ブドウ以外を原料としたワインってどんなワイン?

ブドウ以外を原料としたワインってどんなワイン?
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ブドウ以外を原料としたワインってどんなワイン?

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フルーツワイン

ワインと言えば原料はブドウですが、ブドウ以外の果物から造られるワインがあるのをご存知ですか?
ブドウに限らず発酵させることが可能な果物はワインにすることができ、総称してフルーツワインと呼びます。
そこで、本日はブドウ以外から造られるワインについてお話します。

なぜワインの原料はブドウが主流なのか?

ワインというと、一般的にはブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料のことをさします。
ワインは世界でもっとも多くの地域で愛飲されているアルコール飲料の1つで、その起源は紀元前3000年のコーカサス山脈。
現在でいうと、ロシアとトルコの間にあるジョージア(グルジア)あたりともいわれています。
そんな古くから造られているワインの原料も現在と同じブドウ。
ブドウは、北緯30度から50度、南緯20度から40度の間に主要産地があり、わりと厳しい環境でも適応できるため、バナナや柑橘類についで3番目に多い生産量の果物です。
枝を土に挿すと容易に根を生やすため、古来から挿し木によって増やされてきました。
そのため、世界には10000種類のブドウの品種があるとされており、世界のさまざまな産地の固有品種からワインが造られています。
ブドウは、ワインを造る過程で必要な糖分、酸、タンニンなどのバランスが整っているため、ワインを造りやすく、同じ品種のブドウでも産地や醸造法によって味わいが異なる面白さがあることなどから、ワインの原料としてブドウが主に用いられるようになったのではないでしょうか。

ブドウ以外を原料としたワインはたくさんある

一般的にブドウ果汁を発酵させたアルコール飲料をワインとお伝えしましたが、原料がブドウ以外のさまざまな果物から造られるフルーツワインというものもあります。
フルーツワインは、発酵させることが可能な全ての植物から造ることができ、ほとんどの果物でフルーツワインを造ることが可能です。
造り方は、果汁を搾って煮詰めて発酵させる方法が一般的です。
ブドウがワインになる過程は、ブドウの糖分が発酵によってアルコールに変わっていくことで、ワインになりますが、ブドウ以外の果物をアルコールに変える場合、アルコール度数を上げるために砂糖や蜂蜜を加えて造られるものもあります。
そのためアルコール度数は5%〜6%程度と度数が低いものが多いです。
苺、桃、リンゴなどは糖分が高いため、甘くてジューシーな味わいのフルーツワインが多く造られています。

世界で造られている主なフルーツワイン

■りんご(シードル)
以前、このソムリエ手帳でもご紹介したシードルは、まさにリンゴから造られるスパークリングワイン。
伝統的な産地としては、フランスのブルターニュ地方やノルマンディー地方が有名で、16世紀頃からシードル造りが本格的になり、イギリスから各ヨーロッパにシードルが伝わっていきました。
収穫したりんごを完熟するまでしばらく保管し、その後洗浄して砕いたリンゴを圧搾機にかけてゆっくりと果汁を取り出し、果汁だけをそのまま樽の中で自然発酵させることでシードルになります。
シードルは各国で造られており、イギリスやニュージーランドでは、サイダーと呼ばれ、アメリカではハードサイダー、スペインではシドラ、イタリアではシドロ、ドイツではアプフェルヴァインなどと呼ばれています。
甘口から辛口まであり、アルコール度数は2~8%くらいでイギリスでは炭酸を含まないものや、スペインでは微発泡のものなどバリエーションが豊かです。

■梅(梅酒)
日本でもおなじみの梅酒も梅から造られるフルーツワイン。
日本の梅酒は、青梅を焼酎に漬けて造られており、とろっとした甘さと、梅のさわやかな鼻に広がる香りが人気です。
中国や韓国でも生産されており、中国ではメイチウと呼ばれ、日本同様、蒸留酒に梅を漬けて造らます。
韓国でもメシルチュと呼ばれています。

おすすめのフルーツワインをご紹介

フランス人の家庭の味、リンゴで造ったお酒シードル

シードルの伝統的な産地であるフランスのブルターニュ地方では、そば粉で作るクレープのガレットと一緒に親しまれています。
クレープといっても日本の甘いクレープとは異なり、生地であるクレープには甘味がなくそば粉の香ばしい風味ともちもちとした食感で、薄く焼いたガレットの上にハムやチーズ、野菜、シーフードなどを乗せて食べます。
そんなガレットによく合わせられるのがシードル
クレープとシードルを提供する「クレープリー」はどんな小さな町にもかならず1軒はあり、これぞまさにフランスの国民食と言えるほどポピュラーです。
甘口から辛口、果実味をしっかり感じるものからすっきりとした味わいのものまで、幅広いバリエーションをもつシードルは、アルコール度数も2~8%と低いので、ディナーに限らず、ランチやブランチのおともとしても楽しまれています。
今回ご紹介するシードルは、ほどよい甘口とすっきりとした辛口のシードル2種類。
どちらもフランス・ノルマンディーにあるドメーヌ・ド・コックレルのシードルです。
ドメーヌ・ド・コックレルは、1937年モンサンミシェルから数キロ離れたマンシュ県のミリーにあるマノワールデュコケレルで設立されました。
ノルマンディーの約40種類のリンゴや洋ナシを用いて、リンゴのブランデーであるカルヴァドスやシードルを生産しています。
リンゴ園では、ミツバチによる受粉や、牛や羊が草を食んで除草するなど生態系と環境に配慮したリンゴ作りがされており、9月中旬から11月末にかけてリンゴがしっかりと熟すのを待って収穫をします。
こうして収穫された数種類のリンゴを混ぜ合わせることで味わいのバランスを整えます。

シードル・ドゥ ドメーヌ・ド・コックレル
ほんのりとした甘さの甘口シードル。
りんごのフレッシュなフルーティーさにすっきりとやさしい甘味が感じられ、アルコール度数が2.5%とかなり低アルコールなので、ごくごくと飲めるシードルです。

シードル・ドゥ ドメーヌ・ド・コックレル

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シードル・ブリュット ドメーヌ・ド・コックレル
タンニン感があり骨格がしっかりしてて、軽やかな苦味やキレを感じられ、料理によく合うすっきりとした辛口タイプのシードルです。
アルコール度数は4.5%と低めなので、ワインだと重すぎるけど食事に合わせてお酒を飲みたいというときにはピッタリです。

シードル・ブリュット ドメーヌ・ド・コックレル

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