スペインのワイン「カヴァ」とは?特徴やおすすめ5選もご紹介!

スペインのワイン「カヴァ」とは?特徴やおすすめ5選もご紹介!

スペインのワイン「カヴァ」とは?特徴やおすすめ5選もご紹介!

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スペインのワイン「カヴァ」とは?特徴やおすすめ5選もご紹介!

スペインのカヴァはシャンパンと同じ瓶内二次発酵のトラディショナル方式で造られる手間のかかったスパークリングワインですが、シャンパンに比べリーズナブルで、1000円台のワインも多いので、私は週末などスパークリングワインが飲みたいという時には、よくカヴァを購入しています。
本日はスペインを代表するスパークリングワインのカヴァの特徴と、当店一押しのカヴァ4つをご紹介します。

スペインのシャンパン?「カヴァ」とは

カヴァは、イタリアのプロセッコ、フランスのシャンパンと並ぶ、世界3大スパークリングワインの1つで、世界で3番目の販売本数を誇り、年間約2億4,000万本が販売されています。
以前スパークリングワインの特集でもお話したことがありますが、スパークリングワインを造るための製法はいくつかあり、中でも一番手間と時間とコストをかけて造られるのが、シャンパンでおなじみの「トラディショナル方式(シャンパーニュ方式)」とよばれる、瓶内二次発酵で泡をつくりだすものです。
カヴァは、このトラディショナル方式で造られますが、同じトラディショナル方式のフランスのシャンパンやイタリアのフランチャコルタに比べ、リーズナブルな価格のワインがそろっているのもカヴァの魅力です。

カヴァってどんなワイン?

カヴァの歴史は、19世紀末、カタルーニャ地方の醸造家がシャンパーニュ地方でシャンパンの製法を学び、スペインの固有品種である、マカベオ・チャレッロ・パレリャーダを使って造られたのがはじまりです。
スペインはフランスのシャンパーニュ地方に比べ温暖で日照時間も長いため、ブドウがよく熟し、ブドウの糖度が高く芳醇な風味があるため、補糖しない極辛口のワインが多いのも特徴です。
そのため、すっきりとした味わいですが、ブドウそのもののフルーティな果実味もあるバランスのとれた味わいのものが多く造られています。

カヴァを生んだスペインのカタルーニャ地方てどんなとこ?

カタルーニャ州は、スペイン北東部の地中海岸にある自治州で、地中海で最大の港の1つであるバルセロナがあり、首都はスペインで2番目に大きな都市です。
カタルーニャ州には、11のDO(原産地呼称)とDOカヴァがあり、チャレッロ、マカベオ、パレリャーダなどの白ブドウの固有品種からフルーティな白ワインが多く造られており、ボルドー品種から造られる赤ワインは、スペインの中でも最高品質なワインとして有名です。
また、スペイン国内のカヴァの95%の生産量を占めており、日本に流通するカヴァのほとんどはカタルーニャで造られたものです。

カヴァ VS シャンパン 〜それぞれの違い〜

シャンパンとカヴァの最大の違いは、使われるブドウの種類です。
シャンパンに使用されるブドウの品種は、白ブドウはシャルドネ、黒ブドウはピノ・ノワール、ピノ・ムニエから造られます。
カヴァの品種は白ブドウのチャレッロ、マカベオ、パレリャーダ、シャルドネ、スビラ・パレンの5品種が使われ、黒ブドウは、ガルナッチャ、モナストレル、トレパ、ピノ・ノワールの4品種、全部で9つの品種がカヴァに使用することが認められています。
中でも、主要な品種はチャレッロ、マカベオ、パレリャーダで、チャレッロは複雑でミネラル感と渋味をもっており、造られるワインは、フルーティな果実味のある力強いフルボディになります。
この3つの主要品種は、比較的酸の穏やかな品種が多いため、シャンパンと比べると酸味が穏やかで飲みやすいのも特徴です。
また、こうした固有品種から造られるカヴァは、土や樹脂のような特有のアロマがあるものが多いので、この香りが苦手という方は、シャルドネやピノ・ノワールといった国際品種をメインに使ったカヴァを選ぶのがおすすめです。

瓶内二次発酵とは?

