ワインに使われるブドウは全部で何種類? ブドウ品種別ワインおすすめ14選

ワインに使われるブドウは全部で何種類? ブドウ品種別ワインおすすめ14選
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ワインに使われるブドウは全部で何種類? ブドウ品種別ワインおすすめ14選

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ワインのブドウ品種

今回は、ワインのブドウ品種全般についてQ&A方式でお話していきます。

そもそもブドウの種類ってどのくらい?

ワインのブドウ品種は、ヴィティス・ヴィニフェラ種という種に属していて、その土地にあったブドウが栽培され、どの品種も独特の個性を持っています。
そして、なんと世界には10000もの品種があるんです!

食用のブドウとワイン用のブドウの違いは?

食用のブドウは果皮が薄く、種もあまりない実の部分がジューシーなものが好まれますが、ワイン用のブドウは、色素とアロマを含む果皮が厚く、赤ワイン用はタンニンを多く含む種が多いブドウが必要なんです。

ワイン用に使われるブドウはだいたい50種類

世界でワイン用に使われているブドウの品種は、赤ワイン用、白ワイン用合わせて約50種類ほどのブドウ品種があり、とくに、国際品種として挙げられるのが、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シラーシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、リースリング、セミヨンが、ヨーロッパ系の古典的な品種が世界のさまざまな産地で栽培されています。
また、スペインで主に栽培されているテンプラニーリョ、イタリアで主に栽培されているサンジョベーゼ、ネッビオーロ、ピノ・グリ、ドイツなどの冷涼な産地を中心に栽培されているゲヴュルツトラミネール、その他、ピノタージュ、ミュスカ、ムールヴェードル、ヴィオニエなども、ニューワールドを中心に栽培を拡大しています。

赤ワインに使われる主なブドウ品種

■カベルネ・ソーヴィニヨン
世界最大の栽培面積を誇る黒ブドウ品種。
原産地であるフランス・ボルドー地方では帝王ともいえる黒ブドウ品種で、ボルドーの5大シャトーと呼ばれる1級格付けシャトーのワインもほとんどがこのカベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。
アメリカでは、オーパスワン、スクリーミング・イーグルといったカルトワインに使われ、イタリアではサッシカイアなどのスーパータスカンに使われる世界でも偉大なワインを生み出す品種です。
小さな粒で果肉がほとんどないくらい厚めの皮と大きな種があり、皮が厚い分ワインにすると色が濃くタンニンが豊富で、
しっかりと骨格のある味わいに仕上がります。
カシスやブラックベリーなどの黒系の果実を思わせる凝縮した果実味と、タバコ、杉などの複雑なブーケを開花させ、酸もタンニンも強めで、ガッチリとした構造を感じる味わいです。

■ピノ・ノワール
フランスで、ボルドーに並ぶワインの銘醸地ブルゴーニュで造られる赤ワインのほとんどが、このピノ・ノワールから造られています。
果皮が薄く、早熟なブドウで、病気にも弱いことから、他の品種に比べて栽培も醸造も非常に難しいとされ、かつては「ブルゴーニュ以外では栽培できない」と言われていましたが、近年では世界中で栽培される国際品種の1つとなり、アメリカのオレゴン州のピノ・ノワールが注目を集めています。
イチゴやチェリーのような香りに、酸とタンニンのバランスが良く、エレガントで官能的な味わいのワインになるのが特徴ですが、産地によってさまざまな味わいに変化するのもこの品種の面白いところ。
ブルゴーニュのピノ・ノワールと言えば、その希少性から100万円を超える値がつくロマネ・コンティが有名です。

