ソーヴィニョン・ブランについて

ソーヴィニョン・ブランについて
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ソーヴィニョン・ブランについて

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ソーヴィニョン・ブラン

本日は、ブドウ品種の「ソーヴィニョン・ブラン」についてお話したいと思います。

ソーヴィニョン・ブランとは

ソーヴィニョン・ブランの原産地はフランスのボルドー地方
黒ブドウ品種のカベルネ・ソーヴィニヨンの親にあたる品種であり、
原産地であるボルドーでは、セミヨンとブレンドされ、
骨格のしっかりとしたバランスの良いワインとなります。
一方、ロワール地方では単一品種で造られており、
特にサンセールのソーヴィニヨン・ブランは秀逸です。
今では、フランス国内はもとより世界中で造られる国際品種となり、
シャルドネに次ぐポピュラーな白ワイン用品種です。

ソーヴィニョン・ブランは「鋭い香りと爽やかな酸をもち、
最も特色ある辛口の白ワインを造る世界的にも人気の品種」と言われています。
特に特徴的と言われるのが、瞬間的に識別できる「香り」
よく「青草のような、ハーブのような、麝香のような、緑色の果実」などと表現されます。
ソーヴィニョン・ブランは冷涼な地域で栽培されると、
メトキシピラジンという青っぽい香りに関与する化学物質が要因となり、
ハーブのような香りを呈します。

ソーヴィニヨン・ブランの特徴的な香りを決めているのが、3つの硫黄化合物です。
この比率によってソーヴィニヨン・ブランの香りが決定づけられ、
ほど良く発生するとグレープフルーツやパッションフルーツなどのさわやかな
フルーツの香りになり、多く含まれていると、汗や猫のおしっこなどの香りを呈します。

ソーヴィニヨン・ブランは、栽培環境、醸造方法の違いによってさまざまな表情を変える、
とても個性的な品種なのです。

ソーヴィニョン・ブランの産地や醸造方法について

世界のさまざまな国で栽培されているソーヴィニョン・ブランですが、
ニューワールドでは「ニュージーランド」のソーヴィニョン・ブランが
この30年ほどで急激な躍進を遂げてきました。

ニュージーランドのマールボロ地区で栽培される
ソーヴィニョン・ブランから造られたワインが
1980年代ワイン・コンペティションで最優秀賞を取ったのをきっかけに
世界的に評価を受ける様になりました。
ここ10年間の生産量も3〜4倍に増加しており、
未だ成長を続けています。

ソーヴィニョン・ブランを使用したワインに合う料理

爽やかな香りと辛口の味わいにきりっとした酸が特徴のソーヴィニョン・ブランは、
合わせるお料理も爽やかで香りが豊かなものがおすすめです。

例えば、ハーブを使ったマリネや白身魚のお料理、
また柑橘系のソースやレモンを絞った前菜、
ロティサリーチキンもハーブをたっぷりと使って焼いたものであれば
お肉料理でも香りとの調和でマリアージュしそうですね!
和食でしたら、山菜のてんぷらや水炊きに
カボスを絞って爽やかに風味づけするとより相性がよくなります。

お手頃価格なワインでも、香りの爽やかさを感じられるものが多いので
普段飲みに最適な万能タイプの白ワインなんです!
ソーヴィニョン・ブランをぜひお試しください!

ソーヴィニョン・ブランにはレモンを使った魚料理

ソーヴィニョン・ブランのおすすめワイン

エステート・ソーヴィニョン・ブラン ミスティ・コーヴ
ミスティ・コーヴのオーナーであるアンドリューベイリー氏は、
大学でワイン醸造学とブドウ栽培学を学び、
卒業後オランダで故郷ニュージーランドのワインの輸入販売の会社を立ち上げ、
多くのミシュラン星付きの名店や高級店をクライアントに持つまでに成長し、
よりリーズナブルに高品質なワインを造るため、
故郷ニュージーランドに戻り、ソーヴィニヨンブランの聖地である
マールボロでワイナリーを創設しました。
2008年の創業からわずか数年で世界の名だたる賞を次々と受賞し、
多くの評論家から絶賛される本物のニュージーランドのソーヴィニヨンブラン。
エステートシリーズは、ミスティ・コーヴのワインの入り口ともなる、
最もスタンダードなシリーズです。
透明感のある淡いイエローにやや緑を含んだ色合いで、
青い草原を駆け抜けるような青く爽やかなアロマの中に
スパイシーでいてハーバルなニュアンスも感じられます。
香りとは裏腹にしっかりとした酸味、
採れたてのパッションフルーツが口の中で弾けるようなインパクトがあり、
余韻の長さからも高いポテンシャルが伺える1本です。

エステート・ソーヴィニョン・ブラン ミスティ・コーヴ

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