ドライフルーツとワインは定番の組み合わせ!おすすめアレンジもご紹介

ドライフルーツとワインは定番の組み合わせ!おすすめアレンジもご紹介
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ドライフルーツとワインは定番の組み合わせ!おすすめアレンジもご紹介

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ドライフルーツとワインの組み合わせ

ワインの定番のおつまみと言ったら、チーズ、ナッツとともに思い浮かぶものに、
ドライフルーツがありますよね。
ドライフルーツの凝縮された甘味がワインととても相性がよく、
ドライフルーツとワインに手が交互で伸びてしまいますよね。
そこで、本日はドライフルーツとワインの組み合わせについてお話します。

ドライフルーツとワインの相性

ドライフルーツがワインの定番のおつまみっていうのはイメージ的にわかるけど、
ドライフルーツとワインって実際のところ相性はどうなの?
と疑問にもたれる方もいると思います。
実際ドライフルーツとワインの相性が良いというのは、
ワインの風味を表す言葉にドライイチジクやレーズンといった言葉があることからも分かります。
ワインはブドウのみから造られているのに、不思議な事にブドウ以外のフルーツの香りや風味を感じます。
例えば、白ワインであれば、グレープフルーツやレモン、ライムといった柑橘類や、
リンゴ、洋ナシ、マルメロ、白桃、バナナ、パイナップル、マンゴー、パッションフルーツなど、
また赤ワインであれば、イチゴやラズベリー、チェリーや、
ブラックベリー、ブルーベリー、カシス、プラム、アプリコット、イチジクなど、
さまざまなフルーツに例えられることがあります。
そして、このフルーツのほとんどがドライフルーツになっており、
凝縮された風味がワインを飲んだ時に感じるフレーバーととても似ています。
このことからドライフルーツとワインの相性が良いのが分かります。
また、こじつけのようにもなってしまいますが、
フルーツも生で食べるときよりも、乾燥させてドライフルーツにすることで
ミネラルやポリフェノールなどのフィトケミカルが増えます。
ワインももともとはブドウですが、酵母がブドウの糖分をアルコールに変えることによってワインになります。
その際、タンニンなどのポリフェノールが増え、適量であればブドウをそのまま食べるよりも
ワインを飲む方が多くのポリフェノールを摂取することができます。
こうした健康面からも、似たような特性があります。

ドライフルーツとワインの組み合わせ方

よりドライフルーツとワインの相性が良い組み合わせをご紹介しましょう。
そのヒントとなるのが、ワインのアロマです。
前述のとおり、ワインの香りにはさまざまなフルーツがたとえられます。
その香りに合わせてドライフルーツを選ぶとお互いの風味がより高まる組み合わせになります。
白ワインであれば、ソーヴィニョン・ブランの香りはグレープフルーツや
南国系のフルーツに例えられることがあります。
とくにニュージーランドのソーヴィニョン・ブランは南国系のフルーツのアロマが強く、
パイナップル、パッションフルーツといったアロマがあるので、
ドライパイナップルとの組み合わせがおすすめです。
また、白ワインのアロマ系品種の代表とも言えるゲヴュルツラミネールは、
ライチ、マンゴー、パイナップル、パッションフルーツといったアロマがありますので、
こちらにも、ドライパイナップルやマンゴーなどを合わせるとよりワインの香りが増します。
南アフリカやカリフォルニアの香り高いシュナンブランには、ドライイチジクやマンゴー、
ラングドック=ルーションのパワフルで果実味があるヴィオニエには、ドライアプリコットがおすすめです。

赤ワインは、ベリー系のアロマに例えられることが多いですが、
メルロであれば、ドライブルーベリーやプルーンなどの黒系果実のドライフルーツがぴったりです。
ほのかな酸味と軽めな渋さのチャーミングな味わいのガメイやピノ・ノワールには、
さわやかな甘酸っぱさを感じるドライクランベリーがおすすめです。
イタリアのプリミティーボとカリフォルニアのジンファンデルは、
同じ品種ながら風味がそれぞれの地域の特性を反映して少し異なりますが、
どちらもアプリコットのアロマの要素が強いワインが多いので、
ドライアプリコットと相性がいいです。

ドライフルーツをアレンジ

ドライフルーツをそのまま食べるのもおすすめですが、
よりワインに合うアレンジがいくつかあるのでご紹介しましょう。
まずは、チーズと合わせるアレンジです。
常温にもどして柔らかく混ぜやすくなったクリームチーズに
レーズンや細かく切ったイチジクなど、お好みのドライフルーツを入れて混ぜ合わせて、
ココットなどの小皿に盛り付けてクラッカーを添えれば、ワインにピッタリのカナッペになります。
またドライフルーツに溶かしたチョコレートをつけたり、チョコレートに細かくカットした
ドライフルーツとナッツを盛り付けたスイーツなどもワインにピッタリです。
生ハムとも相性がいいので、セミドライのソフトなタイプのドライイチジクがあれば、
ドライイチジクを生ハムでくるくるっと巻くだけで、絶品おつまみになります。

ご紹介したドライフルーツに合うワインはこちら

ヴァルポリチェッラ・リパッソ・ビオ フィドーラ
フィドーラは、イタリア・ヴェネト州にある、イタリア最古の自然派ワイナリーの一つです。
1974年から、昔の農法を体系的にまとめたビオディナミ農法へ転換しました。
このヴァルポリチェッラ・リパッソ・ビオ フィドーラは、
ヴェネト州のやや奥地、ヴァルポリチェッラ・クラシカ、
ヴェローナなど黒ブドウの自社畑から収穫されるブドウを使用。
リパッソは、干しブドウから造る偉大な赤ワイン「アマローネ」の生産者でなければ作れない赤ワインです。
アマローネを作る過程で出た搾りかすを残した樽にヴァルポリチェッラを20日間入れておき、
残っていた糖分で二次発酵させ、アマローネのように濃厚な果実の風味、凝縮した味わいを作り出します。
その後、フレンチオーク樽にうつし24か月熟成させます。
濃い目のルビーからガーネットの色調で、
レーズンの凝縮された甘い香りに、ナッツ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、
チョコレート、コーヒーといった香ばしいアロマ、
クローブ、シナモン、木の皮のような複雑なアロマも加わります。
酸は穏やかでほどよい果実味に滑らかなタンニンが感じられ、
アフターに鼻から抜けるアロマがとてもエレガントです。
ドライフルーツにももちろん合いますが、
ミートソースやシチューといったコクのあるソースを使った肉料理とも相性がぴったりです。

ヴァルポリチェッラ・リパッソ・ビオ フィドーラ

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