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これから本格的な梅雨の時期にはいりますね。
梅雨が明けると一気に湿度もあがり、日本の夏特有の蒸し暑さがやってきますね。
正直、そうなるとワインよりももっとさっぱりした味わいのお酒が飲みたくなる。
なんて方も多いのではないでしょうか。
そこで、本日は日本の夏にこそぴったりなワインの飲み方
「ハーブワイン」についてお話します。
ハーブワインは暑い日にぴったりのワインの飲み方
ハーブワインっていう言葉を聞いたことはありますか?
ハーブワインは、その名の通りワインにハーブを入れて風味をつけたフレーバードワインです。
作り方もとっても簡単なので自宅ですぐに作れて、
蒸し暑い日には氷をいれて飲むと、ハーブの清涼感が加わり、
とってもおいしくのどを潤してくれます。
また、ワインの中に浮かんだハーブが見た目にもおしゃれで、
夏のホームパーティーでも大活躍してくれます。
ハーブが加わることで、まだワインをそれほど飲みなれていないという方にも
ハーブの風味がはいるので、とても飲みやすくなります。
ハーブワインの効能
ハーブワインのうれしいところは飲みやすいだけではなく、
ハーブの持つ健康効果が期待できます。
たとえば、ローズマリーやオレガノなら消化不良に対する消化促進の効果、
セージは多汗症に対する効果、タイムには強い殺菌効果と抗ウイルス作用、
ラベンダーには鎮静作用があり、ストレスによる不安や緊張を和らげ、
緊張からくる偏頭痛や高血圧にも効果があるといわれています。
もちろん、ワインにも健康効果があり、赤ワインに多く含まれるポリフェノールには、
レスベラトロールという成分があり、抗酸化物質でストレスへの耐性効果が強く、
運動機能向上の効果が期待できると言われています。
また白ワインは、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、酢酸、コハク酸などの
有機酸が多く含まれており、赤痢菌、サルモネラ菌、大腸菌などの
食中毒菌に有効であることが知られています。
これからの時期、夏の暑さで食欲が落ちたり、食品が傷みやすくなるので、
ハーブワインの効能は健康にもとてもよくうれしいですね。
ただし、飲む量が多すぎると、この効能も逆効果になってしまうので、
適量で楽しむのが大切です。
自宅で簡単に作れるハーブワインのレシピ
材料
・ワイン(750ml)1本
・お好みのドライハーブ 大さじ1杯
作り方
1ワインを小鍋に移し、湯煎にかけます。
2ワインが温まってきたら、ドライハーブを加えます。
(フレッシュハーブを使用する場合は、あらかじめ水洗いして、
キッチンペパーなどで水気を拭き取ったものを入れます)
3香りが出てきたら、ワインが沸騰する前に火を止め、
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成です。
ハーブワインに使用するワインは、1000円以下のデイリーワインや、
開けてみたけどあまり好みの味ではなかったワインや、
飲み残して少し時間が経ってしまったワインなどを使って作るのがおすすめです。