世界屈指の白ワインの銘醸地 シャサーニュ・モンラッシェ おすすめワイン

世界屈指の白ワインの銘醸地 シャサーニュ・モンラッシェ おすすめワイン
特設サイトを見る >

世界屈指の白ワインの銘醸地 シャサーニュ・モンラッシェ おすすめワイン

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

世界屈指の白ワインの銘醸地 シャサーニュ・モンラッシェ

ブルゴーニュのコート・ド・ブランと呼ばれる世界屈指の白ワインの名醸地の1つであるシャサーニュ・モンラッシェ。
ふくよかで複雑なアロマで肉づきのあるリッチな味わいは、休日にゆっくりと家で味わうのにとてもおすすめです。
そこで、本日はシャサーニュ・モンラッシェのワインについてお話します。

世界屈指の白ワインを造るシャサーニュ・モンラッシェ

シャサーニュ・モンラッシェは、世界屈指の白ワインを造るコート・ド・ボーヌに位置し、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェの3つの村は、「ブルゴーニュのコート・ド・ブラン」と呼ばれることもあるほど、世界最高の白ワインを生み出す産地として有名です。
人口はわずか300人あまりの小さな村でありながら、作付面積の約半分がプルミエ・クリュという恵まれたテロワールをもっており、19のプルミエ・クリュ(約160ヘクタール)と、3つのグラン・クリュ(11ヘクタール)からは、赤ワイン白ワインどちらも生産されています。

白ワインの銘醸地というイメージが強いシャサーニュ・モンラッシェですが、意外にも1980年代頃までは白ワインより赤ワインの生産量のほうが多かったほどで、現在でも生産されるワインの約30%は赤ワインが造られており、ピノ・ノワールに適する土壌を持つ畑も多く、香り豊かでしっかりとしたミネラルのある洗練された赤ワインが多く生み出されています。
しかしながら、白ワインの名醸地としてのイメージが強いため市場からは白ワインを求められることもあり、あえてコート・ド・ボーヌ ヴィラージュに格下げして赤ワインを生産している生産者もおり、赤ワインは高品質でありながら、過小評価されている部分もあるため、あえて、シャサーニュ=モンラッシェの赤ワインを選んでみるのもおすすめです。

シャサーニュ・モンラッシェのテロワール

シャサーニュ・モンラッシェ周辺の気候は他のブルゴーニュの産地同様に大陸性気候で、夏は暖かく乾燥し、冬は厳しい寒さがあり、春はブルゴーニュの北部の中でも早く訪れますが、寒い春の朝は霜害のリスクがあります。
また収穫期には天候が変わりやすく、ブドウの出来が毎年変わります。
標高は220〜325mの東向きの斜面に畑が広がっており、土壌はディジョンからサントネまで続く約45 kmの石灰岩の断崖であるコートドールの斜面は、石灰岩が多く含まれており、褐色の石灰岩、または粘土石灰質の泥灰土と石灰岩が交互になっており、石灰質、泥灰質、砂利質に砂質と多様性に富んでいます。
ただし、シャサーニュ・モンラッシェ村の南にあるブドウ畑と北にあるブドウ畑の土壌には明確な違いがあり、南部では、石灰岩の泥灰土と赤い砂利の濃度が高く、ピノ・ノワールに適した土壌です。
北部は、柔らかい泥灰土に細かい石灰岩の構造になっており、シャルドネの栽培に適しています。

シャサーニュ・モンラッシェのワインについて

前述のとおりシャサーニュ・モンラッシェではシャルドネから造られる白ワインが著名ですが、良質なピノ・ノワールの赤ワインも多く造られており、赤い砂利質土壌の泥灰土の土壌で育つピノ・ノワールは、香り高いアロマのあるフルーティーで肉付きのよい洗練された赤ワインになります。
赤ワインは村名ワインでもしっかりとしたボリュームのある味わいで、価格に対して品質が良いものが多くあります。
また、石灰岩の土壌に植えられたシャルドネから造られる白ワインはヘーゼルナッツなどのふくよかで複雑なアロマに、リッチで豊満なボディがあり、ピュリニー・モンラッシェよりも、シャサーニュ・モンラッシェの方が堅くなく、柔らかさがあり、早く飲み頃が来るとされています。
プルミエ・クリュのワインは15年程の熟成に耐えられますが、グレートヴィンテージのものやグラン・クリュのものはそれ以上の熟成が可能です。

