ソムリエもハマった♪ピノ・ノワールとえのき料理のペアリング

ソムリエもハマった♪ピノ・ノワールとえのき料理のペアリング

ソムリエもハマった♪ピノ・ノワールとえのき料理のペアリング

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ソムリエもハマった♪ピノ・ノワールとえのき料理のペアリング

みなさん、おうちワインではどんな料理のペアリングを楽しまれていますか?
レストランのような本格的な料理ではなく、シンプルで素朴な食材でつくる家庭料理とのペアリングこそ、おうちワインの醍醐味とも言えます。
そこで、本日は私が最近ハマった、ピノ・ノワールとえのき料理のペアリングをご紹介します。

ピノ・ノワールにはどんな食材が合う?

ピノ・ノワールと言えば、フランス・ブルゴーニュ地方。
レストランではよく鴨のローストなどをはじめ、ブルゴーニュ地方の郷土料理である鶏肉の赤ワイン煮込みのコック・オー・ヴァンや、牛肉の赤ワイン煮込みのブッフ・ブルギニヨンなどの肉料理がペアリングされます。
でも、それと同じくらい合う料理がキノコ料理!
ピノ・ノワールは、イチゴやチェリー、ラズベリーといったチャーミングな果実のアロマが特徴ですが、熟成が進むと土の香り、キノコ、なめし皮、タバコやスパイスの複雑な香りが出てきます。
そのため、キノコの風味はピノ・ノワールと非常に相性が良いんです。

ソムリエ一押し!ピノ・ノワールに合うキノコ料理レシピ

今回おすすめしたいのが、「えのきと春菊のペペロンチーノ」

■材料
えのき茸 1束
春菊 1/2束
にんにく 1片
鷹の爪 1本
オリーブオイル 大さじ1
塩 適量

■作り方
1. えのきは根本の部分を切り落とし半分の長さに切り、春菊もえのきと同じ大きさに切り揃えておきます。
2.フライパンにオリーブオイルをひいて、にんにく、鷹の爪を入れて弱火にかけます。
3.にんにくの香りが立ってきたら、えのきと春菊の茎の部分を先に炒め、軽く火が通ったら春菊の葉を加え、全体に火が通るまで炒めます。
4.最後に塩で味を調え、お皿に盛り付けてオリーブオイルをひとまわししたら完成です。

えのきと春菊のペペロンチーノに合うおすすめのピノ・ノワール

エステート・ピノ・ノワール ミスティ・コーヴ
ミスティ・コーヴは、2008年の創業からわずか数年で世界の名だたる賞を次々と受賞し、多くの評論家から絶賛される本物のニュージーランドワイン。
エステートシリーズは、ミスティ・コーヴのワインの入り口ともなる、最もスタンダードなシリーズです。
ニュージーランドで栽培される黒ブドウの70%の栽培面積を占めているのがピノ・ノワールで、土、石、沖積とミネラルの石英が混ざった土壌で育つピノ・ノワールから造られるこのワインは、淡いガーネットの色調で、チェリーやプラム、ストロベリーの香りが層になり、そこにほんの少しのスパイスを感じる、華やかでいてフレッシュな味わいのピノ・ノワールです。

エステート・ピノ・ノワール ミスティ・コーヴ

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ピノ・ノワール シャテル・ビュイ
カーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシーは、ブルゴーニュ南部のコート・シャロネーズの栽培家・ワイン生産者達が自発的に集まって誕生した協同組合。
AOC法の規定のほかに、独自の品質コントロールを行っており、非常に高い品質基準をもっている点も特徴で、国内外の多くのメディアで評価されている実力のある造り手です。
そんなカーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシーが手掛けるピノ・ノワールは、ブドウのフレッシュな果実味を引き出すため、 ステンレスタンクを用いて発酵を行い、その後、この土地で伝統的な木製の大樽にワインを移し 熟成させます。
ピノ・ノワールの特徴でもあるさくらんぼやスグリ、ラズベリーといった赤系果実のピュアなアロマがあり、時間とともに腐葉土、レザーの深みのある香りが現れます。
果実の甘みと、エレガントで美しい酸に、穏やかな渋みがアクセントに感じられます。
タンニンが落ち着くまで数ヶ月寝かせることによって、燻した香りや レザーのノートが加わります。
フレッシュな果実味を味わうため、熟成は3年程度までに留めるのがおすすめです。

