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結婚式では、乾杯にシャンパンが供されて
新郎新婦の新たな門出を祝うイメージが強い飲み物ですよね。
実は結婚式に「シャンパンで乾杯する」ということには、
とても幸せな由来と特別な意味が込められています。
そこで、本日は結婚のお祝いにワインがおすすめな理由と、
喜ばれるワインギフトをご紹介します。
結婚のお祝いにシャンパンが提供される理由
先ほどのシャンパンで乾杯することの幸せな由来と特別な意味についてですが、
シャンパンは他のスパークリングワインと比べても
きめ細やかで、綺麗に長く立ち昇る泡が特徴的ですよね。
泡が絶えず、グラスの底から水面に向けて立ち昇り続ける様から、
「絶えない幸せ(幸せが湧き続ける)」と表現されています。
また、注がれたグラスに耳を傾けると、泡のパチパチという音が心地よく、
この音は、「天使の拍手」とも言われているんです。
そして、通常ワインでの乾杯はグラスとグラスをぶつけないようにするのがマナーとされていますが、
おめでたい時は割れない程度にグラスを軽く合わせて「チーン」と鳴らしてみましょう。
悪魔・邪気はグラスがぶつかるときに出る音を嫌うと言われているので
この音を出す乾杯は一種の「魔除け」とも言われています。
こういった幸せなストーリーからもシャンパンは結婚のお祝いにはなくてはならない飲み物なんです。
赤・白ワインは紅白で縁起が良い
西洋でシャンパンが結婚式のお祝いに用いられる理由が分かりましたが、
日本でも、ワインを結婚のお祝いに贈るとよい理由があります。
それは、ワインの色にあります。
古来より日本では紅白の色は縁起がよいとされ、
さまざまなお祝いの場で紅白の色が用いられてきました。
このことからも、赤ワインと白ワインで、紅白を表現することにより、
とても縁起のよいプレゼントと喜ばれることでしょう。
贈るワインの予算相場
結婚のお祝いとしてワインを贈るときの相場としては、
新郎新婦との関係性と年齢によっても少し異なりますが、
一般的には、友人や会社の同僚、仕事の関係者という間柄だと3,000~5,000円、
兄弟、親戚、いとこであれば10,000~30,000円くらいがよいとされています。
おすすめのワインをご紹介
ボーヌ レ・マリアージュ
「マリアージュ=結婚」と名付けられたこちらのワインは、
ジュヴレ・シャンベルタンの名門ルイ・トラぺの直系、
ロシニョール・トラぺが造る実力派のワイナリーの赤ワイン。
ボーヌ レ・マリアージュという名前は、19世紀、ボーヌの街の人々には、
結婚式のごちそうを食べた後、消化のために歩く風習があり、
その終着地で造られることから「マリアージュ=結婚」と名付けられました。
そんなロマンチックなストーリーを持つこのワインは、
結婚祝いのプレゼントとしても最適です。
カロン・ゼキュール
「サン・テステフのシャトー・マルゴー」と例えられるほど、
メドック格付け3級ながら、1級シャトーに匹敵するほどの実力を持つカロン・セギュール。
18世紀、ニコラ・セギュール侯爵が、シャトーのオーナーであった時代、
1級シャトーのラトゥールやラフィットも所有しており、
「われラフィットを造りしが、わが心カロンにあり」と
カロン・ゼキュールへの思いを述べた言葉にちなみラベルにハートが描かれました。
この愛らしいハートのラベルと、そのラベルに込められた愛情の深さが、
結婚式のお祝いのイメージにピッタリです。
味わいは豊かで凝縮感あるしっかりとしたタンニンを備えた
長期熟成型の典型的なボルドーワインなので、飲み頃はヴィンテージから20年ほど。
贈る相手がワイン好きなら、じっくりと寝かせて結婚20周年に開けるのを楽しみにしてくれる
特別なギフトになるかもしれません。
ペリエ・ジュエ ベルエポック
ペリエ・ジュエと聞くと、アール・ヌーヴォーを代表する巨匠エミール・ガレによって
デザインされた白いアネモネが描かれた「ベル・エポック」をイメージする方が
多いのではないでしょうか。
ペリエ・ジュエは、シャンパーニュのブドウ農家の息子ピエール・ニコラ・ペリエと
ノルマンディのワイン商の娘ローズ・アデル・ジュエによって1811年に設立されました。
26歳と19歳という若き2人の結婚とともに生まれたこのシャンパンメゾンは、
2人の苗字を合わせてペリエ・ジュエと名づけられ、
200年の歴史を経て今もなお伝統を受け継ぎながら革新し続けています。
若き2人の夫婦が造ったシャンパンメゾンということもあり、
2人の新しい門出にピッタリのシャンパンです。
また、白いアネモネの美しいデザインが結婚式のイメージによく合います。
アンリ・ド・ヴォージャンシー キュヴェ・ザムルー ブラン・ド・ブラン
愛し合う2人のためのキュヴェというロマンチックな名前がついたスパークリングワイン。
コート・デ・ブランを代表する名門シャンパーニュで、
敷地内に併設された結婚をテーマにした博物館では、19世紀の家具、調度品、衣装等を
自由に見学することができ、近くの教会で結婚式を挙げたカップルの為に
2次会を開くこともできます。
ブルーの小花のハートのリースに、フランスでは平和と結婚のシンボルである
つがいの鳩が描かれています。
まさに結婚のお祝いや結婚記念日のお祝いにピッタリのラベル。
グランクリュ・オジェのシャルドネを100%使用し、 約36ヶ月の瓶熟成。
緑色がかった薄い黄色で、繊細で細かい泡が印象的です。
白い花の香りを想わせるフレッシュなアロマに、
自然な酸味が力強いボディと調和した見事な味わいです。
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