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食前やアペロタイムに簡単にカクテルを楽しみたいというときにぴったりなのが、ワインの炭酸割り!
スパークリングワインとはまた違うワインの味わいで、さっぱりとワインを楽しみたいという時にはおすすめの飲み方です。
そこで、本日はワインを炭酸で割る飲み方についてお話します。
ワインと炭酸の相性について
ウイスキーを炭酸で割るハイボールはこの10年くらいでかなり浸透しましたよね。
ビールに次ぐ乾杯の飲み物というイメージも定着してきました。
ウイスキーに限らず、テキーラ、ジン、ウォッカなど、さまざまなお酒を炭酸で割る飲み方は定番ですよね。
それなのに、ワインの炭酸割りはそれほど定着していないのはなぜか。
海外では、スプリッツァーと言ってワインの炭酸割りはかなり定番な飲み方。
もともとは、オーストリアが発祥の飲み方ですが、ドイツ、フランスでもワインを炭酸で飲むのは、とてもポピュラーな飲み方なんです。
とくに、暑い夏は、ワインをすっきりとのど越しよく飲めるワインの炭酸割りが人気!
日本では、まだワインはお酒の中では高級なイメージが強く、炭酸で割ってしまうとせっかくのワインの風味が落ちてしまってもったいないと思われる方も多いと思いますが、スーパーなどで500円以下でも購入できるデイリーワインもたくさんありますので、ぜひ、気楽に楽しめるデイリーワインから炭酸割りを試してみてください。
意外なほどおいしくて、食欲が落ち気味な夏は、食欲を促進してくれる食前酒としての効果もありますよ。
オーストラリアのプレミアムスパークリングワイン「シャンドン」からワインカクテルのようなスパークリングワインが登場
2022年4月28日にMHD モエヘネシーディアジオより『CHANDON(シャンドン)』から、ハーブを取り入れたスパークリングワイン「シャンドン ガーデン スプリッツ」が発売されました。
「シャンドン ガーデン スプリッツ」は世界的に人気のワインカクテルである「スプリッツ(スプリッツアー)」に「自然」を取り入れたユニークなスパークリングワインで、「シャンドン ロゼ」に、世界最高級のテロワールから厳選されたネーブルオレンジやブラッドオレンジの果皮を乾燥させ、ハーブやスパイスとともに浸漬させる独自のレシピでつくられた「ビターズ」がブレンドされています。
これから夏にかけて、ヨーロッパではロゼワインに氷を入れてキンキンに冷やしたり、炭酸で割ってワインを楽しむ人たちが増えるので、それに先駆けて発売されたスパークリングワイン。
氷を入れたグラスに注ぐだけで、「スプリッツ」の世界を楽しむことができるので、BBQやテラスなどアウトドアでも気軽に楽しめます。
白ワインの炭酸でカクテル・レシピ
◆スプリッツァー
ワインカクテルの中でも最も簡単なカクテル。
クラシック音楽で有名な、オーストリアのザルツブルグ生まれです。
ミネラル分が高いヨーロッパの天然炭酸水で作ると味がなじんで美味しい!!
英国のダイアナ妃が好んだと言われ流行ったカクテルです。
【材料】
・白ワイン
・炭酸水
【作り方】
グラスに氷を入れます。
白ワインと炭酸水を1:1の割合で入れます。
2~3回さらりと混ぜ合わせます。
あまり長く混ぜると炭酸が抜けてしまうので、さらりとスピーディに仕上げるのが美味しく作るコツです。
◆オペレーター
甘すぎずスッキリ飲みたい方にお薦めなカクテルです。
ベースは白ワインとジンジャーエール。
辛口のジンジャーエールや、手作りジンジャーエールで辛口に仕上げることもできます。
オペレーターは、昔海で働くオペレーター(パイロット、通信官)達がジンジャーエール好きで、白ワインにもジンジャーエールを入れて飲んだからと言われています。
【材料】
・白ワイン
・ジンジャーエール
※同量ずつ
【作り方】
グラスに氷を入れます。
白ワインとジンジャーエールを1:1の割合で入れます。
2~3回さらりと混ぜ合わせます。
赤ワインの炭酸割りカクテル・レシピ
◆カリモーチョ
赤ワインをコーラで割る斬新なカクテル!
