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ワインの最高のパートナーでもあるチーズ。
中でもクセの強いブルーチーズは、好きな方にはたまらないチーズですよね。
ブルーチーズをあまり食べたことがない人からすると、香り、見た目、味のインパクトから、少々苦手意識を持つ方も多いかもしれません。
そこで、本日はブルーチーズとワインのペアリングを試してみたくなるようなブルーチーズに合うワインをご紹介します。
ブルーチーズの特徴
まずブルーチーズとは、青カビで熟成したチーズのことで、フランスをはじめイタリア、イギリス、スペイン、ドイツ、デンマークなどさまざまな国でつくられています。
ブルーチーズの特徴といえば、なんと言ってもあの特有の強い香りに、ピリっとした苦みのある辛みのような刺激に、しっかりとした塩味。
青カビというと少し不安に感じられる方もいるかもしれませんが、ブルーチーズに使われるカビはもちろん食用のカビですので、
安心して食べることができます。
ただし、カビに対するアレルギーをもっている人は、アレルギー症状が強くでる場合もありますので要注意です。
ブルーチーズは各国によってさまざまな作り方があり、いろいろなタイプがありますが、世界三大ブルーチーズと呼ばれるものが、
フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのスティルトン。
フランスのロックフォールは、羊乳から造られるため、牛乳と比べ繊細で柔らかい口溶けが特徴で、三大ブルーチーズの中でも、
繊細で濃厚な旨味が特徴です。
イタリアのゴルゴンゾーラは、日本でもっとも人気が高いブルーチーズで、ドルチェ(甘口)とピカンテ(辛口)の2種類があり、ブルーチーズをあまり食べたことがないという人には、青カビ特有の刺激が柔らかいドルチェがおすすめです。
イギリスのスティルトンは、細かく全体に青カビが広がっているのが特徴で、塩気もやや強めに感じられます。
熟成することで、よりコクと旨味が広がります。
甘口のワインで合わせるのがおすすめ
ブルーチーズとワインを合わせるときには、やはり甘口ワインと合わせるのがおすすめ。
中でも貴腐ワインとの相性が抜群です。
ブルーチーズ特有の濃厚な香りと強い塩気が、ハチミツのニュアンスが感じられるメープルシロップのような濃厚な甘みの貴腐ワインにマッチして、ブルーチーズと貴腐ワインをゆっくりすこしずつ交互に楽しむことができます。
ブルーチーズに合う甘口ワインおすすめ5選
シャトー・ド・ラ・ヴェルドージ カーヴ・コーアプリティブ・モンバジャック
カーヴ・コーアプリティブ・モンバジャックは、1940年にフランス南西部のベルジュラック地方のモンバジャックに設立されました。
モンバジャックは5つの村で成り立つAOCで、ソーテルヌより貴腐ワインにおいて古い歴史を持った産地です。
現在は44にものぼる優良なブドウ栽培農家と契約し、高品質なワインを造り出しています。
所有する畑は、粘土石灰質の土壌で、栽培されるブドウは手摘みで収穫を行い、伝統的な手法で醸造し、タンク内で熟成させ造られます。
セミヨン80%、ミュスカデル20%のブレンドで造られるこの貴腐ワインは、糖度は100g/Lあり、輝きのある麦わら色がかったイエローカラーの外観に、ジャムやドライフルーツなどの果実香やハチミツのアロマが感じられ、豊かな果実香と、酸味と甘さのバランスの良い味わいで、チーズやクリームソースを使った鶏肉料理や、リンゴや杏を使ったタルトなどのデザートともよく合います。
シャトー・ド・ラ・ヴェルドージ カーヴ・コーアプリティブ・モンバジャック
ヴィニャス・デ・ミエデス・フリッツァンテ
コンセプトは「気軽に飲めるヘルシーなワイン」。
低糖質、低亜硫酸塩(低SO2)、低ヒスタミン、 グルテン・フリー、そしてカーボンニュートラルなどヴィーガン生活に適したワインであり、お手頃価格ながら安心して日々楽しく飲めるワインを目指して生み出されました。
モスカテルとビウラを使用したほどよい甘口の微発泡ワインで、リンゴやメロンなどのフレッシュな果実のアロマと果実味のあるフルーティな味わいなので、ぜひスパイシーなタイ料理などと一緒に楽しんでもらいたい1本。
ワイングラスではなく、コップで気軽に飲むのもおすすめです。