トラディショナル方式(シャンパーニュ方式)と言われる製法が、瓶内二次発酵で造るスパークリングワインで、白ワインを造る工程と途中まで同じ方法でワインを醸造し瓶詰をした後に、糖分と酵母を加えることで瓶内にアルコールと炭酸ガスが発生します。
その後約2ヶ月間かけてゆっくりとワインを瓶内で二次発酵させ、きめの細かい泡を造る製法です。

カヴァが好まれる理由

先ほども触れましたが、やはりカヴァの魅力は瓶内二次発酵で造られるきめ細かい泡と、温暖な産地で育つブドウのフルーティさが反映したすっきりとバランスのとれた味わい
そして、1000円台からでも購入できるリーズナブルな価格です。
上質でありながらデイリーでも楽しめるカヴァは、辛口でどんな料理とも相性が良いので、家庭料理とも合わせやすく普段の食事から、人を招いたホームパーティーまでさまざまなシチュエーションで楽しめる気軽さが好まれる理由でしょう。

品種で変わる味わい

一口にカヴァと言っても、じつにさまざまな種類があり、主要な固有品種で造られる伝統的なカヴァから、シャルドネやピノ・ノワールといったシャンパーニュの主要品種であるブドウを使用したカヴァまであり、シャンパーニュよりも使用できるブドウ品種が多いことからも味わいのバリエーションが豊かです。
ここでは、多くのカヴァに用いられている主要な固有品種を3つご紹介します。

マカベオ

マカベオは、カタルーニャ以外にもリオハやフランスのラングドックでも栽培されている品種で、リオハではナバーラ、ラングドックではマカブーと呼ばれています。
主要3品種の中では比較的酸味が強い方で、花やハーブを想わせるアロマがあり、白ワインだけでなく、赤ワインのブレンドとしても使われています。
樽熟成によって、とても個性的で芳香の優れたワインになるため、長期熟成のワインにも用いられています。

チャレッロ

チャレッロは、病気に大変強く樹勢の高いブドウ品種のためカタルーニャ地方では古くから栽培されてきました。
爽やかな香りと適度な酸味が特徴で、フルーティな味わいのワインに仕上がります。
固有品種の中でも最も高品質なワインを造る品種で、複雑でミネラル感と渋味をもっており、カヴァ特有のアロマである土の香りもこのチャレッロの特徴です。

パレリャーダ

カタルーニャ地方のおもに標高300~600メートルの土地で栽培されています。
霜害に合いやすく非常にデリケートな品種ですが、アロマティックでカヴァに優雅さや柔らかさを加えるため、19世紀末に、カヴァの生産者であるホセ・ラ・ベントス氏によって、高品質なカヴァには欠かせない品種として採用されました。
スパークリングワイン以外に甘口ワインにも使用されています。

カヴァの種類・グレードについて

カヴァは熟成期間や使用するブドウ畑などの基準により、6段階のグレードに分かれています。
1000円前後のスタンダードなカヴァから、グラン・クリュに相当する畑の最高級のカヴァまでさまざまな種類があり、用途やシチュエーションに合わせていろいろなカヴァが楽しめます。

Non Vintage(ノン・ヴィンテージ)

最低9ヶ月の瓶内熟成が必要で、最もスタンダードなカヴァです。
ほとんどのカヴァが、このノン・ヴィンテージという種類に属しており、価格は安いものだと1000円を切るものも。
フレッシュな味わいのものが多くデイリーとして楽しめます。

Vintage(ヴィンテージ)

単一年のブドウで造られ、最低9ヶ月の瓶内熟成が認められています。
生産者によっては、ブドウの出来の良い年にのみ生産されるカヴァもあり、それでも価格は2000円台で購入できるリーズナブルものが多くあります。