■メルロ
カベルネ・ソーヴィニヨンと栽培面積でトップの座を争うポピュラーな黒ブドウ品種の1つ。
フランスの中でも銘醸地として名高いのがボルドー地方で、右岸地域のポムロルやサン・テミリオンで造られるメルロからは、世界最高峰のワインが生み出されています。
プラムやブラックチェリーのような香りがします。
カベルネ・ソーヴィニヨンと比べると、タンニンや酸味が穏やかで、やさしい味わいが特徴です。
メルロと言えば、世界的ワイン評論家のロバート・パーカー氏から「神話の象徴」とも評されたワイン、シャトー・ペトリュスが有名です。
ボルドー右岸のポムロル地区に位置するシャトー・ペトリュスは、格付けもない右岸のポムロル地区で造られるワインですが、わずか100年の間に、5大シャトーを凌ぐ高値で取引されるようになった伝説的ワイン。

■シラー
フランスのローヌ地方では、力強く品のあるそして、特にスパイシーな香りが特徴のワインを造ります。
またフランスではローヌ地方以外でも、南仏一帯の南部では、ブレンド用のブドウ品種として重要とされており、ワインにしっかりとした骨格と味わい、熟成能力を与える品種としても使用されています。
ボルドーのカベルネ・ソーヴィニョン、ブルゴーニュのピノ・ノワールと並び、長期熟成タイプの偉大なブドウ品種の一つです。
フランス以外で有名な産地ではオーストラリアです。
オーストラリアでは「シラーズ」と呼ばれ、果実味の豊富でパワフルなアルコール度数の高い凝縮した味わいの赤ワインを造ります。
他にも、南米チリやアルゼンチン、またアメリカやニュージーランド、南アフリカでも広く造られています。

白ワインに使われる主なブドウ品種

■シャルドネ
白ブドウ界のトップスターで、造られるワインは白ワインの女王と称され、ブルゴーニュ地方で偉大な辛口白ワインを生み出す品種です。
世界で幅広く栽培されており、地域、テロワール、造り手によって七変化する品種でもあり、冷涼な土地ではミネラル感豊かなキリっとしたものになり、暖かい土地では、熟れた果実のようなコクのある仕上がりになります。
リンゴ、洋ナシ、アーモンド、バター、ヘーゼルナッツ、バニラ、トーストなどのアロマがあります。
シャルドネから造られる代表的なワインは、フランス・ブルゴーニュ地方のモンラッシェ、シャブリ、ムルソーです。

■ソーヴィニヨン・ブラン
フランスのロワール地方のサンセールとボルドー地方で有名になり、ニュージーランド、イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州、オーストリアのシュタイアーマルク州が主な産地。
グレープフルーツのような柑橘系にハーブを加えたようなさわやかな香りが特徴で、冷涼な土地だと辛口で酸味がきつくなり、暖かい土地ではトロピカルフルーツのような香りになります。
とくに、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは、1980年代ワイン・コンペティションで最優秀賞をとったのをきっかけに世界的に評価を受ける様になりました。
中でも南島のマールボローでは、ニュージーランド全体の67%のブドウ畑があり国内最大の栽培面積を有しています。
そして、そのうちの78%でソーヴィニヨン・ブランが栽培されており、ソーヴィニヨン・ブランの世界的産地として有名です。
ここで造られるソーヴィニヨン・ブランは、パッションフルーツやグアバなどのトロピカルフルーツの風味があり、ニュージーランドならではの素晴らしいソーヴィニヨン・ブランが味わえます。

■リースリング
リースリングの栽培面積の半分はドイツが占めており、モーゼルとラインガウがリースリングの2大産地として有名です。
その他、フランス・アルザス地方、オーストリア、オーストラリア、アメリカ・ワシントン州とニューヨーク州などの比較的冷涼な産地で栽培されています。
リースリングは、栽培される環境が限られ気難しい品種ですが、高級白ワインを生み出す高貴白品種としても知られています。
またテロワールの影響を大きく受けるため、産地によってその味わいはかなり異なり、青りんごや洋ナシ、トロピカルフルーツなどのアロマを持つフルーティーなものから、鉱物のようなアロマをもつミネラルを強く感じるものまでさまざまです。