このカクテルはメキシコ発祥ともいわれていて、スペインの植民地だったメキシコでは、ワイン文化もあり、1800年代後半から販売されたコーラと組み合わせて、カリモーチョが生まれたという説があります。
ベースにする赤ワインはヴィンテージの若いしっかりとした果実味のあるワインがおすすめ!
コーラのしっかりとした甘味と炭酸にほどよく溶け込みます。
残ってしまった酸味が強い赤ワインでももちろん大丈夫!
【材料】
・赤ワイン
・コーラ
【作り方】
グラスに氷を入れます。
赤ワインとコーラを1:1の割合でゆっくりと注ぎます。
お好みでレモンやライムを添えると見た目もおしゃれになります。
◆キティ
甘すぎずスッキリ飲みたい方にお薦めなカクテルです。
ベースはワインとジンジャーエール。
辛口のジンジャーエールや、手作りジンジャーエールで辛口に仕上げることもできます。
赤ワインベースで作ると「キティ」白ワインベースなら「オペレーター」というカクテルになります。
【材料】
・赤ワイン
・ジンジャーエール
※同量ずつ
【作り方】
グラスに氷を入れます。
赤ワインとジンジャーエールを1:1の割合でゆっくりと注ぎます。
混ぜて2~3回さらりと混ぜ合わせます。
スプリッツアーにもおすすめのワイン
さてここからは、そのまま飲んでももちろんおいしいですが、この夏炭酸で割ってスプリッツアーとして飲んでもおいしい、赤ワインと白ワインとロゼワインをご紹介します。
とくに、暑い夏のBBQやキャンプなどアウトドアで飲むときには、氷と炭酸で割るだけでビール以上にのど越しよくごくごくと飲めちゃうのでおすすめです。
ガヴィ DOCG ウンベルト・フィオーレ
マンフレディ家のワイン造りの歴史は1930年、初代のジュゼッぺは美しいランゲの丘の周囲にあるブドウ畑と醸造所を購入し、ワイン造りを始めました。
1980年代になると、イタリア国外への販路も広がり、ヨーロッパをはじめ、アメリカやアジア各国まで流通するようになりました。
「ブドウ畑をより良い状態で後世に受け渡すこと」という哲学のもと、薬品などを使わず、太陽光発電に切り替え、自然の法則に合わせた畑仕事を頑なに守り続けています。
そんなマンフレディ家が手掛けるコルテーゼ100パーセントのこのワインは、緑がかった、明るい麦わら色の色調で、とても生き生きとしてフレッシュなレモンやライム、グリーンアップルを思わせるアロマに、ハーブやドライフラワーの香が混じります。
生き生きとフレッシュな酸味・甘味のバランスがあり、滑らかなミネラル感の喉越しも魅力です。
魚介料理全般、野菜料理などと相性が非常によく、また、ピザやパスタといった、食事とあわせて飲むのに最適な1本です。
シャトー・レ・マリア・キュヴェ・アダム
シャトー・レ・マリアは、ヴェリテ家によって4世代に渡って受け継がれてきた家族経営のプティシャトーです。
粘土質、石灰質主体のシルト土壌で、それぞれの成分の過多に合わせてメルロ、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、マルベックを栽培し、その年の出来に合わせてブレンド比率を変えて、バランスの取れたワインを 生み出しています。
醸造は伝統的な方法ですが、温度管理できるステンレスタンクを導入し、コンクリートタンクで熟成させることで、 活き活きとした果実味を表現しています。
そんなシャトー・レ・マリアが手掛けるキュヴェ・アダムは、フランスで毎年開催されている国際的なワインコンクール「コンクール・モンディアル・デ・フェミナリーズ」と、フランス本国ではワイン選びの指標としてかなりの人気のある「Gilbert & Gaillard ジルベール&ガイヤール」でダブル金賞を受賞しました。
メルロ主体のワインらしくプラムやブラックチェリーなどの黒系果実のアロマに、スミレのフローラル香も感じられる華やかな果実味と凝縮感のあるバランスの良い味わいのワインです。
ユヌ・プティット・キュヴェ・オ・ポワル
香り高さや、フレッシュな味わいを残すため、低温で発酵。3週間低温醸しも行い、果皮や種のエッセンスを抽出します。 au poil には「素晴らしい」という意味がありますが、poil という言葉は、単体で「髭・毛」という意味もあります。フランス人ならほとんどの人が「Poil」という言葉を聞けばセバスチャン・シャバルの髭もじゃの顔を想起するでしょう。特に男性ならば。《Au Poil》という、シャバルが広告によく出ている男性用化粧品ブランドがあります。(主に髭の手入れや、髭剃り後に塗るローションです。) フランスでは、ロゼは「仲間とにぎやかに飲むワイン」として、とてもポピュラー。白ワインよりも消費量が多いといわれています。一瞬笑いを誘う、ユーモアの効いたロゼワインは、多くの人が集まる場にぴったりの1本です。
グランピングワインズ・オーガニック・カベルネソーヴィニョン
「グランピングワインズ」は、外箱がなく真空のパックがそのままパッケージとなった画期的なタイプで、容器の重さはたったの70gと超軽量!
