シャンパンと同じ製法だけどリーズナブルで飲みやすいスペインのカヴァの魅力

シャンパンと同じ製法だけどリーズナブルで飲みやすいスペインのカヴァの魅力
初夏のシュワっと爽快なワインが続々登場!

シャンパンと同じ製法だけどリーズナブルで飲みやすいスペインのカヴァの魅力

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スペインのカヴァ

クリスマスのディスプレイやイルミネーションで
ワインショップソムリエがある六本木は
クリスマスムードが増してきました。
クリスマスパーティーの乾杯と言ったら、
やっぱりスパークリングワインですね。
クリスマスはちょっと奮発してシャンパンなんて
ワインラバーも多いかもしれませんね。
でも、本日はそんなクリスマスパーティーにピッタリな
スペインのカヴァをご紹介したいと思います。

スペイン産の国民的スパークリングワインのカヴァとは

スペインの代表的なスパークリングワイン「カヴァ」を飲まれたことはありますか?
カヴァ(Cava)は、ワインを熟成させる洞窟(Cave)に由来しており、
カタルーニャ語で「セラー」を意味する言葉です。
カヴァの歴史は、19世紀末、カタルーニャ地方の醸造家が
シャンパーニュ地方でシャンパンの製法を学び、
スペインの固有品種である、マカベオ・チャレッロ・パレリャーダを使って
造られたのがはじまりです。
現在ではカタルーニャをはじめとしてリオハ、アラゴン、ナヴァーラ、ヴァレンシア、
バスクなど、気候や風土の違う多様な地域に3万ha以上の畑が拡がっており、
250以上のワイナリーがカヴァを生産し、全体で生産される95%はカタルーニャ州産で、
数多くの銘柄が造られ、スペインを代表するスパークリングワインとして
国民からも世界からも愛されています。

同じ製法でもカヴァがシャンパンと呼ばれない理由は?

前述したとおり、カヴァはもともとシャンパーニュ地方でシャンパン製法を学んだ
スペインの醸造家によって、シャンパンと同じ瓶内二次発酵製法で造られた
スパークリングワインですが、
シャンパンは、フランスで最北のワインの産地であるシャンパーニュ地方で、
伝統的な瓶内二次発酵による製法で造られ、
瓶内で最低「15か月以上」熟成させたスパークリングワインだけが
「シャンパン(=シャンパーニュ)」を名乗れます。
また、シャンパンとカヴァの最大の違いは、使われるブドウ品種の種類です。
シャンパンに使用されるブドウの品種は、白ブドウはシャルドネ、
黒ブドウはピノ・ノワール、ピノ・ムニエから造られます。
カヴァの品種は白ブドウは、チャレッロ、マカベオ、パレリャーダ、シャルドネ、
スビラ・パレンの5品種が使われ、黒ブドウは、ガルナッチャ、モナストレル、
トレパ、ピノ・ノワールの4品種、全部で9つの品種がカヴァに使用することが
認められています。
中でも、主要な品種はチャレッロ、マカベオ、パレリャーダで、
チャレッロは複雑でミネラル感と渋味をもち力強いフルボディになり、
カヴァ特有のアロマであるフルーティーな果実味が味わえます。
比較的酸味の穏やかな品種が多いため、シャンパンと比べると酸味が穏やかで飲みやすいのも特徴です。

製造数はスパークリンクワインの中で世界で3番目

カヴァは、イタリアのプロセッコ、フランスのシャンパンと並ぶ、
世界3大スパークリングワインの1つで、
世界で3番目の販売本数を誇り、年間約2億4,000万本が販売されています。
カヴァには、熟成期間や甘辛度、製法などの定めがあります。

◆熟成期間による種類
・ノン・ヴィンテージ
最もスタンダードなカヴァ。最低9ヶ月の瓶内熟成が必要です。
・ヴィンテージ
単一年のブドウで造られ、最低9ヶ月の瓶内熟成が認められています。
・リゼルヴァ
最低15ヶ月の瓶内熟成が必要です。
・グラン・リゼルヴァ
最低30ヶ月の瓶内熟成が必要で、ブリュットしか名乗ることが出来ません。
・カヴァ・デ・パラヘ・カリフィカード
厳しい規定をクリアした12の畑だけが、パラヘ・カリフィカードを名乗る
ことを認められ、この単一畑で造られたブリュットで36ヶ月以上瓶内熟成したもの。

◆カヴァの甘辛度
Brut Nature  ブリュット・ナチューレ
Extra Brut   エクストラ・ブリュット
Brut     ブリュット
Extra Seco  エクストラ・セコ
Seco     セコ
Semi Seco  セミ・セコ
Dolce    ドゥルセ

気軽に飲めるカヴァと相性の良いおつまみ

カヴァの魅力は、シャンパンと同じ製法にも関わらず、
シャンパンに比べてリーズナブルでデイリーワインとしても楽しめる気軽さ。
そこで、普段飲みのカヴァと相性の良いおつまみをいくつかご紹介します。

フレッシュだけど飲みごたえがあり、土のアロマを感じるカヴァには、
根菜などを使った料理やオイル系のしっかりとした味わいの料理がピッタリです。

「ごぼうと牛肉の洋風きんぴら」
■材料
ゴボウ1本
ニンジン1本
牛ひき肉50g
オリーブ油大さじ1
<合わせ調味料>
ケチャップ大さじ1.5
しょうゆ大さじ1
酒大さじ1
バルサミコ酢小さじ1
塩コショウ少々
パセリ(刻み)適量
■作り方
1ゴボウはタワシできれいに水洗いし、斜め薄切りにして水に浸す。
ニンジンは皮をむき、短冊切りにする。
2<合わせ調味料>の材料を混ぜ合わせておく。
3フライパンにオリーブ油を熱し、牛ひき肉を炒める。
火が通ったら、ゴボウ、ニンジンを加えて炒め合わせる。
4全体に火が通ったら、<合わせ調味料>を加えて混ぜ合わせる。
5塩コショウで味を調え、器に盛りパセリを散らして完成です。

「タコとサバ缶のアヒージョ」
■材料
タコ(生食用) 200〜250g
サバの水煮缶 1缶
オリーブオイル 大さじ3
鷹の爪 1本(輪切り)
にんにくチューブ
塩麹 適当(大さじ1.5くらい)

■作り方
1タコは塩麹と一緒にジップロックに入れ、よく揉み冷蔵庫で10分くらい漬け込みます。
2フライパンを温め、オリーブオイルとチューブのにんにくを3cmくらい入れ、
香りが立ってきたら鷹の爪もいれます。
3油がプツプツしてきたらタコとサバ缶を汁ごと入れます。
蓋をして3分ほど蒸し焼きにして、塩胡椒で味を整えて完成です。

 

価格もリーズナブルで気軽に楽しめるカヴァはデイリーワインにもピッタリですが、
しっかりとした味わいながら、フルーティーで飲みやすいものが多いので、
クリスマスパーティーなど人が集まるときの乾杯にもピッタリです。
今年のクリスマスパーティーの乾杯にカヴァはいかがでしょうか。

クリスマスパーティーにカヴァ

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