Reserva(レゼルバ)

最低15ヶ月の瓶内熟成が必要です。
レゼルバになると、より泡がクリーミーになり、ハチミツや熟した果実のアロマ、パンのようなニュアンスが感じられる繊細でコクのある複雑な味わいのものが多くあります。

Gran Reserva(グラン・レゼルバ)

最低30ヶ月の瓶内熟成が必要で、残糖分量が1Lあたり12g以下の辛口カヴァのみがグラン・レゼルバを名乗ることのできます。
きめ細やかな泡立ちと長期熟成を感じるリッチでボリューム感のある味わいは、ヴィンテージ・シャンパーニュ並みのクオリティを持つものも多くあります。

Cava de Paraje Calificado(カヴァ・デ・パラヘ・カリフィカード)

2017年に新設されたブドウ畑の格付けで、グラン・クリュに相当するカヴァの単一畑です。
全体でわずか12の畑だけが、パラヘ・カリフィカードに認められており、最低36ヶ月瓶内熟成した辛口ワインのみが名乗ることができます。

Rose(ロゼ)

上記の5つ全てのグレードでロゼワインを造ることができます。
製法はセニエ法のみが認められており、シャンパーニュのように白ワインと赤ワインをブレンドする製法は禁止されています。

味わいも7段階?甘辛度で好みを見分ける

辛口のスパークリングワインであっても糖分の量によって味わいは異なります。
炭酸があると甘さを感じにくいため、ドサージュといって糖分を加えることで、甘さの調整をしてワインの味わいにコクとまろやかさ、ボリューム感をだします。
スパークリングワインは辛口から甘口まで7種類あり、1Lあたりの糖分含有量(グラム)によって明確に分けられ、それぞれ名称があります。

辛口

近年は健康志向の高まりもあり、大手シャンパーニュメゾンでは糖分添加量の非常に少ないブリュット・ナチューレや、補糖をしないNon Dose(ノン・ドゼ)/Dosage Zero(ドサージュ・ゼロ)をアピールするのがトレンドになっています。
カヴァはブリュット・ナチューレで造られるものが多いですが、ブドウ自体の糖分が高いことから、ブドウ本来のほんのりとした甘味とコクが感じられる味わいのものが多いです。
辛口のカヴァは、食事と一緒に楽しめるので普段の食事でも、人が集まるホームパーティーの乾杯にもぴったりです。

Brut Nature(ブリュット・ナチューレ)

残糖度~3g/L未満のブリュット・ナチューレは、日本語で言えば超辛口のスパークリングワインです。
糖分添加量の非常に少ないので飲み口もスッキリとしていて爽快感のある味わいです。

Extra Brut(エクストラ・ブリュット)

残糖度~6g/Lのエクストラ・ブリュットは、極辛口のスパークリングワインです。
ブリュット・ナチューレよりも糖分が少し高いですが、エクストラ・ブリュットもかなりキレのある辛口です。

Brut(ブリュット)

残糖度6~12g/Lのブリュットは、世界でもっとも多く造られている辛口スパークリングワインです。
シャンパーニュのうち90%以上はブリュットで造られています。
ブドウの味わいや酸を活かしながらも、コクとまろやかさやボリューム感のあるバランスのよい辛口スパークリングワインです。

甘口

現在はカヴァを含めスパークリングワインの主流は辛口のため、甘口のスパークリングワインの生産量は世界的にみても少ないですが、甘口のカヴァは、しっかりとした果実味にコクとまろやかさにボリューム感があり、甘いスイーツと一緒に飲むと、とても贅沢な味わいを楽しめます。

Extra Seco(エクストラ・セコ)

残糖度12~17g/Lのエクストラ・セコは、甘口といっても実際はやや辛口で、ブリュットよりもより重たい口当たりで、ボリューム感のある味わいです。

Seco(セコ)

残糖度17~32g/ Lのセコは、やや甘口でとてもボリューム感のある味わいなので、合わせる料理もあえてスパイシーなエスニック料理やアジア料理と合わせてみると、カヴァの甘味も引き立ちます。

