イスラエルワインを求め実際に行ってみました!

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イスラエルワインを求め実際に行ってみました!

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イスラエル

本日は、昔ワインの買い付けにイスラエルへ行った際の
話をしたいと思います。

イスラエルについて

イスラエルは1948年5月14日にパレスチナに故郷を再建しようとする、
ユダヤ人の近代的運動で建国された国で、中東のレバントに位置する共和制国家です。
北にレバノン、北東にシリア、東にヨルダン、南にエジプトと接し、
地中海と紅海にも面しています。
国民の75%がユダヤ人で、25%がアラブ人やその他の人種という構成で、
8割近くがユダヤ教を信仰しています。
気候や食生活はギリシャやトルコといった地中海の国と似ており、
ガーリック、トマト、オリーブオイルを使った料理も多く、
初めて訪れる日本人でも食べやすい印象です。
また、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の宗教の重要地域でもあるため、
さまざまな文化が感じられる国でもあります。

イスラエルのワインについて

さて、そんなイスラエルで造られているワイン。
日本ではまだなじみが薄いですが、
5000年も前からワインが造られており歴史はとても深いんです。
地中海性気候と砂漠気候で、摂氏50度近くになることもあり、
一見、ブドウ造りには適さない場所と思われがちですが、
雨が少なく、水はけのよい火山性の土壌に加えて寒暖差も大きいため、
実はブドウの栽培に適している産地なのです。

近年になってカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ、シャルドネなどの国際品種が導入され、
カリフォルニアから最高技術を取り入れるなど、
ここ数年のイスラエルワインは著しく向上し世界から注目を集めています。
しかしながら、高品質ながらもまだまだ小規模なワイナリーが多く、
国内で消費されてしまい、輸出されるのはごくわずかなのが現状です。

代表的なイスラエルワイン

ゴラン・ハイツ・ワイナリーは、イスラエルを代表するワイナリーの1つで、
1983年に設立されたました。
ワイナリーのあるゴラン高原は、火山性土壌のため水はけに優れ、
気候は比較的涼しく、年間の降水量のほとんどが冬のため、
乾燥する夏には灌漑により水が供給されます。
ブドウ畑には、気象の変化やブドウの出来具合をデーター化することができる
情報基地が張り巡らされており、醸造所内では最先端の圧搾機やポンプ、
温度管理もコンピューター制御されたステンレスタンクを導入するなど、
最新技術を取り入れて徹底的な管理システムが構築されています。
また、熟成には最高級フランス産のオーク樽のみを使用し、
畑ごとに個別の樽で熟成します。
ブレンド比率は毎年それぞれのワインの様子を見ながらおこなうなど、
こうしたこだわりによって比較的新しいワイナリーながら、
国際コンクールなどでも多くの高い評価を得ています。
ヤルデン(Yarden)はゴラン・ハイツ・ワイナリーが手掛けるワイン・ブランドの1つ。
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラー、ピノ・ノワール、
シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、リースリング、ヴィオニエ、ピノ・グリ、
といった国際品種から高品質なワインが造られており、
カベルネ・ソーヴィニョンは、ワイン・スペクテイターなど著名なワイン専門誌で、
イスラエル赤ワインの第一位として紹介された実績を持ち、
イスラエル航空のファーストクラスでも愛飲されています。

ヤルデン・カベルネソーヴィニヨン

イスラエルに実際にワインを買いに行ったお話

イスラエルへワインの買い付けに行った際は、
いろいろなところをまわりました。
嘆きの壁を黒い帽子をかぶって見に行ったり、
金色に輝く岩のドームの中に入って
荘厳な内部をみてまわったりしましたが、
街全体がぴりぴりしているような空気が当時もありました。

ローマ時代の遺跡が多く残っており、
昔は浴場がたくさんあったようです。
嘆きの壁の近くのレストランでは、
ローマ時代のコスチュームに身を包み
食事する場所がたくさんありました。
地下にあるお店のひとつでは、
レストランのスタッフと戦う催しもあり、
もちろん参加しました!(私の勝ちでしたよ)
働く女性の顔立ちとても美しく、
くっきりとした目鼻立ちに目が覚める思いでした。

死海の近くから出発するラクダのツアーでは、
途中にベドウィンの村によってごはんを食べました。
主に豆を使った料理が中心で、
ミートソースや肉団子などシンプルなものが多かった印象です。
ラクダに揺られていると、
砂漠なのですがエスカルゴが道筋に一緒に歩いていました。
こんなところでも生きることができるのかと驚いて調べたところ、
エスカルゴの仲間であるようでした。
どれも懐かしい思い出です。

異国情緒漂うイスラエル

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