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一般的には、結婚式やハレの日に飲むイメージが強いシャンパン。
なぜ、めでたい日に飲まれるのか知っていますか?
実は「シャンパンで乾杯する」ということには、とても幸せな由来と特別な意味が込められているんです。
シャンパンといえば、他のスパークリングと比べてもきめ細やかで、綺麗に長く立ち昇る泡が特徴的ですよね。
泡が絶えず、グラスの底から水面に向けて立ち昇り続ける様から、「絶えない幸せ(幸せが湧き続ける)」と表現されています。
お祝い事で注がれたシャンパンの発泡音は「天使の拍手」とも言われる
注がれたグラスに耳を傾けると、泡のパチパチという音が、小気味良く聞こえてきます。
この音は、「天使の拍手」とも言われているんです。
また、通常ワインでの乾杯はグラスとグラスをぶつけないようにするのがマナーとされていますが、おめでたい時は割れない程度にグラスを合わせ、「チーン」と鳴らしてみましょう。( ^^)/▽☆▽\(^^ )
悪魔・邪気はグラスがぶつかるときに出る音を嫌うと言われているのでこの音を出す乾杯は一種の「魔除け」とも言われています。
幸せが湧き続け、天使から祝福される飲み物。
スピリチュアルな話となってしまいましたが、シャンパンが世界的に人気なのは、こういった幸せなストーリーが あるからかもしれません。
お祝いにおすすめのシャンパン5選
キュヴェ’47 ポール・ダンジャン・エ・フィス
ポル・ロジェ、マム、ローラン・ペリエと誰もが知る大手メゾンと並び、唯一家族経営のシャンパーニュメゾンとして英国王室へワインを提供しています。
もともとはモエ・エ・シャンドンなどにブドウを販売していたブドウ栽培家ならではの、強いこだわりを持ったブドウ栽培で、小規模生産者ながら高品質なワインを生み出すポール・ダンジャンのワインは、アメリカエアラインをはじめ、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、フィンランド、日本などの各航空会社のファーストクラス、ビジネスクラスに採用されています。
ポール・ダンジャンのワイン造りは、畑から生まれたブドウと酵母のみで造るピュアなシャンパーニュなのです。
このキュヴェの特徴は、2010年からのソレラシステムによるリザーヴワインを使用して造る点です。
若いワインが、熟成されたワインとまじりあっていくうちに、生産年による差異が弱められ、その背後にある気候風土、テロワールが否応なしに表現されてきます。言わば、その土地の風味をいかに出すか、という考えを突き詰めて生み出された作品なのです。
まさに、ポール・ダンジャンの醸造技術が問われるメゾンの最高傑作です。
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キュヴェ・デ・アンバサダー・ブリュット コント・ド・ダンピエール
お祝い事で乾杯したいと思ったら、こちらのシャンパンがおすすめ!
ダンピエール家は、コニャック地方を中心とする古い伯爵家で、700年以上にわたる歴史を持つ名家。
代々シャンパーニュ地方の名家ともつながりを持っており、1880年にシャンパーニュ・メゾンを立ち上げました。
キュヴェ・デ・アンバサダーは、直訳すると「大使たちのキュヴェ」。
“大使”の名にふさわしく、世界にある42のフランス大使館で公式の場に用いられるシャンパンで、ダンピエールをシンボライズするキュヴェでもあります。
そして、このシャンパンの特徴でもあるのが、コルクを麻紐で十字に締めるフィスラージュという技法が用いられていること。
通常は、ほとんどのシャンパンがミュズレと言われる留め金をつけていますが、このシャンパンは3本の麻紐を一つに縒り合せたものを十字に結びつけてコルクを留めています。
この麻紐にハサミを入れてカットすることで、「未来を切り開く」「災いを断ち切る」という意味もあり、新しい門出のお祝いにぴったりのシャンパンです。
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エクストラ・ブリュット・ロゼ・グラン・クリュ ポール・ルイ・マルタン
メゾン・ポール ルイ・マルタンは、1864年にモンターニュ・ド・ランスの南部に位置するBouzy(ブジー)で創立された小規模自家栽培・醸造メーカーであるレコルタン・マニピュランです。
設立者のポール・ルイ・マルタン氏は、ブジー村では当時とても有名な人物で、協同組合の設立に尽力し、組合の初代代表も務めるなど、村の人々から厚い信頼を寄せられていました。
協同組合を退いた後自身のメゾンを設立、1929年に息子のポールが後を継ぎ、以後伝統と品位を重んじたワイン造りを行っています。
ブジーの個性を重んじたシャンパーニュに情熱的に取り組み、さらに素晴らしい赤ワイン、コトー・シャンプノワも生産しました。
その品質から、世界各国のソムリエたちの信頼を受け、シャンパーニュの本場ランスの「シャトー・レ・クレイエール」はじめミシュラン星付の著名なレストランや、五つ星ホテルで名高いシンガポールのラッフルズホテル等世界的なラグジュアリーホテルにも採用されています。
このロゼシャンパーニュは、フランボワーズやチェリーなどのチャーミングなアロマに、ふくよかなコクのある味わいと長い余韻を楽しめる繊細なスパークリングワインです。
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ルイ・ロジエ ニコラ・ゲスカン
国内不況をものともせず設立からわずか20年程で、一挙にフランスをはじめ、欧州を席捲したシャンパーニュが、この「ルイ・ロジエ」です。
ルイ・ロジエの成功の原動力となったのは、世界最大のフラワーデリバリーサービス「InterFlora」との提携でした。
フランス国内で、花と一緒にギフト使いの1本として安定して認知度を上げていき、フランス人がギフトに贈りたい「シャンパーニュ」として注目を集めるようになりました。
この、ルイ・ロジエは、一言でいえば、クラシカルな典型的なシャンパーニュ。
3種のブドウをバランスよく使い、丁寧に熟成させて仕上げられた1本は優しくエレガントで、軽やかでありながら長い余韻も持つ、クラシカルなスタイル。
シャンパーニュという飲み物に魅せられて、情熱でブランドを立ち上げた人物、ニコラ・ゲスカンが初期のころから作り続けているベストセラーの1本です。
白い花、はちみつ、サンザシ、リンゴや白桃の甘いアロマがあり、口に含むと、繊細でクリーミーな泡に、果実のピュアな甘み、ミネラル感、酸味と調和のとれた味わいでエレガントな雰囲気を持つ1本です。
華やかな香りを楽しむため、食前酒としてパーティの始まりに飲むのがおすすめです。
ブリュット・ダンジャン・フェイ ポール・ダンジャン・エ・フィス
ポル・ロジェ、マム、ローラン・ペリエと誰もが知る大手メゾンと並び英国王室御用達ワインとして小規模生産者ながら高品質なワインを生み出すポール・ダンジャン。
もともとはモエ・エ・シャンドンなどにブドウを販売していたブドウ栽培家ならではの、強いこだわりを持ったブドウから造られるシャンパンは、細かい泡が切れ目なく立ち上り、ライムやリンゴなどのフレッシュなフルーツに、マカロンのような甘いアロマも感じられ、すっきりとした爽やかさのあるピュアな味わいで、フルーティさと適度なボリューム感がどんな料理とも相性よく合わせられます。