「コート・ド・ボーヌのワインの花」と称されるポマールのワイン ソムリエおすすめ2選

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「コート・ド・ボーヌのワインの花」と称されるポマールのワイン ソムリエおすすめ2選

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ブルゴーニュワインのポマール

日本では知名度が低いポマールですが、欧米では一時絶大な人気を誇ったブルゴーニュワインのポマール。
コート・ド・ボーヌではとても珍しい、しっかりとした骨格のある味わいのフルボディタイプの赤ワインが造られています。
そこで、本日はポマールのワインについてお話します。

ポマールとは

ポマールは、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌのアペラシオンの1つで、ボーヌとヴォルネイの間に位置し、村の中央に流れるデューヌ川がつくりだした谷があり、谷を境に南北それぞれに丘陵が広がっています。
1936年にはAOCに認定されており、ポマールではピノノワールから赤ワインのみが造られています。
グラン・クリュはありませんが、畑の三分の一がプルミエ・クリュとなっており、中でもレ・グラン・ゼプノ、レ・プティ・ゼプノ、レ・リュジアンの3つの畑からは、素晴らしいワインが造られています。
ポマールは日本での知名度はそれほど高くありませんが、欧米での人気は高く、1960年代にポマールと言う響きが発音しやすく、また高級感があり、ブルゴーニュ地方のワインとしてはコスパが高いことから一躍人気になり、ブルゴーニュ地方のワインと言えばポマールと言われるほど絶大な人気を誇った時期がありました。

ポマールの歴史

ポマールのワインの歴史は古く、1080年ウード1世の時代に、ベネディクト会修道士たちがブドウ栽培を始めたのがきっかけで、中世の頃から高い評価を得ており、「コート・ド・ボーヌのワインの花」と称されていました。
ブルボン王朝初代国王アンリ4世や、ナポレオンが愛飲しており、18世紀以降には「シャトー・ド・ポマール」と呼ばれるようになり、1855年にはブルゴーニュワインの格付けで「一級」の称号が与えられました。

ポマールの特徴

夏は暑く寒い冬と乾燥した秋を持つ大陸性気候に属し、標高250〜330mの東と南向きの斜面に畑が広がっているため、豊富な日照量があり、ブドウ栽培に適した環境となっています。
土壌は、北と南で異なり、北側は、粘土、石灰、酸化鉄の混じる泥炭土や褐色石灰岩質の土壌で、南側は、小石や粘土が多い酸化鉄を含む泥炭土や褐色石灰岩質となっていて、鉄とミネラル分が豊富です。
そのため、南側と北側で造られるワインは少し特徴が異なり、南側で造られる赤ワインは、パワフルな男性的なタイプで、北側で造られる赤ワインは、しなやかな女性的なバランスの良いタイプとなります。
コート・ド・ボーヌで造られる赤ワインの多くは、ピノノワール特有の繊細でエレガントなタイプが一般的ですが、
ポマールの赤ワインは、鉄分を豊富に含んだ土壌がブドウに豊富なタンニンを与えるため、しっかりとした骨格のある味わいのフルボディのワインが生まれます。
そのため、熟成期間4~10年が飲みごろと言われ、最上級のポマールが真価を発揮するには、10年以上の熟成が必要になります。
ベリー、スグリ、チェリー、熟したプルーンの果実香に胡椒のスパイス香があり、熟成を経るごとに、なめし革、チョコレート、バラなどのフローラルな香りが増していき、しっかりとした骨格を保ちながらも、滑らかな口当たりの、豊満かつエレガントなワインになります。

おすすめのポマール

ポマール ドメーヌ・マニュエル・オリヴィエ
ドメーヌ・マニュエル・オリヴィエは、ニュイ・サン・ジョルジュからコート・ド・ニュイ方面に上がる、標高430メートルほどに位置しているため、この地域でも比較的涼しい気候で、1.30haに白ブドウ樹と1hに黒ブドウ樹が植えられており、いくつかの区画のブドウ畑に混ざり、家族が持っている木苺やスグリや苺の畑もあります。
畑はビオロジック栽培、ビオディナミ栽培を研究し、その長所をいくつも取り入れ、土地とブドウの安全を第一に考えたブドウ栽培を行っています。
当主マニュエル・オリヴィエ氏の実家はカシスなどを造っている農家でしたが、1990年に一念発起しドメーヌを開業しました。
そして、マニュエル・オリヴィエ氏がブルゴーニュの中でも新世代ドメーヌの中でも注目を集める要因となっているのが、優れた醸造コンサルタントとしての顔。
彼のアドバイスを受けようと、多くの生産者が彼に助けを求め、畑仕事と醸造という過密スケジュールの合間を縫って、クライアントに最適なアドバイスをしており、クライアントには、なんとあのドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティもおり、ワインの熟成に関して彼のコンサルタントを受けています。
マニュエル・オリヴィエの畑は、標高およそ300mに位置するポマールの丘の東向き斜面の高い位置にあります。
樹齢55年のピノ・ノワール100%のこのワインは、フランボワーズやチェリーなどのチャーミングなアロマに、フレッシュな果実味と適度なコクのある、軽快な味わいを楽しめるワインです。

ポマール ドメーヌ・マニュエル・オリヴィエ

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ポマール・レ・ヴィニョ マルシャン・トーズ
パスカル・マルシャンは国をまたいで活躍するワインメーカーで、その活躍の舞台はブルゴーニュをはじめ、オーストラリア、チリなど南半球にまで及んでおり、醸造化としてキャリアをスタートさせたのは1985年、ポマールにあるコントアルマンでのこと。
1999年にはドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレのチーフワインメーカーとして勤め、7年間醸造長を務め、その後、農家から買い入れたブドウで醸造するネゴシアンブランドであるマルシャン・トーズ(旧パスカル・マルシャン)と、自社畑のブドウを使うドメーヌ・トーズです。
ネゴシアンと言っても、パスカル・マルシャンはマイクロネゴス(マイクロ・ネゴシアン)と呼ばれる小規模のネゴシアン。
買付から醸造まで一貫して行い、ブドウを購入する畑は彼のポリシーに賛同する人のみで、
定期的に本人が畑を訪ね、ビオディナミ農法含め、木の管理など細かい部分まで直接見ています。
『ドメーヌは小規模でなければならない。なぜなら、一つ一つの樽やボトルがユニークであり、注意深く扱はなければならないからだ』と語り、ボトルの1本1本にまで強いこだわりを持ったワイン造りをおこなっています。
そんなマルシャン・トーズが手掛けるポマール・レ・ヴィニョは、クロ・ヴージョの真上、シャンボール・ミュジニーの隣にある“アン・オルヴォー”と呼ばれる区画の粘土質と石灰岩に、砂利が混じる土壌で造られたブドウを使い、100%除梗した果汁を、冷やした状態で5日間タンクに漬け込み、アルコール発酵を始める為に一日2回「粕帽」を破ってもろみ循環し、アリエ産オークの2年樽で18か月、ビオディナミカレンダーに基づいたルールで熟成させます。
フランボワーズなどのピノノワール特有のベリーの甘酸っぱい香りに、スミレの華やかなフローラルの香りとリコリスのようなスパイス香があり、口に含むとフレッシュなベリーの果実味としっかりとした酸が感じられ、程よいコクで軽やかに味わえる赤ワインに仕上がっています。

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