ワイン用のブドウ

ブドウ品種別ワインおすすめ14選

カベルネ・ソーヴィニヨン

グラン・レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン
インドミタは2001年に設立された、新進気鋭のワイナリー。
チリで今最も活気のある産地のひとつ「カサブランカ・ヴァレー」と、チリの銘醸地「マイポ・ヴァレー」に500haを超える自社畑を所有しており、自然と労働環境に配慮しながら、世代を超えて人々に愛されることを哲学として、ハイコストパフォーマンスなワインを造り続けています。
全て手摘みの収穫で上質なぶどうのみを使用したワンランク上のグランレゼルバシリーズ。
このグラン・レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨンは、濃厚な果実味と柔らかい酸味のバランスが素晴らしくボルドーの銘醸ワインにも匹敵する驚愕の味わいで、デキャンター紙でボルドー品種514本の中から見事世界一に輝いた経歴を持つモンスターワインです。(2014ヴィンテージ:「デキャンター」インターナショナルトロフィー受賞)

グラン・レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン

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リース・カベルネ・ソーヴィニヨン
1981年に、ボルドーワインの熱狂的な信者チップ・リース氏によって、ソノマのアレキサンダーヴァレーに設立されたこのワイナリーは、1991年、フランス・ブルゴーニュ最大のボワセグループの傘下に入り、現在では、カリフォルニアのテロワールを反映した、素晴らしいボルドースタイルのワインを生み出しています。
リース・エステートのワイン造りは、ワイナリーのあるアレキサンダーヴァレーの上質なブドウに加え、カリフォルニア州内の、自然栽培を行う契約農家から届く厳選されたブドウを用いており、アメリカン・オークの樽を主体にフレンチ・オーク、ハンガリアン・オークの3種の樽を組み合わせたアメリカ伝統の樽熟成がおこなわれています。
カベルネ・ソーヴィニョンは、リース・エステートの「ショーケース」ともなるべき、重要な作品で、カベルネ・ソーヴィニョンを80%以上用いて、このブドウ品種のクオリティを出来る限り素直に表現したいという思いから造られました。
リッチな果実味、甘苦いスパイス、バランスの取れた甘味と酸味。
滑らかなタンニンは、料理と合わせた際、素晴らしい橋渡し役を果たします。

リース・カベルネ・ソーヴィニヨン

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ピノ・ノワール

ピノ・ノワール シャテル・ビュイ
カーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシーは、ブルゴーニュ南部のコート・シャロネーズの栽培家・ワイン生産者達が自発的に集まって誕生した協同組合。
AOC法の規定のほかに、独自の品質コントロールを行っており、非常に高い品質基準をもっている点も特徴で、国内外の多くのメディアで評価されている実力のある造り手です。
そんなカーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシーが手掛けるピノ・ノワールは、ブドウのフレッシュな果実味を引き出すため、 ステンレスタンクを用いて発酵を行い、その後、この土地で伝統的な木製の大樽にワインを移し 熟成させます。
ピノ・ノワールの特徴でもあるさくらんぼやスグリ、ラズベリーといった赤系果実のピュアなアロマがあり、時間とともに腐葉土、レザーの深みのある香りが現れます。
果実の甘みと、エレガントで美しい酸に、穏やかな渋みがアクセントに感じられます。
タンニンが落ち着くまで数ヶ月寝かせることによって、燻した香りや レザーのノートが加わります。
フレッシュな果実味を味わうため、熟成は3年程度までに留めるのがおすすめです。

ピノ・ノワール シャテル・ビュイ

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ピノ・ノワール オリバー・ゼター
オリバー・ゼターは、ドイツのファルツ地方にある、ファーストヴィンテージが2007年という、まだ若いワイナリーですが、既に英国をはじめ一部のワイン市場では高い評価を受けています。
ファルツの冷涼な気候から生み出されるワインの最大の魅力は、世界一美しいとも評される酸味と、繊細な口当たりの良さにあり、ここで生み出されるピノ・ノワールは注目を集めています。
チェリーやベリーのチャーミングなアロマに、スミレのエレガントなアロマも感じられ、とても美しく生き生きとした酸が印象的なほどよいコクのある軽やかな口当たりのワインです。
イチゴジャムを隠し味に入れたポークチョップとの相性が抜群でした!

