【ワイン一問一答】Q.イタリアで発泡性のワインは何と呼ぶ?

【ワイン一問一答】Q.イタリアで発泡性のワインは何と呼ぶ?

【ワイン一問一答】Q.イタリアで発泡性のワインは何と呼ぶ?

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

Q.イタリアで発泡性のワインは何と呼ぶ?

 1.スパークリングワイン
 2.スプマンテ
 3.プロセッコ

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ワイン大国イタリア

イタリアはフランスと並ぶワイン大国であり、土着品種や地域ごとの伝統に根差した多彩なスタイルが特徴です。その中でも「発泡性ワイン」は食前酒としてだけでなく、日常のテーブルワインとしても幅広く親しまれています。
イタリア国内では、北部の冷涼な気候を活かした高酸度の発泡性ワインが数多く生産されており、製法も「シャルマ方式」や「メトド・クラッシコ」など地域やスタイルによって使い分けられています。また、発泡性の強さや残糖度によっても呼称や分類が異なるのが特徴です。
こうした背景から、イタリアの発泡性ワインを指す言葉は、単なるワインカテゴリの一つにとどまらず、その土地の文化や製法に根ざした独自の呼称が用いられているのです。

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気になる答えは「2.スプマンテ」

 

発泡性ワインの総称

「スプマンテ(Spumante)」とは、イタリア語で「泡の立つ」「発泡性のある」といった意味を持ち、イタリアにおける発泡性ワインの総称です。フランスでいう「ヴァン・ムスー」にあたる言葉で、甘口から辛口まで幅広いスタイルが存在します。
スプマンテの中でも特に有名なものに「アスティ・スプマンテ」や「フランチャコルタ」などがあり、それぞれ原産地呼称制度(DOCやDOCG)で保護されています。なお、「プロセッコ」もスプマンテの一種ではありますが、こちらは特定の地域とブドウ品種(主にグレラ種)に限定された名称であり、「スプマンテ」はより包括的な分類といえます。
スプマンテはイタリア人の日常生活に深く根付いており、乾杯の定番からデザートワインまで、多様な楽しみ方ができる存在です。

 

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