Semi Seco(セミ・セコ)

残糖度32~50g/ Lのセミ・セコは、しっかりとした甘口なので、ケーキやフルーツコンポートといった食後のデザートと合わせることで、非常に華やかな味わいになります。

Dolce(ドゥルセ)

残糖度50g/l~のドゥルセは極甘口で、熟した果実のアロマにハチミツや花などの芳醇なアロマがあり、ブルーチーズなどの塩気の強いチーズと一緒に味わうことで、よりワインの華やかなアロマと風味が味わえます。

おすすめ料理・つまみ

私はカヴァを飲むときには、よくスペインでもおなじみのタパスを合わせます。
タパスは小皿料理のことで、スペインのバルではお酒を1つ注文すると、小皿料理が1つついてくるシステムのお店が多く、1店舗1杯と1皿で、いろいろなバルをはしごする飲み方がポピュラーです。
日本でいうところのお通しですよね。
タパスには、香ばしく焼いたパンの上に生ハムやマリネしたトマトを乗せたブルスケッタや、半分に切ったゆで卵の上にアンチョビとマヨネーズを乗せたもの。
鯖の水煮缶にオリーブオイルを垂らしてガーリックを乗せてオーブンで焼いたものなど。
お手軽なタパスをいくつか用意して、カヴァを楽しみます。

 

カヴァの魅力いかがでしたでしょうか。
普段の料理からホームパーティーの乾杯まで幅広く活躍するリーズナブルで高品質なスパークリングワイン。
週末の家飲みでは1000円台のカヴァをチョイスして簡単なおつまみと楽しむのがおすすめ。
3000円以上のカヴァなら、ヴィンテージ・シャンパーニュ並みのクオリティを持つ、3年以上熟成させたグラン・レゼルバも購入できてしまうので、特別な日や人を招いたホームパーティーでも大活躍してくれますよ。

スペインのワイン「カヴァ」とは?

おすすめのカヴァ

ラ・エスカパーダ ロング・ワインズ NV
スペインのカタルーニャ州バルセロナで造られるこのエスカパーダは、地中海性気候と250mの高い標高に、シャンパーニュ地方と同じ石灰質土壌という恵まれたテロワールを持つことから、フレッシュな果実味と酸味とミネラル分の強いブドウが育つため、シャープな切れ味と複雑性をもった格調高いワインが生まれます。
栽培醸造家であるダミア・ディアスの哲学は「この地の持つテロワールを反映したワインを造ること」。
15か月というシャンパーニュの規定にも劣らない熟成期間を経て生み出されるこのカヴァは、安定した細やかな勢いのある泡立ちに、ブリオッシュや蜂蜜の複雑な香りが、グラスから溢れ出し、きれいな酸味と果実味とのバランスが素晴らしい1本です。

ラ・エスカパーダ ロング・ワインズ

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エレタット・エル・パドルエル ブリュット・ロゼ ボデガス・カヴァ・ハウメ・セラ
スペインでも有数のワイナリーであるボデガス・カヴァ・ハウメ・セラ社は、1986年に設立されました。
バルセロナのビラノバ・イ・ラ・ジェルトゥルの地中海に向かって緩やかに傾斜する丘の上に位置しており、大規模ながら家族経営を続けています。
その品質の高さでニューヨークタイムズ誌やワシントンポスト誌、ワイン&スピリッツ、ワイン・スペクターなどで高評価・高得点を受賞するなど世界的に高い評価を受けています。
厳選されたピノ・ノワールとカタルーニャ地方の土着品種であるトレパットを使用し、徹底した醸造環境の下、カヴァの規定である9ヶ月を上回る12ヶ月の瓶内二次発酵を経て製造されます。
美しく、優雅なストロベリーのような色味の外観に、トラディショナル製法(シャンパーニュ式)から得られる繊細な泡立ち。
口に含むと新鮮味のある赤色の果実や、ザクロの香りが広がります。
味わいはストロベリーやオレンジ系の豊かな果実味と長い余韻が特徴的で、辛口ロゼスパークリングとして様々な機会でお楽しみ頂けます。

