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早いもので、今年も残り3週間を切りましたね。
一年が本当にあっという間で驚きです!
クリスマス、忘年会、年越し…
年末に向かっていろいろなイベントが続きますね。
これからの季節、外に出かけてパーティーという方や、家で友達や家族とホームパーティーという方も多いのではないでしょうか。
そこで、本日はパーティー向けのワインをいくつかご紹介します。
ホームパーティーでのワイン選びのポイント
パーティーでは、ワイン好きの方や、お酒は飲むけどワインは普段はあまり飲まないという方など、色々な人たちが集まることが多いですよね。
そんな時のワイン選びでは、まずはお料理に合わせてワインを考えてみるのもいいですし、気軽に飲めるタイプからワイン好きが満足するようなものなど数本選んでおくと安心です。
パーティーにおすすめのスパークリングワイン
1本目はすっきりとした辛口スパークリングワインがおすすめ。
パーティーの来客で、普段ビールを飲んでいる方がいても、スパークリングワインなら同じ炭酸なので、気軽に飲むことができますよね。
リクオ・ロス ロサード・ブリュット ボデガス・エスクデロ
ボデガス・エスクデロは、スペインで最も名高い赤ワイン産地リオハ地方で150年以上の歴史を持つボデガ(醸造所)です。
高貴品種のテンプラニーリョを使い、高品質な赤ワインを造り続けています。標高の高いリオハの気候を活かし、高品質なカヴァを作る「ボデガス・エスクデロ」では、それぞれのカヴァをしっかり熟成させることに強いこだわりを持っており、DOカヴァの法定熟成期間は9カ月とされますが、リクオ・ロスでは、ROSADOが24カ月、Brutに至っては36カ月という、シャンパーニュのプレステージクラスに要求されるのと同等の熟成期間で熟成されます。
このリクオ・ロスは、地元の祭事などでも出す特別なカヴァのため、熟成期間も他のカヴァに比べて高いのです。
ヴィウラ50% ガルナッチャ50%のカヴァは、ベリー系の香りと、爽やかなキリッとした酸味が心地よいブリュット。
グラスから広がるチャーミングな香りと、バランスに優れた優しい味わいでピリ辛のアジアン料理ともよくマッチングします。
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ブリュット・ダンジャン・フェイ ポール・ダンジャン・エ・フィス
ポル・ロジェ、マム、ローラン・ペリエと誰もが知る大手メゾンと並び英国王室御用達ワインとして小規模生産者ながら高品質なワインを生み出すポール・ダンジャン。
もともとはモエ・エ・シャンドンなどにブドウを販売していたブドウ栽培家ならではの、強いこだわりを持ったブドウから造られるシャンパンは、細かい泡が切れ目なく立ち上り、ライムやリンゴなどのフレッシュなフルーツに、マカロンのような甘いアロマも感じられ、すっきりとした爽やかさのあるピュアな味わいで、フルーティさと適度なボリューム感がどんな料理とも相性よく合わせられます。
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パーティーにおすすめの赤ワイン
パーティーの料理といえば、お肉や揚げ物など、見た目も味もボリュームがある料理が多いですよね。
そんな時はワインも気軽に飲めるような重すぎず、でも果実味豊富で飲みやすいタイプの赤ワインがおすすめです。
クロワ・サン・タデール ピノノワール
アルマ・セルシウスは南仏でワイン生産の町として有名なベジエの近郊、ヴィルヌーヴ・レ・ベジエ、セール、ポルティラーニュという3つの村で1200ヘクタールの畑を所有しており、数年前から一貫してブドウ品種ごとの特徴を生かしたワイン造りに取り組んでいます。
ブドウ畑には全部で24の品種が植えられており、モザイク模様のようにその土壌に合わせて様々なブドウを栽培しています。
テロワールを反映したこだわりの自然派栽培によって、毎年安定した高品質なワインを造り続けており、コンクールでは毎年金メダルを取得する実力派ワイナリー。
そんなアルマ・セルシウスが手掛けるピノ・ノワールは、ラズベリーやスグリ、ブラックベリー、といった果実の香りにタイムやミントを思わせる甘く清涼感のある香り。
