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とうとう日本のワイン界にも大きな変革の時が訪れました。
ずばり、「国産ワインの格付け制度」の発足です!
ワイン好きなら一生に一度は飲みたい!ボルドー・メドックの格付け1級
ワインの格付けというと、真っ先に頭に思い浮かぶのが、
フランス・ボルドーのメドック地区の格付け。
1855年のパリ万博の際に制定され、全61シャトーを5階層(1級~5級)で
分けた有名な格付け制度です。
1級に君臨する五大シャトーは、
シャトー・ラフィット・ロートシルト (ポイヤック)
シャトー・ラトゥール (ポイヤック)
シャトー・マルゴー (マルゴー)
シャトー・ムートン・ロートシルト (ポイヤック)
シャトー・オー・ブリオン (ペサック・レオニャン)
ワイン好きなら一生に一度は飲みたいと思う憧れですよね。
こういった格付けは、フランスだけでなく、
ヨーロッパ全体で独自のルールのもと制定されています。
「日本ワインの格付け」はどういうもの?「5つ星」に選ばれた10のワイナリーとは⁉
さて、舞台を日本へ戻しますが、
「日本ワインの格付け」は一体どういうものなのか?
調べたところ、名称は「日本ワイナリーアワード」といい、
国産のぶどうを使った日本ワインを造る
201のワイナリー(設立5年以上のみ)を対象に、
専門家が格付けをする形の日本初のアワードのようです。
審査項目は、
・ワインの品質
・醸造技術
・畑の状態
などを4段階評価し、その評価は毎年更新するとのこと。
今回の格付けで、見事「5つ星ワイナリー」に選ばれたのは、10のワイナリー!
皆さんのお気に入りのワイナリーは、入っているでしょうか??
【5つ星ワイナリーのご紹介】(都道府県順)
■ドメーヌ・タカヒコ(北海道)
■酒井ワイナリー(山形県)
■タケダワイナリー(山形県)
■サントリー登美の丘ワイナリー(山梨県)
■シャトー・メルシャン(山梨県)
■ダイヤモンド酒造(山梨県)
■中央葡萄酒(山梨県)
■丸藤葡萄酒(山梨県)
■小布施ワイナリー(長野県)
■Kidoワイナリー(長野県)
うーん、山梨多いですね~。
さすが日本を代表する銘醸地!
日欧経済連携協定(EPA)の合意で、
今後、輸入ワインの増加が見込まれていますが、
海外勢に負けず、日本のワイナリーも是非、頑張ってほしいですね。