容量はワイン2本分の1.5Lとしっかり入っていますが、らくらく持ち運びできます。
肝心のお味はというと、このグランピングワインズを造る「アルケミーワインズ」はスペインのカスティーリャ・ラ・マンチャのワイナリー「ボデガス・フェルナンド・カストロ」とタッグを組み、ドバイへ進出し「バージュ・アル・アラブ」をはじめとする多くの高級ホテルでグラスワインとして採用されるようになった実力派ワイナリー。
そんなワイナリーがキャンプで楽しむことを目的に造ったワインの味わいは、赤ワインは酸と渋みが穏やかでびっくりするくらい飲みやすくて軽やかな口当たりなので、冷やすとよりぐびぐびと飲めて、夏でもパワフルな肉料理と合わせて飲みたくなるおいしさです。
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グランピングワインズ オーガニック・ソーヴィニョン・ブラン
白ワインは、ソーヴィニヨン・ブランの特徴でもある柑橘とハーブのフレッシュなアロマと果実味で、シャープな酸も感じられるすっきりタイプです。
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ガブワイン・レッド ボデガス・ロペス・モレナ
高コスパなスペインワインを造るエストゥレマドゥーラ州のワイナリー・ロペス・モレナスとワインショップソムリエが共同開発した大容量箱ワインの「ガブワイン」。
1箱3L(フルボトルワイン4本分)の大容量で、ワインボトルに換算するとなんと1本あたり435円!
内袋には気密性のあるバルブが取り付けられており、バルブをつまむことで好みの量を注ぐことができます。
内袋は真空状態なのでワインが空気に触れることがないため、ワインの酸化を防止でき、開封後も約1か月同じ味わいをキープできる優れもの!
毎日少しずつ飲んでも安心です。
テンプラニーリョ、シラーを使用した赤ワインは、プラムやベリーなどの果実のアロマにチョコレートの濃厚なアロマもあり、華やかな果実味と凝縮感のあるバランスの良い味わいに仕上がっています。
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ガブワイン・ホワイト ボデガス・ロペス・モレナ
マカベオから造られるこちらの白ワインは、レモンやグレープフルーツなどの柑橘のアロマとハーブのような清涼感があり、フレッシュな果実味とシャープな酸で、夏にはキリっと冷やして飲みたい爽快な白ワインです。
マカベオはカヴァの主要品種で、主要3品種の中では比較的酸味が強い方で、花やハーブを想わせるアロマがあり、マカベオ単体で造られるカヴァもあります。
マジア・J・ソーヴィニョン・ブラン
アルケミー・ワインズは、フランス・ボルドーとのつながりが長く、ワインの教育・普及に最も力を入れている国イギリスに資本をおく会社で、実際にマジアJを作るのは、1850年からの歴史あるワイン生産者、ボデガス・フェルナンド・カストロです。
ボデガス・フェルナンド・カストロは、サンタ・クルス・デ・ムデーラという地で、代々ブドウ栽培からワイン造りまでを手掛ける伝統的な作り手で、一番に品質を重んじており、独自の醸造ラボ(研究所)を作り、醸造の全プロセスを通じて、完成度の高いワイン造りを目指しています。
この地域は、日照時間が長く、また標高が高く寒暖の差が大きいため自然とブドウがしっかり熟し、多くの動植物にとっては過酷な環境ですが、その分虫や病害も少なく、自然に任せたブドウ栽培を行うことができます。
そして収穫されるブドウは品種の特性をしっかり表現した、凝縮感のある素晴らしい品質のワインになります。
マジア・Jのソーヴィニヨン・ブランは上品でパッションフルーツ、アプリコットなどの香りを感じ酸味と果実の甘みのバランスが見事でフレッシュ感も楽しめる辛口白ワインです。
