パレスチナワインの歴史や特徴おすすめのワインをご紹介

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パレスチナワインの歴史や特徴おすすめのワインをご紹介

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パレスチナワイン

古代から現在に至るまでブドウとオリーブの産地として、ワイン造りに歴史のあるパレスチナ。
イエス・キリストも飲んだとされるワインを復活させようと、古代からある固有品種でワインが造られています。
そこで、本日はパレスチナワインについてお話します。

パレスチナワインの歴史

パレスチナのワインの歴史は古く、古代からワインが生産され、イエス・キリスト生誕の地として知られる、パレスチナのベツレヘムは、古代から現在に至るまでブドウとオリーブの産地として、地中海地域を中心にワインを輸出しています。
7世紀に入りオスマン帝国によるイスラム教支配によりワインの生産が一時激減しましたが、19世紀にキリスト教の修道士によってふたたびワインの生産が始まり、現在もそれらの修道院がワインを造り続けています。
古代からパレスチナには120品種もの固有品種があり、そのうち20種類がワイン用として使えるブドウ品種であることが研究結果でわかり、現在、こうした古代からある固有品種を使ったワイン造りに力を入れています。

パレスチナワインの特徴

19世紀にキリスト教の修道士によるワイン造りがふたたび始まってから、現在も、パレスチナの老舗にして大手のワイナリーは、ベツレヘム近郊のクレミザン修道院や、エルサレムの西方にあるトラピストのラトゥルン修道院といった、修道院が運営するワイナリーです。
現在、ダボウキ、ハムダニ、ジャンダリ、バラディといった固有品種を使ったワインの生産に力を入れており、最近では、サンディエゴで開催された国際ワインコンテストで、「ハムダニ・ジャンダリ2017」と「バラディ2015」が銀賞を受賞するなど、世界市場で徐々に注目を集めています。

産地とブドウ品種

パレスチナ・エルサレムの南部に位置するバティール村は、古くからユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地であるエルサレムの食料の供給地として発展してきました。
およそ2000年前の古代ローマ時代に造られた段々畑や灌漑のシステムが今も現役で使われており、ワインの原料となるブドウが栽培されています。

ダボウキ
ダボウキは、アラビア語で甘味を意味する白ワイン用品種です。
グレープフルーツやレモンのような柑橘系のアロマが特徴的で、爽やかな酸味とほのかに塩味も感じられます。

ハムダニ・ジャンダリ
ハムダニとジャンダリは、どちらも白ブドウ品種で、両品種を50%ずつブレンドした白ワインは、パイナップルやバナナの風味があり、豊富な酸とミネラルが感じられます。

バラディ
バラディは、我が国(土地)といった意味を持つ黒ブドウ品種です。
ベツレヘム近郊のクレミザンという丘で栽培され、造られるワインは、熟したフルーツのアロマがあり、ミディアムな酸とフレッシュなタンニンが感じられ、後から樽の穏やかでまろやかな味わいが感じられます。

おすすめワイン

セット・モン
ラトゥルン修道院は、1890年にエルサレムと地中海の中間の丘陵地帯にフランス・オーベルニュのセット・フォン修道院の修道士によって設立された歴史あるワイナリーです。
丘の頂上にはラトゥルンという地名の由来となったという十字軍の要塞の遺跡があり標高350mの丘の中腹にブドウやオリーブの畑が広がっています。
ボルドーの伝統的な黒ブドウ品種であるプティ・ヴェルドは、パレスチナの夏の熱く乾燥した気候によく適しており、プティ・ヴェルドを主体にメルロをブレンドしたこちらのワインは、バナナやダークチェリーの香りと甘酸っぱさ、針葉樹の森のようなさわやかな香りも感じられしっかとした酸やタンニンがありますが、味わいは軽やかで飲みやすいワインです。

セット・モン

サンタ・メッサ
同じくラトゥルン修道院で遅摘みのブドウを用いて造られるミサ用のワイン。
こちらは、シャルドネ60%、ソービニヨン・ブラン30%、マスカット10%の比率で、ソーヴィニヨン・ブラン特有の柑橘と爽やかな青草の香りが特徴的です。
カシスやベリーに加え、フェンネル系のハーブ香もあり、やや甘口のためデザートワインとしても楽しめるワインです。

サンタ・メッサ

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