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Q.イタリアの蒸留酒グラッパは何を原材料として造られる?
1.ぶどうの果皮などの搾りかす
2.ぶどうの果肉部分
3.余ったワイン
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伝統的な蒸留酒
イタリアには数多くの伝統的な蒸留酒が存在しますが、中でも北イタリアで長く親しまれてきたもののひとつに「グラッパ」があります。
これはワインの生産と密接に関わりのある蒸留酒で、イタリアの農業文化と再利用の知恵を象徴する存在ともいえます。
通常の蒸留酒とは異なる独特の香りと風味を持ち、その原材料の選定や製法にはワイン造りとの深い関連が見られます。
特に搾汁後の副産物を有効活用する文化が色濃く反映されています。
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気になる答えは「1.ぶどうの果皮などの搾りかす」
グラッパとは
グラッパは、ワインを造る際に残る「ブドウの搾りかす(ヴィナッチャ)」を原材料として造られます。
果皮、種、時には茎も含まれたこの副産物は、通常であれば廃棄されがちですが、イタリアではそれを蒸留することで香り高い蒸留酒へと生まれ変わらせます。
原料となるブドウ品種や圧搾の程度、さらには発酵の有無などによってグラッパの風味は大きく変わるため、実は奥深く、多様性に富んだジャンルでもあります。
近年は品質向上が進み、樽熟成によるまろやかなスタイルなども登場し、世界中の酒愛好家から注目を集めています。
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