ゲヴュルツトラミネール・グラン・クリュ・フランクシュタイン レオン・マンバック
レオン・マンバックは、アルザス中心地のストラスブールから南西約35kmほどにあるDambach-la-ville村に本拠を置き、グラン・クリュである「フランクシュタイン」も所持する自然派アルザスワイナリーです。
フランスのエノログ協会の会長アレックス・シェーファー氏は、このアルザスを代表する特級畑の虜になっている愛好家の一人で「フランクシュタインのリースリングが最も好きだ。なぜなら、この品種はテロワールに完全に適応しており、素晴らしい味わいを表現してくれる。果実味、花を思わせる香り、優雅な趣、軽やかさを感じる。」と激賞し惚れ込むほど。
また、日本を代表する人気のワイン漫画「神の雫」では、このワイナリーの「ピノ・ノワール エルヴェ・アン・ムュイ」が掲載されました。
北から13番目、アルザス・グランクリュの中でも特に高い評価を受ける区画「フランクシュタイン」のゲヴュルツトラミネールは、6億年ともいわれる古代の花崗岩土壌から、ミネラルと果実味の華やかさを持った特別な白ワインを生み出します。
バラを思わせる華やかなブーケ、スパイス、そしてライチやマンゴーを思わせるエキゾチックフルーツの香り。
とても濃密なボディで、甘みと同時に酸味も感じるため、非常にバランスの良い味わい。酸味のおかげもあり、余韻は重くなく軽やかでほんのり甘めの味わいは、よく冷やして食前酒として楽しむのに最適です。
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トカイ・エッセンシア シャトー・パジョス
シャトー・パジョスは、フランス・ボルドー・ポムロール地方の「シャトー・クリネ」の所有者であり、純粋主義者であるジャン=ルイ・ラボルド氏が1992年にハンガリー・トカイ地方に移住し、直接ハンガリー国家とシャトー・メイヤーからシャトーを獲得しました。
フルミント60%、ハーシュレヴリュ30%、ミュシュコタリ10%のブレンドで造られるこちらの極甘口のワインは、ロバート・パーカー100点獲得し、ワインスペクテイター99点、1998年度ワインスペクテイター誌年間ベスト3位に輝いたまさに世界最高峰のデザートワインです。
ソーヴィニョン・ブラン・カビネット オリバー・ゼター
オリバー・ゼターは、ドイツのファルツ地方にある、ファーストヴィンテージが2007年という、まだ若いワイナリーですが、既に英国をはじめ一部のワイン市場では高い評価を受けています。
「Kabinett カビネット」はドイツのワインを代表するスタイルの一つで、穏やかなアルコール、華やかな果実味、甘み、酸味が一体となったワインのことです。
モーゼル産が非常に名高く、こちらはリースリング100%で造られる場合がほとんどですが、オリバー・ゼターではこのカビネットを「ソーヴィニョン・ブラン」で作ります。
収穫は全て手摘みで行い、選果後ゆるやかにプレスされ、樽の中で野生酵母によってアルコール発酵を行います。
ワインはシュール・リーの状態で静置し、ワインにフィネスとエレガンスを与えます。
ソーヴィニヨン・ブラン特有のグレープフルーツのような柑橘のアロマに、ハーブの清涼感もあり、フレッシュなアロマと果実味にシャープな酸を持つすっきりとした味わいのワインです。
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ブルーチーズに合う甘口ワイン飲み比べセット
ソムリエ厳選 甘口ワイン飲み比べ3本セット
アルコール度数が5.5~6%の低アルコールの甘口ワイン3本セット。
白ワイン、赤ワイン、微発泡の白ワインの3本とも中甘口で非常に飲みやすく、食前酒としてもデザートに合わせてもおいしいワイン。
すっきりとした白ブドウ、アイレン種を100%使用した白ワインは、ハーブの爽やかな風味を持ち、甘酸っぱい風味が病みつきになります!
シラー100%の赤ワインは、ブラックベリー、赤すぐり、ラズベリーといった活き活きした小さな果実の香りが魅力的な味わい。
クリーミーな泡が心地よい中甘口の微発泡ワインは、アペリティフとして前菜と楽しんだり、食後のデザートに合わせたりと色々な楽しみ方があります。
単品合計価格5,753円(税込)のところ、セット価格は2,980円(税抜)とかなりお得なセットです!