コーヒーとワインの意外な組み合わせが美味しい理由

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コーヒーとワインの意外な組み合わせが美味しい理由

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ワインコーヒーとは

ワインラバーの中には、コーヒー好きという方も多いのではないでしょうか。
どちらもこだわればこだわるほど楽しみが出てくる奥深い飲み物ですよね。
本日は、いろいろな共通点を持つこのコーヒーとワインの意外な組み合わせについてお話します。

ワインにコーヒーをブレンドする飲み方

赤ワインにコーヒーをブレンドして飲むのが流行っているのをご存知ですか?
その名もワインコーヒー
ワインとコーヒーの混ぜ方や比率など細かい決まりはありません。
むしろ、ワイン好きの方なら、ワインの比率を多めに、
コーヒー好きの方ならコーヒーの比率を多めに、という感じで、
ご自身の好みに応じてブレンドして大丈夫です。
はじめは、どのくらいの比率が良いかわからないと思いますので、
ワイン好きの方なら、ワインに少量ずつコーヒーを足していって、
自分好みのブレンド比率を探すのも楽しいかもしれません。
実際の飲み方としては、ホットで飲む場合は、
ホットワインとホットコーヒーをブレンドして温かいもの同士で組合せます。
冷たい状態であれば、ワインは適温の14℃くらいにしておいて、
コーヒーは冷蔵庫で冷やしたアイスコーヒーを使ってブレンドすると良いでしょう。
お好みでシロップやシナモンなどを加えれば、さまざまなアレンジを楽しむことができます。

どうしてワインにコーヒーが合うのか

そもそも、どうしてワインにコーヒーを入れる飲み方が流行っているのか。
それは、ワインとコーヒーの意外な共通点の多さにもヒントがあるようです。
まず、ワインとコーヒーにはそれぞれ多くのポリフェノールが入っており、
同時に2つを飲むことで、より多くのポリフェノールを摂取することができます。
以前にもこのソムリエ手帳でワインの効能である
ポリフェノールの効果についてお話したことがありますが、
ブドウに含まれるポリフェノールの一種のタンニンは、
悪玉菌を減らす働きがあり下痢止めにも効果があります。
また、抗酸化作用を持ち老化防止や発がん抑制の効果もあるといわれています。
最近では、ポリフェノールに含まれるレスベラトロールが注目されており、
このレスベラトロールは、抗酸化物質でストレスへの耐性効果が強く、
運動機能向上の効果が期待できるとされています。
そんなポリフェノールを含む飲み物を組み合わせるとなると効果も倍増しそうですよね。
これだけ聞くと良いことばかりの飲み物ですが、
もちろんワインはアルコール飲料なので、飲みすぎには注意が必要です。
また、アルコールが弱い方には、ホットワインとホットコーヒーをブレンドする飲み方がおすすめです。
ワインに熱を加えても、アルコールは飛びますが、
ポリフェノールの効能は残りますので、より健康的にワインコーヒーを楽しめます。

その他にも、ワインとコーヒーにはいろいろな共通点があり、
その1つに産地によって味わいが異なるという点です。
ワインもコーヒーもさまざまな国や地域で造られており、
それぞれの気候や土壌によって異なった味わいをもっています。
どちらの飲み物を好きになると、さまざまな産地のものを飲み比べしたくなりますよね。
そして、味わいにも共通点があり、それが苦みと酸味です。
どちらの飲み物もこの苦みと酸味のバランスによって複雑で奥深い味わいを楽しむことができます。

アメリカやインドネシアで流行っているワインコーヒーとは

ここで、ワインコーヒーの面白い商品を2つご紹介しましょう。
1つ目は、アメリカで人気の缶のワインコーヒーです。
2014年に、アメリカのFriends Beverage Groupが発売した、
コーヒーフレーバーの2種類の缶入りワインです。
エスプレッソコーヒーとかすかなチョコレート風味が入ったカベルネと、
バニラカプチーノとチョコレートの風味を持たせたシャルドネの2種類で、
どちらもアルコール度6%と低アルコール飲料となっています。
また、インドネシアではコピ・ワイン(Kopi Wine)の名前で知られている
ワインの風味がするコーヒーがあり、スマトラ島産のコーヒー豆から作られています。
こちらは、コーヒー豆を発酵する過程で自然とワインのような風味がついたコーヒーのことで、
あまり市場に出回っていない稀少なコーヒーです。

手軽にできるコーヒーワインの作り方

とても手軽に作れるコーヒーワインは、
マグカップにインスタントコーヒーを入れて熱湯で溶かし、
そこに、お好みの量の赤ワインを入れ、電子レンジ500~600wで30秒~1分温めるだけ。
お好みで、シナモンやお砂糖などを入れてもおいしいですよ。
また、ワインをベースにするなら、ホットワインにコーヒーを少量ずつブレンド
していくのもおすすめです。

ワインコーヒーとは

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