ヴィネム・ブランコ ヴィネルジア
ボデガス・エステバン・マーティンは、スペインの伝統品種であるガルナッチャやマカベオを始め、カベルネ・ソーヴィニョンやシャルドネといった多様な品種を栽培し、品種に適した気候をもつ素晴らしい畑からワインを造り出します。
畑は、D.O.カリニェナであるスペイン北東部アラゴン州の4つの原産地呼称の一つにあり、標高400mから800mの場所に石灰質を含んだ土壌で、典型的な大陸性気候で、暑く乾燥しているため、昼夜の寒暖差が非常に大きく、色も濃く味わいのある凝縮したブドウが造られます。
ブランコは、シャルドネとマカベオをブレンドしており、トロピカルフルーツを思わせる華やかな香りに、爽やかなシトラスやハーブが混じります。
果実の甘みと酸味がバランスよく調和した味わいでボリューム感も魅力。
魚介料理と相性が良いですが、鶏肉料理にもお勧めで、地元ではパエリヤとよく合わせられています。
この価格としてはクオリティの高い、スペインらしいコストパフォーマンスの良いワインです。
シャトー・トズィオン
ボルドー右岸の奥地、サンテミリオンやカスティヨンの南部にあるロクブリューヌという地域にあるプティシャトーで、ドメーヌ・フォンタナという生産者が管理しています。
畑はなだらかな丘陵地に開かれており、斜面が南から南西向きのため、太陽光を十分受けられる良い条件を備えています。
粘土質、石灰質の入り混じる土壌で、それぞれ土壌に合わせて メルロ、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン等のブドウを栽培し、その年の出来に合わせてブレンド比率を変えて、バランスの取れたワインを 生み出しています。
「マコンコンクール金賞受賞」「リヨン国際コンクール 金賞受賞」「コンクール デ ヴァン ダキテーヌ ボルドー金賞受賞」のトリプル金賞受賞ワインで、黒系果実の華やかな果実味と凝縮感のあるバランスのとれた味わいのワインです。
プレシーソ・ネロ・ダヴォラ ワイン・ピープル
イタリア人で唯一、パーカーポイント100点を2回獲得した醸造家ステファノ・キオッチョリ氏の手掛けるイタリアワインらしさが120%感じられるデイリーワイン。
この「プレシーソ」シリーズは、ただのお値打ちワインというだけではありません。
ブドウは栽培家でもあるキオッチョリが、それぞれの品種に合った土地から選んでブドウを作るこだわりよう。
白は最も西寄りのマルサラ方面。ロゼはその北部トラパニ付近。
そして赤には複雑さや柔らかさを表現する為、熟すのも遅くなるもう少し南寄りの丘陵地、やや標高の高い地域へ。
ブドウの葉や枝のコントロールから含めたワイン造りによって、お値打ちながらバランスも良く、すいすい飲んでしまうデイリーワインに仕上がっています。
完熟ベリーの香りと味わいを、ソフトなタンニンが覆います。
パスタ料理全般と相性が良く、またワイン単体でも杯が進みます。
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シャトー・ムーラン・ド・プルケ グランド・キュヴェ
シャトー・ムーラン・ド・プルケは、ボルドー市から南西に50キロメートルほど離れたCastevielという村に位置し、ボルドーで三世代に渡って 家族経営を続けているプティシャトーです。
砂質・粘土質が入り混じる土壌で、メルロを主体に、カベルネ系のブドウを栽培し、伝統的な製法で大きな木桶を用いて醸造し、コンクリートタンクで熟成させることで、果実の活き活きした風味を表現します。
このワインは、50年以上の歴史を持つボルドー・アキテーヌワインのコンクールで金賞受賞!
ブラックチェリーやプラムなどの黒系果実のアロマにスミレの華やかなフローラル香も感じられ、華やかな果実味と凝縮味のあるバランスの良い味わいのワインです。