、煮たり、焼いたりとさまざまな料理に使え、多種多様な味わいの料理になる豆腐は日本の食卓になくてはならない食材ですよね。
そんなバリエーション豊かな豆腐料理は、さまざまな味わいのあるワインと合わせるのが、楽しい食材でもあります。
豆腐の味付けに合わせてワインを選ぶのがポイントです。
豆腐料理とワインのペアリング
まず代表的な豆腐料理といえば冷奴ですよね。
豆腐そのものの味わいがダイレクトに感じられる冷奴は、薬味とタレにより、味わいに変化をもたらせることもできます。
ショウガとネギと醤油のスタンダードな冷奴には、ロゼワインがおすすめです。
醤油はさっぱりとした味わいですが、白ワインに合わせると、酸味のある白ワインの繊細な味わいが引き立たなくなるため、赤ワインのベリー由来のアロマとほどよいタンニンを感じられるロゼワインは、醤油の味わいに負けず、互いに引立てあいます。
最近は、オリーブオイルと岩塩で食べる冷奴も人気ですよね。
そんな洋風冷奴には、ミネラル感が豊富なキレのある白ワインがおすすめです。
岩塩のミネラルとオリーブオイルの風味が、肉厚でオイリーな味わいの白ワインとマッチします。
揚げた豆腐をだし汁に浸して食べる揚げ出し豆腐は、大根おろしやショウガの薬味でさっぱりながら、ボリューム感のある味わいなので、キリっと冷やしたスパークリングワインがおすすめです。
花山椒や八角などのスパイスが効いた濃厚な味わいの麻婆豆腐には、シナモンやスターアニス、ブラックペッパーなどのスパイスのニュアンスが強く感じられるスパイシーな赤ワインがとても合います。
おつまみ豆腐のアレンジレシピ
アボカドと豆腐のマリネ
◆材料
・木綿豆腐…1丁
・アボカド…1個
マリネ液
オリーブオイル…大さじ3杯
砂糖…小さじ1/2杯
酢…大さじ3杯
すりおろしにんにく、塩、胡椒…適量
◆作り方
あらかじめボウルにマリネ液の材料をすべていれてよくかき混ぜ、
一口サイズにカットした豆腐とアボカドを入れてよく混ぜ合わせ、
冷蔵庫で1時間ほどつけ置きすれば完成です。
ご紹介した豆腐料理に合うワインはこちら
ラシーヌ・ヴァン・ド・ペイ・コンテ・トロサン・ブラン ヴィニュロン・ド・ラバスタン
ボルドーの南東トゥールーズ近郊、AOC 地区で言えばガイヤックに位置している協同組合 ヴィニュロン・ド・ラバスタンは、1953年創業で畑の総面積は1290ha、年産42万ケースの大規模生産者です。
パリやマコンのワインコ ンクールで数多くの受賞歴があり、ギ・ド・ アシェットにも紹介される実力派のワイナリーで、このラシーヌ・シリーズは、ワインショップソムリエの古株の一つで、もう 4年間の間売れ筋ワイン、人気の隠れたベストセラーワインなのです。
ラシーヌの白ワインは、ソーヴィニョンブランらしい華やかな香りですがしつこくなく、あとから柑橘系のフルーツやハーブなどのグリーンノート、爽やかな後味があり、味わいも香りからくる華やかさはあるもののスッキリとした印象の辛口の白ワイン。
生ハムやパテなどのおつまみと相性抜群です!
ラシーヌ・ヴァン・ド・ペイ・コンテ・トロサン・ブラン ヴィニュロン・ド・ラバスタンのご注文はこちら
ヴィニャス・デ・ミエデス・ロサード
コンセプトは「気軽に飲めるヘルシーなワイン」。
低糖質、低亜硫酸塩(低SO2)、低ヒスタミン、 グルテン・フリー、そしてカーボンニュートラルなどヴィーガン生活に適したワインであり、お手頃価格ながら安心して日々楽しく飲めるワインを目指して生み出されました。
ガルナッチャ100%で造られるこのロゼワインは、ブラックベリーやイチゴなどのベリーのアロマが華やかなに香り、フレッシュな果実味と凝縮感も感じられるとてもバランスの良い味わいの辛口ロゼです。