ピノ・ノワール オリバー・ゼター

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メルロ

セール・メルロ
SERとは“存在”を意味する言葉で、単一品種100%で造るこのワインは、そのブドウ品種事体を語るかのように強い個性で飲む人に訴えかけてきます。
このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの畑の中でも、最も素晴らしいテロワールを持つ、アルト・マイポのDOピルケにある、「クロ・デ・ファ」から生まれます。
生産されるワインは3種類、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラー。
それぞれがヴィニャ・マーティのアイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る要素となります。
つまり、このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの枠を超えて、チリという枠すら超え、個々のブドウ品種のもつパフォーマンスを最大限味わうことができる珠玉のモノ・セパージュワインシリーズなのです。
チリではメルロの栽培適地はそう多くありませんが、DOピルケは標高が高いため、このメルロの栽培に向いている土地でした。
ボルドーのSylbain社製のフレンチオーク樽で熟成され、さらにボトルで安定するまでセラーで熟成されます。
プラムなどの黒系果実にスミレのアロマを持つ、しっかりとしたコクと長い余韻でリッチな味わいの優雅な1本です。

セール・メルロ

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ソットリーヴァ・アンティカ・メルロ
Sottorivtaとは、ヴェローナの中心にある古い地区。
中世の雰囲気を色濃く残したこの地域にI.E.I.は最初のエノテカ(ワイン販売店)を設けました。
イタリアワインのすばらしさを世界に広めるため、ワイン醸造のエキスパートとマーケティングのエキスパートたちが設立したI.E.Iは、イタリアのソアヴェ(ヴェローナ)に本拠地を構え、北はピエモンテ、アルト・アディジェから、トスカーナに プーリア、モリーゼ、そしてシチリアにサルデーニャとイタリア全土でファインワインを生産しています。
I.E.Iが手掛けるメルロは、ブルーベリーやラズベリーのような果実味に繊細なハーブのような香りが混じり、ベリー系の小さなフルーツを思わせるチャーミングな味わいで、舌触りはとても滑らかです。
バランスがよく、余韻にもう一度ベリー系の香りがふっと香るような感じがあります。

ソットリーヴァ・アンティカ・メルロ

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シラー

セール・シラー
SERとは“存在”を意味する言葉で、単一品種100%で造るこのワインは、そのブドウ品種事体を語るかのように強い個性で飲む人に訴えかけてきます。
SERシリーズは、ヴィニャ・マーティの畑の中でも、最も素晴らしいテロワールを持つ、アルト・マイポのDOピルケにある、「クロ・デ・ファ」から生まれます。
生産されるワインは3種類、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラー。
それぞれがヴィニャ・マーティのアイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る要素となります。
つまり、このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの枠を超えて、チリという枠すら超え、個々のブドウ品種のもつパフォーマンスを最大限味わうことができる珠玉のモノ・セパージュワインシリーズなのです。
DOピルケ内には砂利質と岩石(花崗岩や、大きめの石が転がる場所)があり、マーティ氏はそこへフランスからシラーの苗木を取り寄せ植えました。
プラムやカシスなどの黒系果実のアロマと果実味に、独特のスパイシーな風味、甘苦いスパイスのアロマを持つフルボディのワインです。