徐々にサンダルウッドのような、エキゾチックな香りが漂います。飲み口はとても柔らかく、優しい渋みと酸味が感じられます。南フランスのピノ・ノワールだけあり、優しい印象でボリューム感と穏やかな酸味の飲みやすいタイプ。
軽く冷やして飲むと、引き締まった上品な味わいが楽しめてお勧めです。
ラブ・レッド ヴィニャ・マーティ
赤いハートと限りなく続く無限大のマークが重なったストレートでインパクトのあるラベルデザインのこのワインの名前はまさに「LOVE」
このLOVEは、パスカル・マーティ氏のワイン造りに対する愛情を込められており、LOVEという世界で普遍的な名前をあしらったこのワインで、日々の暮らしの中のワンシーンに花を添えてほしい、喜びを味わってほしい、そんな願いから生まれました。
「複数のブドウをブレンドするアッサンブラージュは、醸造家の経験と知識からバランスを整えて1つの完成されたワインへと仕上げていきます。
アッサンブラージュがうまくいったときは、まるで一組の似合いのカップルが目の前に現れたように感じられます」
まさに、このワインは一組の最高のカップルが誕生した愛の結晶のようなワインです。
骨格のあるカベルネ・ソーヴィニョンをベースに、ふくよかでスパイシーな品種、カルメネールやシラーを年によって バランスを取りながらアッサンブラージュします。
カシスや糸杉の凝縮した香りに続き、プラム、カカオ、ドライフルーツにスパイスの甘苦く心地よいアロマがあり、重すぎず、しかし長い余韻が楽しめる1本です。
パーティーにおすすめの白ワイン
またこの季節なら気の置けない仲間と鍋を囲んで楽しむ、鍋パーティーをするという方も多いですよね。
鍋料理でおすすめなのは、今や定番ですがミネラルが豊富な「シャブリ」、また、柑橘のアロマがあるソーヴィニヨン・ブラン。
特に、魚介の塩味やポン酢などでいただくさっぱりとした鍋料理なら相性抜群です!
プティ・シャブリ ドメーヌ・ジョルジュ
シャブリの中でも南寄りのクルジ村で、元々ブドウ栽培農家として協同組合にブドウを販売していたドメーヌ・ジョルジュ。
2004年に、自家元詰めを本格的に開始した若いドメーヌです。
しかしながら、もともとブドウ栽培農家として長い歴史を持っており、栽培はリュット・レゾネで、化学肥料や除草剤を一切止め、自然に近い栽培で、ブドウ樹と自然環境に配慮した、ブドウ栽培をおこなっています。
また、ブドウ樹の樹齢も高く35年~60年のブドウ樹もあります。
醸造は、ブドウ本来が持つ繊細さ、複雑さ、そしてピュアな風味やアロマを残すため、全てステンレスタンクで造られます。
そのため、ミネラルとフレッシュな果実味に溢れるシャブリ本来の個性が際立っています。
プティ・シャブリという呼称は、1944年に作られ、シャブリの中でもより広域の区画を指すものですが、主に「シャブリ」は斜面・丘陵にあるのに対し、プティ・シャブリは平地と丘陵地の上の部分を占めます。
ドメーヌ・ジョルジュのプティ・シャブリは、家族経営ならではのこだわりで、他の畑(シャブリや1級畑)と同じように丁寧に作られています!
ドメーヌ・ジョルジュが造るシャブリは、柑橘と青りんごのアロマに、キレのあるシャープな酸と、ほどよいコクのあるミネラル豊富な味わいです。
エステート・ソーヴィニョン・ブラン ミスティ・コーヴ
ニュージーランドの白ワインといったら、ソーヴィニョン・ブラン!
このミスティ・コーヴは、2008年の創業からわずか数年で世界の名だたる賞を次々と受賞し、多くの評論家から絶賛されるニュージーランドワインの新星。
エステートシリーズは、ミスティ・コーヴのワインの入り口ともなる、最もスタンダードなシリーズ。このソーヴィニョン・ブランは、透明感のある淡いイエローにやや緑を含んだ色合いで、青い草原を駆け抜けるような青く爽やかなアロマの中にスパイシーでいてハーバルなニュアンスも感じられます。
香りとは裏腹にしっかりとした酸味、採れたてのパッションフルーツが口の中で弾けるようなインパクトがあり、余韻の長さにも驚きます。
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パーティーでは、赤・白・スパークリングワインをそれぞれ1本ずつくらい用意できれば楽しいホームパーティーになるはず!
これからお酒を飲む機会やパーティーが増えてきますので、ワイン選びのお役に立てたらうれしいです。