赤と白どちらも相性がばっちり!シチューとワインのペアリング

赤と白どちらも相性がばっちり!シチューとワインのペアリング
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赤と白どちらも相性がばっちり!シチューとワインのペアリング

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

ミルキーな味わいのクリーム系のホワイトシチュー、
濃厚なコクのあるデミグラスソースが効いたブラウンシチュー、
どちらもさまざまな具材を組み合わせて楽しめるので、
子どもから大人まで喜ぶ人気の料理ですよね。
そこで、本日はワインとシチューのペアリングについてお話します。

シチューとワインの相性

シチューという言葉は、野菜や肉、魚介類をソースで煮込んだ料理のことを英語でstewといい、
そこから、シチューという料理名になりました。
もともとは、16世紀後半から17世紀前半のフランスで確立したラグー(ragoût)が元となっており、
明治中頃までには日本でもビーフシチューがレストランのメニューとして普及し、
本格的に全国にシチューが浸透したのは、第二次世界大戦後でした。
シチューには、大きく分けてビーフシチューとクリームシチューの2つの味付けがあり、
ビーフシチューは、赤ワインやトマトをベースに牛肉、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、
などの香味野菜をブイヨンで煮込み、デミグラスソースなどで味を調えます。
用いられる肉の部位は牛のスネ肉やバラ肉が一般的で、
さっぱりしたものだと、タンを煮込んだタンシチューや、
尾の肉を使ったテールシチューもあります。
長時間煮込むことで肉がホロホロとほどけるほど柔らかくなり、
肉の旨味と野菜の旨みがしっかりとスープに溶けこんで絶妙な味わいになります。
ビーフシチューは、ベースに赤ワインを使うこともあり、
赤ワインとの相性がとてもよく、とくにタンニンが豊富なしっかりとした骨格の
フルボディの赤ワインとよく合わせられます。
なかでも、ボルドーの赤ワインは、タンニンが豊富で、酸とのバランスがよく、
香りも高いので、シチューの肉の旨味を引き立ててくれます。

クリームシチューは、牛乳や生クリームをベースに鶏肉、玉ねぎ、ジャガイモ、
ニンジンなどを加えて煮込み、色どりなどにマッシュルーム、ブロッコリー、
コーンなどの具材を入れるのが一般的です。
でも、ブラウンシチューと違い、クリームシチューはメインの具材が、
鶏肉だけではなく、鮭やエビ、ホタテといった魚介類を入れるものもよく作られており、
具材によってさまざまな味わいが楽しめます。
クリームシチューのベースには、フランス料理のベシャメルソースが基本となっており、
小麦粉とバターで作られたルーを牛乳で伸ばして作られるため、
とてもクリーミーで濃厚なミルクの旨味があります。
クリームシチューは、具材によって合わせるワインを変えるとよりおいしいペアリングができます。
たとえば、鶏肉メインのスタンダードなクリームシチューなら、
樽熟成したシャルドネがよく合います。
洋ナシのようなフルーティーな果実味に、ナッツを感じる香ばしいニュアンスがあり、
バターとミルクのボリューム感のある鶏肉のシチューによく合います。
また、鮭やエビ、ホタテといった魚介をベースにしたクリームシチューには、
同じシャルドネでも、石灰質土壌で育ったシャルドネから造られる
豊富なミネラルに、キリッと引き締まった酸が乗った辛口のシャルドネがおすすめです。
ワインのミネラル感が魚介の風味とよく合います。

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ビーフシチューに合うワイン

シャトー・ボー・セクレ
シャトー・ボー・セクレは、マルゴーとサン・ジュリアン・ド・ベイシュヴェルの間にある
キュサック=フォール=メドックで、13世代この地でワインを造り続けています。
ジロンド川の近くという恵まれた立地で、畑は砂利質土壌、葡萄の樹齢は約40年、
カベルネ・ソーヴィニヨンが6割、メルローが4割。収穫は丁寧に手作業で行われます。
シャトー・ボー・セクレが手掛けるカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%の
ブレンドこのワインは、輝きのある濃いガーネットの色調で、
滑らかですべるような口当たり、肉付きのよいボディ、バランスの良い果実味。
スミレ、カラメル、チョコレート、腐葉土、スパイスのニュアンス。
タンニンはきめ細かく、堅実で伝統的な味わいで、ワンランク上のワインです。

シャトー・ボー・セクレ

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クリームシチューに合うワイン

プティ・シャブリ ドメーヌ・ジョルジュ
シャブリの中でも南寄りのクルジ村で、元々ブドウ栽培農家として
協同組合にブドウを販売していたドメーヌ・ジョルジュ。
2004年に、自家元詰めを本格的に開始した若いドメーヌです。
しかしながら、もともとブドウ栽培農家として長い歴史を持っており、
栽培はリュット・レゾネで、化学肥料や除草剤を一切止め、自然に近い栽培で、
ブドウ樹と自然環境に配慮した、ブドウ栽培をおこなっています。
また、ブドウ樹の樹齢も高く35年~60年のブドウ樹もあります。
醸造は、ブドウ本来が持つ繊細さ、複雑さ、そしてピュアな風味やアロマを残すため、
全てステンレスタンクで造られます。
そのため、ミネラルとフレッシュな果実味に溢れるシャブリ本来の個性が際立っています。
ドメーヌ・ジョルジュが造るシャブリは、柑橘と青りんごのアロマに、
キレのあるシャープな酸と、ほどよいコクのあるミネラル豊富な味わいです。

プティ・シャブリ ドメーヌ・ジョルジュ

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