セール・シラー

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ル・シラー・ド・ラ・シャペル
ボルドー左岸にあり、クリュ・ブルジョワのシャトーの中でも常に上位に位置するといわれるシャトー・シサック。
その当主であるダニエル・ヴィアラールと、エリック・オスタンが、2000年に南フランス、アニアンヌ村の可能性に魅せられて設立したドメーヌが、ドメーヌ・サン・ドミニクです。
ドメーヌ・サン・ドミニクは、シャトー・シサックのワイン醸造の経験・技術と、南フランスのグラン・クリュと言われるアニアンヌ村のテロワールが結びついて生まれた、ハイブリッドワイナリー。
深みのあるルビー色に、滑らかな口当たり。
スパイシーさとタンニンの力強さを感じさせます。複雑で濃厚、かつエレガントな味わいで、肉料理にぴったりです。

ル・シラー・ド・ラ・シャペル

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シャルドネ

パチャ・シャルドネ ヴィニャ・マーティ
「Pacha(パチャ)」とは、南アメリカ大陸の先住民族の信仰した大地母神「パチャ・ママ」のこと。
新世界の土地で育ったブドウと旧世界の伝統的醸造法のハイブリッド、それがこのパチャシリーズの特徴です。
アンデス山脈の裾野に広がる、厳しくも美しいチリのテロワールに畏敬の念を込め、このワインに「パチャ」の名を冠しました。
このシリーズのために厳選されたブドウ畑のシャルドネを使用。
果実はすべて手摘み収穫ののち、丁寧に選定されます。
シャルドネは、醸し・アルコール発酵ともにフレンチオーク樽で行い、およそ12日間かけて14~16度の低めの温度で仕込みます。
その後2~3か月の間、シュール・リーの状態で熟成させます。
白桃やネクタリンのアロマ、柑橘類の花の香、トロピカルフルーツの香りに続き、トースト、バニラを思わせる樽香、ナッツの風味。
典型的なシャルドネの中にも、どこかフランスのものとは異なる、ボリューム感のある固有の味わいが楽しめるワインです。

パチャ・シャルドネ ヴィニャ・マーティ

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アルボワ・シャルドネ ヴィニコール・ダルボワ
先ほどと同じ生産者のフリュイティエール・ヴィニコール・ダルボワが手掛けるシャルドネ100%の自然派白ワイン。
シャルドネはジュラ地方のブドウ栽培において、全体の42%と最も広範囲に植えられているブドウ品種。
日照量が多く、太陽が照る日中はとても暑くなりますが、標高が高いため夜はぐっと冷え込み寒くなるため、
凝縮感のある素晴らしい高品質なシャルドネが育ちます。
輝きのある黄金色で、果実の甘い香りに続いて白い花の香りがあり、味わいはミネラル感が強く魚介のテリーヌと素晴らしい相性を見せます。

アルボワ・シャルドネ ヴィニコール・ダルボワ

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ソーヴィニヨン・ブラン

フォグ・マウンテン・ソーヴィニヨン・ブラン
1961年にブルゴーニュに設立されたボワセ・グループは、若い会社でありながら、急成長を遂げ、今やブルゴーニュ最大にして、フランス以外では、アメリカ、カナダ、イギリスと世界各国に畑、ワイナリーを運営するグローバルな生産者です。
環境問題の観点から自然栽培をグローバルに推進してきたことでも知られる生産者で、オーガニック栽培、ビオディナミ栽培に注力し、フランスのドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレや、アメリカのデローチやレイモンドヴィンヤードなど、所有するすべてのワイナリーがオーガニック栽培とビオディナミ栽培を実践しています。
そんなボワセ・グループが、2003年以降カリフォルニアで様々なワイナリーを傘下に収めながら、自然栽培に特化したワイン造りを主導してきました。
そして、カリフォルニア名物である霧に着目し、カリフォルニアのテロワールを反映したワイン造りとして、「霧」をテーマに生み出したシリーズがフォグ・マウンテンです。
ソーヴィニヨン・ブランは、輝きのある淡い黄金色。
ゴールデンデリシャス種のようなリンゴ、パッションフルーツ、ハーブのアロマ。
上品で柔らかい酸味、ふくよかな甘みが口の中に広がり、口の奥にすっと消えていくような、滑らかな質感がある。辛口のフレッシュな味わいと、複雑味を楽しめるワイン。