シャサーニュ・モンラッシェのグラン・クリュ

シャサーニュ・モンラッシェには、3つのグラン・クリュがあり、中でも、偉大な畑としてシャサーニュ・モンラッシェを代表するのが、8ヘクタールの広さを持つモンラッシェです。
モンラッシェの畑は、ピュリニー・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェにまたがっており、シャサーニュ側の区画で造られたワインだけがル・モンラッシェと表記できます。
ル・モンラッシェは丘の上で最高の位置にあり、ブドウの木は南東に完全に傾斜し、豊富な日照量によってブドウはしっかりと熟します。
また、この傾斜と小石や砂利などが優れた排水性をもっており、余分な水をためこまず、ブドウの樹は、地中深く根をはりめぐらせ、
ブドウの果実に豊かなミネラル分を与えます。
2つ目のグラン・クリュであるバタール・モンラッシェは、モンラッシェ同様にピュリニー・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェにまがっており、グラン・クリュ斜面の最下部に11.97ヘクタールの畑が広がっています。
小石の石灰岩土壌で、粘土の割合が高いため、排水は丘の上ほど効果的ではありませんが、独特なミネラル感のあるリッチで力強いワインが出来上がります。
3つ目のグラン・クリュであるクリオ・バタール・モンラッシェは、シャサーニュ・モンラッシェ村にのみあるグラン・クリュで、広さが1.57ヘクタールしかないため、ほとんど市場に出回らず非常に貴重なグラン・クリュです。

シャサーニュ・モンラッシェの味わい

シャサーニュ・モンラッシェのおすすめワイン

シャサーニュ・モンラッシェ シルヴァン・デュボー
グラン・クリュ「モンラッシェ」を筆頭に、極めて洗練された白ワインを生み出す最高峰産地シャサーニュ・モンラッシェのワインの個性を形成する最大の要素は、土壌の多様性です。
この地域の土壌は、主に粘土質石灰土壌で構成されており、ブドウの成長に理想的な条件を与え、ワインは「骨格」と「エレガンス」を同時に備えることができます。
2022年ヴィンテージは、温暖な気候に恵まれながらも、適度な酸を保ち、クラシックなブルゴーニュのエッセンスをしっかりと感じることができる仕上がりとなっています。
熟した白桃や洋ナシ、柑橘類の瑞々しい香りに、焼きたてのブリオッシュやトーストしたアーモンド、バニラのほのかな甘やかな香りが漂い、ワインに奥行きを与えています。
時間とともに、ミネラル感あふれる火打石や潮風のようなニュアンスが立ち上がり、シャサーニュ・モンラッシェらしい気品が表れます。
口に含むと、白桃や熟したリンゴ、ほのかにパイナップルのようなトロピカルフルーツのニュアンスも加わり、心地よい甘さが広がります。果実感を引き締めるシャープでキレのある酸味がワインにバランスとフレッシュさをもたらし、極めて完成度の高い仕上がりとなっています。

シャサーニュ・モンラッシェ シルヴァン・デュボー

シャサーニュ・モンラッシェ シルヴァン・デュボーのご注文はこちら

ピュリニー・モンラッシェのおすすめワイン

ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ アモー・ド・ブラニー
アモー・ド・ブラ二ーは、ピュリニー・モンラッシェ村北部の斜面上部に位置する一級畑で、表土が薄く小石の多い土壌が特徴。
ブラニーの南側、村と同じ高さにあり、ピュリニー トリュフィエールのすぐ上にブドウ畑があり、畑の広さは1.7ヘクタール、1950年植樹のブドウを中心とした古木が多いのも特徴です。
ムルソーの力強さと豊かさ、ピュリニーの優美なフィネスを組み合わせた味わいになる素晴らしいワインが生まれます。
ブラニーはかなり古くからワイン造りが行われた地でしたが、高品質なワインを生み出す礎を築いたのは、12世紀に建立されたシトー会メジエール修道院の修道士たちでした。
1811年に、このブラニーのブドウ畑を受け継いだのが、ド・シェリゼの一族で、ブドウ畑のいくつかの区画は、樹齢90年を超える古木の区画も存在し、ブドウ畑への並々ならぬ愛着を感じさせます。
1996年にはエレーヌ・ド・シェリゼとその夫であるローラン・マルトレがドメーヌを受け継ぎ、以後ワイン造りの伝統を受け継いでいます。

ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ アモー・ド・ブラニー

ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ アモー・ド・ブラニーのご注文はこちら

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・シャン・ガン シルヴァン・デュボー
この先100年のブルゴーニュワインを見据える学術的醸造家シルヴァン・デュボー。
シルヴァン・デュボーが手がけるピュリニー・モンラッシェは、1級畑の中でも特にエレガントで洗練されたシャルドネを生み出すことで知られている「Champ Gain(シャン・ガン)」。
東向きの標高285メートルという、ピュリニー・モンラッシェの中でも最も高い場所に位置する1級畑の一つ。
冷涼な気候と優れた土壌が特徴で、繊細でありながら長期熟成にも耐えうるワインを生み出します。
2022年ヴィンテージは、高地特有の冷涼感と粘土石灰質土壌の恩恵を存分に受けた、繊細かつパワフルな1本です。
シャープな酸味と豊かな果実味、ミネラル感が見事に調和し、飲むたびに新たな発見を楽しめる奥深さを持っています。
レモンやライム、グリーンアップルなどの柑橘系の爽やかなアロマ。
白桃や洋梨のような熟したフルーツの香りに、トーストやバニラ、ヘーゼルナッツのニュアンスが重なり、ほのかに火打石や潮の香りといった、ミネラル感あふれるアロマも感じられます。
口に含むと、フレッシュな酸が際立ち、柑橘系果実の生き生きとした味わいが広がり、ミネラル感が全体を引き締め、シャープな骨格を感じさせます。
クリーミーなテクスチャーが果実の甘みと酸味を包み込み、バランスの良さが際立つ味わいで、レモンピールやアーモンド、白い花のような香りが長く続き、清涼感のあるフィニッシュに続きます。

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・シャン・ガン シルヴァン・デュボ

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・シャン・ガン シルヴァン・デュボーのご注文はこちら

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・シャン・ガン
パスカル・マルシャンは国をまたいで活躍するワインメーカーで、その活躍の舞台はブルゴーニュをはじめ、オーストラリア、チリなど南半球にまで及んでおり、醸造化としてキャリアをスタートさせたのは1985年、ポマールにあるコントアルマンでのこと。
1999年にはドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレのチーフワインメーカーとして勤め、7年間醸造長を務め、その後、農家から買い入れた葡萄で醸造するネゴシアンブランドであるマルシャン・トーズ(旧パスカル・マルシャン)と、自社畑のブドウを使うドメーヌ・トーズです。
ネゴシアンと言っても、パスカル・マルシャンはマイクロネゴス(マイクロ・ネゴシアン)と呼ばれる小規模のネゴシアン。
買付から醸造まで一貫して行い、ブドウを購入する畑は彼のポリシーに賛同する人のみで、定期的に本人が畑を訪ね、ビオディナミ農法含め、木の管理など細かい部分まで直接見ています。
『ドメーヌは小規模でなければならない。なぜなら、一つ一つの樽やボトルがユニークであり、注意深く扱はなければならないからだ』と語り、ボトルの1本1本にまで強いこだわりを持ったワイン造りをおこなっています。
そんなマルシャン・トーズが持つピュリニー・モンラッシェの畑は、粘土質、石灰岩と砂利の混じる土壌で、ピュリニー・モンラッシェの中でも高度350メートルという標高の高い斜面にあり、冷涼な気候環境が特徴。
一級畑の中でも特にミネラル感が豊かで、洗練された上質な酸味を持つワインが生まれます。
ビオディナミカレンダーに基づいたルールで熟成させたワインは、ピーチの香りが漂い、ムルソーに近い重さと密度を持っており、パワフルで強烈でありながらバランスが良とれた味わいです。

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・シャン・ガン ドメーヌ・トーズ

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・シャン・ガンのご注文はこちら

ワインの豆知識カテゴリの最新記事

特集一覧