アレンジ次第で絶品のおつまみになる納豆とワインのマリアージュ

アレンジ次第で絶品のおつまみになる納豆とワインのマリアージュ

アレンジ次第で絶品のおつまみになる納豆とワインのマリアージュ

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納豆とワインのペアリング

ワイン好きの方なら、ワインをいろいろな料理に合わせるのが楽しみですよね。
合わせる料理によってワインの風味が変化するのがワインの面白いところ。
そこで、本日はワイン好きの方でもなかなか合わせたことがないであろうワインと納豆のペアリングについてお話します。

納豆をそのままワインと合わせると臭みが強調されてしまう

納豆とワインのペアリングと言ったら「それは間違いなく合わないでしょ」という声がたくさん聞こえてきそうですが、たしかに、ワインと納豆をそのまま合わせてしまうと、納豆に含まれるにおい成分の納豆菌がつくりだすアンモニア臭やその他の有機酸が、ワインのフルーティーさと合わさることでより強く感じられてしまいますが、納豆をアレンジすることでこの臭みが驚くほどなくなり、ワインに合うおつまみに変化します。
そもそも、ワインも納豆も多くの有機酸を持つ発酵食品という共通点があるので、素材としては合うのですが、味付けが一番のポイントになります。

ワインと納豆を絶品に変えるにはアレンジが必要

それでは、どのように納豆をアレンジするとワインに合うのか。
まずは納豆の味付けを醤油ではなく、マヨネーズなどの別の味付けに変えるのは大きな効果があります。
納豆の食品会社である船納豆が発売している「ワインdeナットーネ」は、通常の大粒納豆にチーズ味のタレとトマトバジル味のタレをつけた商品で、ワインに合う納豆を開発しました。
納豆の風味を邪魔しないバランスを見つけるのに研究を重ねて、納豆の粒は大き目のものを使用し、濃厚な味わいのチーズ味のタレと、トマト煮込みのような味わいのトマトバジル味のタレにして、今までにない味わいのタレが納豆とワインのつなぎ役になっています。
自宅でも、簡単にこのアレンジは可能で、納豆のタレを使わずに、代わりにケチャップ、ピザソース、トマトのパスタソースを入れたり、マヨネーズや粉チーズを入れたり、オリーブオイルと塩をふって、さっぱりとした味付けにしてみるのがおすすめです。
中でも、トマト味のソースと納豆は意外なほど合う組み合わせなので、一度試してみると面白いですよ。

ワインに合う納豆おつまみレシピ

ワインに合う納豆の簡単おつまみレシピをご紹介します。

◆アボカド納豆
・アボカド 1/2
・納豆 1パック
・オリーブオイル 適量
・塩 適量

納豆をよくかき混ぜてから、一口サイズにカットしたアボカドと合わせ、オリーブオイルと塩をふって全体をしっかりと混ぜ合わせたら完成です。

◆納豆と厚揚げのピザ
・厚揚げ 1〜2個
・納豆 1パック
・ピザソース 大さじ1
・ピザ用チーズ 30〜40g

厚揚げの上にピザソースをまんべんなく塗り、よくかき混ぜた納豆を乗せ、最後にチーズを乗せてトースターで表面に焼き色がつくまで焼いたら完成です。

納豆に合うワイン・合わないワイン

納豆とワインにも相性があり、とくに赤ワインは品種によっては納豆の風味が気になるものもありました。
合わないブドウ品種としては、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネフラン、シラー、ネッビオーロといったタンニンが強めで酸味もある品種は、ワインの渋みがより強く感じられ、納豆の風味も強く出すぎる傾向があるようです。
どちらかといえば、タンニンがまろやかで、酸が少なめのメルローやジンファンデルといった品種の方が納豆もワインもまろやかな味わいになりマッチしました。
また、白ワインに関しては比較的どの品種でも合うものが多く、納豆のねばねばが気になるという方は、スパークリングワインを合わせるのもいいでしょう。

納豆とワインの合わせ方

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