フォグ・マウンテン・ソーヴィニヨン・ブラン

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マジア・J・ソーヴィニョン・ブラン
アルケミー・ワインズは、フランス・ボルドーとのつながりが長く、ワインの教育・普及に最も力を入れている国イギリスに資本をおく会社で、実際にマジアJを作るのは、1850年からの歴史あるワイン生産者、ボデガス・フェルナンド・カストロです。
ボデガス・フェルナンド・カストロは、サンタ・クルス・デ・ムデーラという地で、代々ブドウ栽培からワイン造りまでを手掛ける伝統的な作り手で、一番に品質を重んじており、独自の醸造ラボ(研究所)を作り、醸造の全プロセスを通じて、完成度の高いワイン造りを目指しています。
この地域は、日照時間が長く、また標高が高く寒暖の差が大きいため自然とブドウがしっかり熟し、多くの動植物にとっては過酷な環境ですが、その分虫や病害も少なく、自然に任せたブドウ栽培を行うことができます。
そして収穫されるブドウは品種の特性をしっかり表現した、凝縮感のある素晴らしい品質のワインになります。
マジア・Jのソーヴィニヨン・ブランは上品でパッションフルーツ、アプリコットなどの香りを感じ酸味と果実の甘みのバランスが見事でフレッシュ感も楽しめる辛口白ワインです。

マジア・J・ソーヴィニョン・ブラン

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リースリング

リースリング レオン・マンバック
レオン・マンバックは、アルザス中心地のストラスブールから南西約35kmほどにあるDambach-la-ville村に本拠を置き、グラン・クリュである「フランクシュタイン」も所持する自然派アルザスワイナリーです。
フランスのエノログ協会の会長アレックス・シェーファー氏は、このアルザスを代表する特級畑の虜になっている愛好家の一人で「フランクシュタインのリースリングが最も好きだ。なぜなら、この品種はテロワールに完全に適応しており、素晴らしい味わいを表現してくれる。果実味、花を思わせる香り、優雅な趣、軽やかさを感じる。」と激賞し惚れ込むほど。
また、日本を代表する人気のワイン漫画「神の雫」では、このワイナリーの「ピノ・ノワール エルヴェ・アン・ムュイ」が掲載されました。
花崗岩質の土壌から生み出されるリースリングは、レモンやグレープフルーツなどのシトラスのアロマと、白い花のブーケのエレガントなアロマがあり、しっかりした辛口の味わいで、あふれるミネラル感と爽快感が口に広がります。

リースリング レオン・マンバック

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リースリング コレクション カーヴ・ド・リボヴィレ
フランスのワイン関係者で知らぬ者はいないというほどの凄腕コンサルタントで、シャトー・シュヴァル・ブランや、シャトー・ディケムを手掛けた「白ワインの法皇」の異名を持つ、カリスマ醸造コンサルタントのドニ・デュブルデュー氏がアルザスで唯一コンサルタントに入ったのが、カーヴ・ド・リボヴィレです。
カーヴ・ド・リボヴィレは、アルザスでも屈指のブドウ産地「リボヴィレ」の町の栽培家たちによって、1895年に設立されました。
アルザスの個性的なテロワールを引き出すため、すべてのブドウ畑ではリュット・レゾネ(極力自然に近い栽培) が実施され、うち約10%の畑が完全なオーガニック栽培で運営されています。
カーヴ・ド・リボヴィレのコレクションシリーズは、それぞれの品種の特性を最大限に引き出して、その違いを楽しめるように造られたシリーズです。
コレクションのリースリングは、リンゴや柑橘、そして清涼感のあるハーブの華やかなアロマがあり、果実のフレッシュな味わいとキリッとした美しい酸が魅力の辛口ワインです。

リースリング コレクション カーヴ・ド・リボヴィレ

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