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最近ハマっているおつまみが「燻製」です。
燻製って好き嫌いがはっきりしている料理という印象もありますよね。
実は、僕は昔は燻したあの独特な香りが苦手だったんですが、
今ではあの香りの虜!
燻煙の香りをかぐと一杯やりたくなっちゃいます。
そこで、本日は燻製がちょっと苦手という方にも、
もしかしたら好きになってもらえるかもしれない
おいしい燻製レシピをご紹介したいと思います。
燻製は石器時代から⁈人類の歴史とともに発達した調理法
さて、美味しい燻製レシピをご紹介する前に、
ちょっとだけ燻製の歴史について。
燻製の歴史は今からおよそ13,000年前...
石器時代には、燻製の原型とも言える調理法が生まれていたそうです。
当初は肉や魚を天日に干して乾燥させただけの燻製でしたが、
人類は火を使うようになってから、
煙によって食材を燻製し乾燥することを覚えました。
そして、今からおよそ2,000年ほど前の古代ローマ帝国時代。
ゲルマン民族が食材を塩づけで長期保存するという方法も利用しており、
そのゲルマン民族による塩づけをする方法と従来の煙で燻す2つの方法が融合し、
これが現代の燻製の原型となったようです。
桜にリンゴにくるみ…木によって香りに違いがあるの?
燻製好きの方はご存じの方も多いと思いますが、
燻製用の木材も色んな種類があるんです。
木材はどんな食材を燻製するかによって使い分けます。
例えば、
■サクラ … 日本ではメジャーなスモーク材。香りが強く牛豚肉にマッチ!
■リンゴ … 柔らかく香りでマイルドな味わいになるリンゴ。魚介に合います!
■クルミ … 意外とクセが無く、肉類・魚介・チーズにも合う万能選手!
■ブナ … 燻煙の色づきが良く、ハム・ウィンナーなどに最適!
■オーク … 酸味が強く付くと言われる中~上級者用のスモーク!
他にも、みかんの木やピーチ、ぶどう、松の木なんかもあるようで、
それぞれ燻製の香りに特徴があるんです。
この「素材」×「スモークウッド」の組み合わせを色々と試すのが面白く
燻製するたび毎回違った発見があります。
これってワインのマリアージュに近くないですか?
ワインがすすむ!一度は試して欲しい絶品燻製レシピ!
前置きはこのくらいにして、
みなさんに是非おすすめしたい燻製レシピがこちら!
「燻製たまご」と「オリーブ」!
ベーコンなどの肉類を燻製するときは、
ソミュール液・ピックル液という漬け込み液を作って浸して、
塩抜きして、風乾させて……
など美味しく味わうためには1週間ほどの時間が必要ですが、
「燻製たまご」と「オリーブ」は味を整えて燻製するだけ!
今夜のおつまみとして手軽に作ることができます。
ふわっと香ばしいスモークの香りに、
かじると中からトロ~っとした黄身が溢れる「燻製たまご」。
ジューシーな果肉にスモークの風味が閉じ込められ、
口に入れるとガツンと燻煙の旨味が弾ける「燻製オリーブ」。
もちろんワインとの相性もバッチリですよ~ (*~o~)▽
是非、お試しください♪