日本では北海道で栽培されているケルナーの特徴とは

日本では北海道で栽培されているケルナーの特徴とは

日本では北海道で栽培されているケルナーの特徴とは

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北海道で造られるケルナーワイン

ケルナーという品種をご存知ですか?
ドイツのヴュルテンベルク地方で人工交配によって生まれた白ワイン用品種。
冬はマイナス10℃以上になる北海道でもしっかりと育つ
耐寒性のあるケルナーからは、アロマティックでボディのしっかりした
ワインが生まれています。
そこで、本日は北海道でも栽培されているケルナーについてお話します。

ケルナーの特徴と造られるワインの特徴

ケルナーは、1929年、ドイツのヴュルテンベルク地方にある研究所で、
黒ブドウのトロリンガーと白ブドウのリースリングの
人工交配によって生まれた白ブドウです。
ケルナーという名前は、ヴュルテンベルク出身の医師であり詩人の
ユスティヌス・ケルナーがワインの詩を読んでいることからとられました。
ドイツのファルツ地方、ラインヘッセン地方、モーゼル地方、
ヴュルテンベルク地方で栽培されており、
現在ドイツで8番目に多く栽培されている品種です。
マイナス10度の寒さにも耐えることが出来る耐寒性から、
1990年ごろにドイツで広く栽培されていましたが、
現在は、より早く果実が熟し、土地を選ばない
ミュラー・トゥルガウの人気に押され一時期より栽培量は減っていますが、
それでも変わらず人気の品種の1つです。
その他、オーストリアの南東部やスイス、イタリアの南チロル地方でも栽培されており、
ドイツと同じような気候の北海道でも余市などを中心に栽培されています。

ケルナーから造られるワインは、澄んだイエローからゴールドを帯びるものもあり、
マスカットのようなアロマティックな香りがやさしく感じられ、
白桃やよく熟れた洋ナシのフルーツ・フレーバーと、
ハーブや柑橘系のニュアンスを感じることもあります。
酸味は穏やかで、親しみやすく優しい印象で豊かな果実味を楽しめる味わいです。

おもな産地と特徴

■ドイツ
ケルナーの生まれ故郷であるヴュルテンベルグ地方や、
ラインヘッセン地方やファルツ地方、モーゼル地方などで栽培されています。
一時期より栽培面積は減ってしまいましたが、現在でも人気の品種です。
片親であるリースリングより、親しみやすく優しい印象で、
豊かな果実味を楽しめる味わいです。

■日本
ドイツと気候が似ている北海道で広く栽培されています。
特に余市町で栽培されるケルナーワインは、
よりアロマティックでボディのしっかりしたものが多く
飲みごたえのあるワインに仕上がっています。
冬はマイナス10℃以上になる北海道でもしっかりと育つ耐寒性のあるケルナーは、
ミュラー・トゥルガウやセイベルに次いで導入され、
現在はアロマティック系白ブドウの代表格になっています。

ケルナーから造られるおすすめワイン

北海道ケルナー
北海道産ブドウで生粋の国産ワインを造り続ける日本最大のワイナリーが手掛ける、
ケルナーを使用したフルーティーな白ワイン。
日本ワインコンクールにおいて金賞、コストパフォーマンス賞を受賞した実力派。
軽快かつ適度なボリューム感を備えた味わいは、
カルパッチョなど魚介類との相性抜群です。
産地:日本/北海道

北海道ケルナー

ルドヴィヒスヘーファー・ホーニッヒベルク・ケルナー・シュペートレーゼ
オッペンハイムの南、ライン河を臨むルドヴィヒスヘーエ村の
その名もホーニッヒベルク(はちみつの山)で造られる甘口ワイン。
フレッシュさがあり、シュペートレーゼとは思えないしっとりとした甘さ、
コクをもっています。
優しい酸、まろやかな甘さとコクで親しみやすい味わいのケルナー種100%。
産地:ドイツ/ラインヘッセン

ルドヴィヒスヘーファー・ホーニッヒベルク・ケルナー・シュペートレーゼ

おすすめワインに合う料理

マスカットのようなアロマティックな香りに、
白桃やハーブや柑橘系のニュアンスの穏やかな酸味と豊かな果実味をもつ
ケルナーには、白身魚のカルパッチョやグリルチキンのサラダなど
さっぱりとしたお料理が相性抜群です。
また、甘口のケルナーには、白カビ系のフレッシュなチーズもおすすめです。

ケルナーワインに合うチキンサラダ

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