エレタット・エル・パドルエル ブリュット・ロゼ ボデガス・カヴァ・ハウメ・セラ

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カンポス・デ・エストレリャス・ブリュット・ロゼ ヴィネルジア
カンポス・デ・エストレリャスのカヴァは、カヴァの主要産地であるスペイン北東部カタルーニャ州のペネデス地方の畑で造られる、マカベオ・チャレッロ・パレリャーダのカヴァ3大ブドウ品種を使用し造られます。
そして、シャンパンと同じ製法の瓶内2次醗酵後にこのカヴァは、澱と共に法定熟成期間である9ヶ月を超える14ヶ月間の熟成を経て、複雑なストラクチャーを造り出します。
人気漫画「神の雫」にも掲載されており、「JPOPをかけながらオープンカーみたいなカヴァ」と紹介されるほど、爽快感と華やかさのあるカヴァです。
ピノ・ノワール100%のロゼは、ベリーのアロマに柑橘などのフレッシュなアロマと果実味が感じられる元気な泡の軽快なスパークリングです。

カンポス・デ・エストレリャス・ブリュット・ロゼ ヴィネルジア

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カヴァ・レッソ ブリュット・ナチュレ マサックス
強いこだわりがある職人的生産者マサックス。
マサックスが畑を所有するモンサーラ地域は、ワイン造りに関してはまさに天国で畑の収穫は年々良くなり品質も上昇しています。
マサックスのカヴァは、ワインアドヴォケイト誌でカヴァが87点、88点という高得点を獲得し、アメリカの権威あるワイン誌ワイン・エンスージアスト誌では、ベストバイに選ばれるほどの高評価を得ています。
そんなマサックスが手がけるカヴァ・レッソ ブリュット・ナチュレは、ブリュットと同様、注ぐと強いしっかりとした泡で徐々に繊細な泡へ変わってゆきます。
クリアなシトラス、ライムや地中海レモンを思わせる爽やかな香り、タイムやアニス、ハーブを思わせる清涼感のある香り。
極辛口に仕上がっているこのカヴァは後味にもキレがあり、すっきりとした飲み口で特に魚介料理や、味の濃い料理などと合わせると食事が進みます。
本場カタルーニャでは暑い夏に、このブリュット・ナチュレがよく飲まれます。
和食にも合う!日本人好みのキレのある極辛口&繊細かつ強い泡!まさにオールマイティなスパークリングです。

カヴァ・レッソ ブリュット・ナチュレ マサックス

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リクオ・ロス・ブリュット ボデガス・エスクデロ
ボデガス・エスクデロは、スペインで最も名高い赤ワイン産地リオハ地方で150年以上の歴史を持つボデガ(醸造所)です。
高貴品種のテンプラニーリョを使い、高品質な赤ワインを造り続けています。
標高の高いリオハの気候を活かし、高品質なカヴァを作る「ボデガス・エスクデロ」では、
それぞれのカヴァをしっかり熟成させることに強いこだわりを持っており、DOカヴァの法定熟成期間は9カ月とされますが、リクオ・ロスでは、ROSADOが24カ月、Brutに至っては36カ月という、シャンパーニュのプレステージクラスに要求されるのと同等の熟成期間で熟成されます。
このリクオ・ロスは、地元の祭事などでも出す特別なカヴァのため、熟成期間も他のカヴァに比べて高いのです。
ヴィウラ100%のこのスパークリングワインは、シトラスやリンゴ、白い花のほのかな蜜を思わせる香りの中に、36か月熟成で醸されたパン酵母のような熟成香が感じられます。フレッシュなアロマと果実味ながら、柔らかく深みのあるバランスが取れた味わいです。

リクオ・ロス・ブリュット・ナチュレ ボデガス・エスクデロ

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