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株式会社ソムリエが一押しするシャンパーニュ生産者、
ポール・ダンジャン・エ・フィスの当主、ジャン・バティスト・ダンジャン氏が本年2回目の来日
今回は、ジャンのいとこで、メゾンの技術顧問(さすが家族経営ワイナリー!)
エリック・ダンジャン氏も一緒に来日、エリックさんは初来日とのこと
当主のジャンが日本にしょっちゅう行くが、ちゃんと仕事をしているか見に来たとおっしゃっていました(笑)
ジャン・バティスト・ダンジャンさんとエリック・ダンジャンさん
創業以来、少人数の家族経営を頑なに守り、現在はダンジャン家14人がドメーヌに携わっています。
原料ブドウは、設立時から一貫してそれぞれの家が所有する畑からの収穫のみです。(買いブドウは一切なし!)
栽培から製造まで一貫して自社で行うというこだわりが、ダンジャンの品質の高さを生み出しています。
「英国王室御用達」であるという事実がその品質の高さを表しています。
今回は、11月16日(土)に行われ、お二人が参加された、セラーマスター江畑の「ワインと食の交流会」シャンパーニュの会の様子をご報告します。
【ワインと食の交流会とは】
コース仕立ての特別料理とワインに舌鼓を打ちつつ、
ワインの基礎知識が学べるお話を聞いて、
参加した方との交流も楽しめるアットホームなワイン会です。
ワインが好きであれば、知識やうんちくは必要ありません! お一人様でもご家族でも気軽にご参加いただけます。 再び江畑と共にさくらソムリエ小林が皆様にワインの基礎知識や
雑学をお伝えしつつ会を盛り上げてまいります。
数々の有名レストランで腕を振るってきたシェフ岡崎と共に 綿密な打ち合わせを繰り返し、各月会のテーマを設定し、 お客様のもとに料理とワインのマリアージュをご提案して参ります。
今までご参加いただいていたお客様はもちろん、
これからご参加いただくお客様も楽しんでいただけるような 交流会にすべく内容を吟味しております。
【当日の様子】
まずは、当主のジャンが乾杯の発声。フランス語の sante (サンテ)と日本語の乾杯(カンパイ)が飛び交います。
乾杯のシャンパーニュは、実際に英国王室でも提供されている「カルト・ノワール」
ピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワールで、シャープな酸と、華やかな果実味が際立つワインです。
今回はスペシャル会ということで、いつもにも増した素晴らしい料理の数々が提供されました。
本日は最初から最後までシャンパーニュということでしたが、ポール・ダンジャンの多種多様なキュヴェは、それぞれの料理と素晴らしい相性を見せます。
厚岸直送の牡蠣「マルエもん」と自家製燻製サバのイタリアンサンド
(右)カルト・ロゼ
キンメリジャン(石灰質)の土壌から獲れたシャルドネを中心に、ピノノワールの赤ワインをアッサンブラージュしたカルト・ロゼは魚介類とも抜群の相性です。
(左)サン・シール
シャンパーニュ地方では珍しいピノ・ブラン100%
豊潤でトロピカルフルーツのアロマが豊かに香る、リッチな味わい
バターやクリームを使った魚介類に最高に合います。
甘エビとエディブルフラワーのタルタル
つぶ貝のブルギニヨンバター 石窯焼き
フェ・ド・シェーヌ
ボリューム感のある味わいが印象的な樽熟成シャンパーニュ
シャルドネ100%。ブルゴーニュ小樽「ピエス」で8カ月熟成。
クリームやバターを使った料理に良く合います。
良年しか作られない、ミレジメのシャンパーニュ(2020年)
清流鶏と秋野菜のフリッカセーア
本日の締めのシャンパーニュは「キュヴェ47」ポール・ダンジャン・エ・フィスが創業した47年が名前の由来です。
2010年から毎年ベースワインを継ぎ足してつくる、画期的な「ソレラ・システム」のシャンパーニュです。
年の個性が平準化され、ピノ・ノワールの聖地「セル・シュール・ウルス」の特徴が際立ちます。
ふくよかなコクのある味わいと長い余韻と繊細な酸を合わもち、魚料理から肉料理まで幅広い料理に合わせられるワインです。
最後のご挨拶。参加された皆様、大満足でお帰りになりました。
ショップでお買い上げいただいたワインに、サインをするお二人