家飲みがさらに楽しくなる!ソムリエが自宅でワインを楽しむときの飲み方とは

家飲みがさらに楽しくなる!ソムリエが自宅でワインを楽しむときの飲み方とは
初夏のシュワっと爽快なワインが続々登場!

家飲みがさらに楽しくなる!ソムリエが自宅でワインを楽しむときの飲み方とは

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家飲みがさらに楽しくなる!ソムリエが自宅でワインを楽しむときの飲み方とは

この数年で家飲みがすっかり定着しましたね。
お店でおいしい料理とともにワインをじっくり楽しむというのももちろん素晴らしい時間ですが、自宅で気兼ねなくワインを楽しむのもいいもんだな~って、改めて家飲みの楽しさに気づかれた方も多いのではないでしょうか。
そこで、本日は家飲みをさらに楽しむためのワインの飲み方についてお話します。

ワインと料理の合わせ方

料理でワインの味わいは変わってしまうほど、ワインに合わせる料理はとても大切です。
相性の良いワインと料理を組み合わせることをペアリングといい、ワインと料理が組み合わさることで生まれる第3の味のことをマリアージュといいます。
ワインと料理はそれぞれ単体で味わうよりも一緒になることでもっとおいしくなるというのが、ワインの楽しみ方の基本でもあるんです。
そのペアリングでもっとも意識すると良いのが、「料理のソースや味付けの濃さに応じてワインの濃さを合わせること」です。
塩やハーブ、出汁などで味付けした淡い色合いの料理には、色の薄いワインである白ワインや白のスパークリングワインを合わせるのがおすすめです。
白ワインと一口に言っても、じつにさまざまあり、例えば出汁を基調にした料理であれば、味はかなり薄めですよね。
そんな料理に合わせるワインは、白ワインの中でも色調が透明に近い薄いグリーンイエローの甲州の白ワインやミュスカデなどのさっぱりとした味わいの白ワインが合います。
また同じ白ワインでも、樽熟成させたシャルドネのように黄色味が強くゴールドのような色合いのものであれば、ホワイトソースなどの濃厚な味わいの淡い色合いの料理に適しています。
このように、ワインは白ワインでも赤ワインでもロゼワインでもそれぞれに色調が異なり、口に含んだときのボリューム感というものもかなり異なります。
このボリューム感は色調に応じて濃くなるのが一般的なので、料理の色とワインの色を合わせるというのが、とても分かりやすいペアリングです。

ワインの飲む順番を意識する

先ほどの料理とワインの合わせ方でもお話したワインの色の濃さについては、飲むときの順番の目安にもなります。
もしホームパーティーなどで、持ち寄りでワインを持ってきたときに、白ワインが数本並んだ場合など、どれから飲もうか悩んだときには、できるだけ色調が淡いものから飲むのがおすすめです。
白ワインは若いうちは色が薄く、熟成するにしたがい黄色が濃く(琥珀色に)なります。
フレッシュで生き生きとした酸のあるさっぱりの味わいの白ワインは、透明感のあるグリーンイエローで、時間の経過とともに落ち着いたイエローへと替わり、熟成を経るとゴールドから、さらには琥珀色へと変化していきます。
ゴールドの色調を持つ白ワインは、樽熟成されたものが多くフルーツのアロマ以外に、ハチミツやトースト、バニラ、ナッツなど香ばしいアロマも加わり、味にも厚みが感じられます。
色調の淡いものから飲むことによって、同じ白ワインでも味わいの繊細な違いに気づけて、飲み比べをより楽しむことができます。
また、さまざまな種類のワインがそろったときには、スパークリングワイン、白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン、最後に甘口のデザートワインというのが一般的な順番です。

ワイングラスをリンスする

ホームパーティーなどで、たくさんの種類のワインを飲む時、1つ1つグラスを換えられた理想ですが、自宅では人数分のグラスを用意するだけでも大変で、毎回新しいグラスに交換するのは難しいですよね。
そんなときに使えるのが、ワイングラスをリンスするというテクニックです。
ワイングラスをリンスするとは、グラスに残った前のワインの香りや味を消すために、次に注ぐワインをまず少量だけグラスに注ぎ、グラスの底から回すようにグラスの内側にまんべんなくつけていくテクニックのこと。
リンスしたワインを飲んだあとに、新たなワインを注ぐことで、次のワインの香りや味わいを100%楽しむことができます。
ちなみに、とても高価なワインを開けたときなどは、最初にこのリンスをしておくと、グラスについたわずかな洗剤の香りなどに邪魔されることなく楽しめますのでおすすめですよ。

翌日以降も味わいの変化を楽しむ

もしホームパーティーでワインが残ってしまったら、ぜひ翌日もワインの味わいがどのように変化したか楽しんでみることをおすすめします。
たいていのワインの場合、開けてから2日目でもおいしく頂けるものが多く、赤ワインであれば開けてから3日から5日まで飲み頃がキープされているものも多くあります。
とくに高価な長期熟成されたワインほど、開けてから少し時間をおいた方が酸化がすすみ、味が落ち着いて本来のポテンシャルを発揮するものもありますので、もし当日飲み切れなかったワインがあったら、コルクなどでしっかりと栓をして冷蔵庫で保管し、翌日以降も味わいの変化をお楽しみください。

ソムリエが自宅でワインを楽しむときの飲み方とは

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