カプレーゼとワインによるイタリアで代表的なマリアージュとは

カプレーゼとワインによるイタリアで代表的なマリアージュとは
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カプレーゼとワインによるイタリアで代表的なマリアージュとは

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カプレーゼとワインによるイタリアで代表的なマリアージュとは

イタリア料理の前菜として欠かせないカプレーゼ。
イタリア料理とワインが好きな方なら、
カプレーゼとワインの組み合わせは大好きな方も多いですよね。
シンプルな料理だからこそ、合わせるワインでよりそのおいしさが増します。
そこで、本日はカプレーゼとワインのマリアージュについてお話します。

カプレーゼとワインの相性

カプレーゼとは、南イタリアのカプリ島が発祥とされる、
トマト、モッツァレラチーズ、バジルの3つを使って作られるサラダです。
カプレーゼの正式名称は「インサラータ・カプレーゼ」といい、
カプリ島のサラダという意味で、古くからカプリ島で作られてきたサラダで、
カプリ島にあるホテルで催された晩餐会でカプレーゼが提供されたことをきっかけに、
イタリア全土に広まったとされています。
トマトの赤、モッツアレラの白、バジルの緑がイタリア国旗と同じ色をしていることから、
イタリア国民に愛されている料理で、今ではイタリア料理の代表的な前菜です。
そんなカプレーゼとワインの相性はというと、もちろん抜群です。
トマトの酸味に、モッツァレラチーズの特徴的な食感とクリーミーさに、
バジルの爽快な味わいが、オリーブオイルと塩で一つにまとまったカプレーゼは、
カプリ島のあるカンパーニア州の白ワインとよく合います。
なかでも、ヴェスヴィオ火山の噴火の影響を受けた
火山灰と岩石や粘土質が広がっている、非常にミネラルが豊富な土壌で造られる
グレコ・デ・トゥーフォは、フルーティーなアロマに、ほどよい酸があり、
ミネラルが豊かでバランスの取れたふくよかな味わいが、カプレーゼとよく合います。
また、イタリアのプロセッコや、ロゼワインとも非常に相性がいいです。

カプレーゼとワインを合わせる時のポイント

トマト、モッツァレラチーズ、バジルの3つを使って作るスタンダードな
カプレーゼとワインを合わせる時には、バジルの清涼感が引き立つように
キレイな酸のある白ワインをキリっと冷やして合わせるのがおすすめです。
また、カプレーゼはアレンジレシピも多く、トマトの代わりにいちじくやいちご、
キウイ、桃といったフルーツを使って作る甘じょっぱいカプレーゼもあり、
こうしたフルーツでつくるカプレーゼには、フルーティーなアロマと味わいのある
白ワインを合わせるのもおすすめです。
冷たい前菜のイメージが強いカプレーゼですが、オーブンで焼いて温かくして食べる
焼きカプレーゼもおすすめで、焼くことによりトマトの酸味が穏やかになり、
チーズのとろっとした食感と濃厚さが増して、ロゼワインやライトボディの赤ワインとも
相性がよくなります。

カプレーゼに合わせるおすすめのワイン

ソーヴィニョン・ブラン・ポンテ・デル・ディアボロ リバティーワインズ
イタリア白ワインの聖地と呼ばれるフリウリヴェネツィアジューリア州。
山から流れ出た川に削られて薄い表土と多くの石ころだらけの土地は“クラップ(Clap)”と呼ばれ、
この土地のワインにミネラル感とアロマという特徴を与えています。
古くはローマ時代からワイン造りが盛んだったラウシェドの町で、
1951年、ブドウ栽培家たちは協同組合を作りました。
今では辛口ですっきりと香り高いワインを造る名醸地として人気となり、
ラウシェドの名産としてのフリウリワインの高い品質を守り受け継ぐ、という目標を共有しています。
モンテフォルテ・ダルポーネの協同組合が造るソーヴィニョン・ブラン100%のこのワインは、
グレープフルーツ、キウィフルーツ、フレッシュハーブを思わせる爽やかな香りが
グラスから溢れるように香り、生き生きとした果実味、酸味、苦みといった要素が
非常にバランスよく感じられる辛口の白ワインです。
ミネラルたっぷりの土壌から生まれた華やかな香りは1000円台とは思えない華やかさ。
キンキンに冷やしてぜひ前菜のカプレーゼと一緒にお楽しみください。

ソーヴィニョン・ブラン・ポンテ・デル・ディアボロ リバティーワインズ

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プロセッコ・スプマンテ・ブリュット・ビオ フィドーラ
フィドーラは、イタリア・ヴェネト州にある、
ビオディナミ農法を約40年前から実践している州内で最古の自然派ワイナリーです。
そんなフィドーラが手掛けるモスカート・スプマンテ・ブリュットは、
海から吹く潮風の影響による寒暖差で、香り高く、甘みと酸味が凝縮した
自社畑のモスカートを100%使用しています。
フィドーラのプロセッコ・スプマンテ・ブリュットは、
自社畑のグレラ種を100%使用し、ブドウは収穫後酸化しないよう素早くプレスします。
一次発酵はステンレスタンクで行い、その後シャルマ製法で二次発酵を行います。
そのため、生き生きとしたフレッシュな軽快な味わいのプロセッコでありながら、
コクがしっかりと感じられる味わいに仕上がっています。
リンゴジャムやフルーツコンポートのような果実味に、
ミネラル感もある辛口で泡立ちもしっかりしているスプマンテです。

プロセッコ・スプマンテ・ブリュット・ビオ フィドーラ

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