ピノ・ノワール シャテル・ビュイ

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ブルゴーニュ・ピノ・ノワール シルヴァン・デュボー
この先100年のブルゴーニュワインを見据える学術的醸造家シルヴァン・デュボー。
彼の醸造は、ワイン本来の個性を保ちながらも、より自然で純粋な味わいを追求するアプローチを確立していきます。
コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、コート・シャロネーズ、マコン、トネール(シャブリ近郊)の選りすぐりの区画で育ったピノ・ノワールを使用したこのワインは、新鮮なラズベリーやブルーベリー、バラの花びらのようなフローラルなアロマが広がり、スパイスや森の下草を思わせる香りも加わり、口に含むと、軽やかで透明感のある味わいが広がります。
タンニンは控えめでフレッシュな酸味が心地よく、ピュアでありながらエレガントさも兼ね備え、時間とともにその複雑さと豊かさが顔を出す、飲み手を飽きさせないチャーミングな味わいです。
クラシックなブルゴーニュの魅力を存分に備えながらも、その個性は他に類を見ないユニークなものであり、ブルゴーニュのテロワールを強く感じさせる1本です。

ブルゴーニュ・ピノ・ノワール

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クロワ・サン・タデール ピノノワール
アルマ・セルシウスは南仏でワイン生産の町として有名なベジエの近郊、ヴィルヌーヴ・レ・ベジエ、セール、ポルティラーニュという3つの村で1200ヘクタールの畑を所有しており、数年前から一貫してブドウ品種ごとの特徴を生かしたワイン造りに取り組んでいます。
ブドウ畑には全部で24の品種が植えられており、モザイク模様のようにその土壌に合わせて様々なブドウを栽培しています。
テロワールを反映したこだわりの自然派栽培によって、毎年安定した高品質なワインを造り続けており、コンクールでは毎年金メダルを取得する実力派ワイナリー。
そんなアルマ・セルシウスが手掛けるピノ・ノワールは、ラズベリーやスグリ、ブラックベリー、といった果実の香りにタイムやミントを思わせる甘く清涼感のある香り。
徐々にサンダルウッドのような、エキゾチックな香りが漂います。飲み口はとても柔らかく、優しい渋みと酸味が感じられます。南フランスのピノ・ノワールだけあり、優しい印象でボリューム感と穏やかな酸味の飲みやすいタイプ。
軽く冷やして飲むと、引き締まった上品な味わいが楽しめてお勧めです。

クロワ・サン・タデール ピノノワール

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ピノ・ノワール オリバー・ゼター
オリバー・ゼターは、ドイツのファルツ地方にある、ファーストヴィンテージが2007年という、まだ若いワイナリーですが、既に英国をはじめ一部のワイン市場では高い評価を受けています。
ファルツの冷涼な気候から生み出されるワインの最大の魅力は、世界一美しいとも評される酸味と、繊細な口当たりの良さにあり、ここで生み出されるピノ・ノワールは注目を集めています。
チェリーやベリーのチャーミングなアロマに、スミレのエレガントなアロマも感じられ、とても美しく生き生きとした酸が印象的なほどよいコクのある軽やかな口当たりのワインです。

ピノ・ノワール オリバー・ゼター

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おすすめのオリーブオイル

おいしい料理には欠かせないオリーブオイル。
焼き物、揚げ物のほか、バターの代わりにパンに垂らしてすりおろしたにんにくと一緒に食べるのにもおすすめ!
先ほどのペペロンチーノをつくるときにぜひおすすめしたいのが、こちらのオリーブオイル。

アルヴァ・オリーヴァ・ドリカ オレイコラ・アルヴァレス
アルバレス家は3代続くオリーブ農園で、ずっと女性が当主です。
3代目のインマ・クラーラさんは、オリーブ鑑定士カタドール(女性はカタドーラ)で、オリーブの栽培から加工、そして品質までオリーブのすべてに精通した職人。
そんなインマ・クラーラさんが造るオリーブは、農薬等化学性物質は一切使用しないオーガニック。
鮮度最優先で収穫した果実は、本当にすぐ絞るので、非常にフレッシュで高品質なオリーブオイルです。

アルヴァ・オリーヴァ・ドリカ オレイコラ・アルヴァレス

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さいごに

今回ご紹介したピノ・ノワールは、フレッシュな果実味の中に、ほんのりスパイシーさもあり、ほどよいコクとキレのある美しい酸があるので、キノコ料理のほか魚のムニエルなどとも相性がぴったりです。
いつも、赤ワインを飲むときには肉料理ばかりになりがちという方は、ピノ・ノワールなどのタンニンが穏やかで軽やかな味わいの赤ワインの時には、お肉以外の料理とのペアリングにもぜひ挑戦してみてください。

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