ワインは太る?!気になるワインのカロリーは?糖質は? ヘルシー志向のワインラバーにおすすめの自然派白ワイン8選

ワインは太る?!気になるワインのカロリーは?糖質は? ヘルシー志向のワインラバーにおすすめの自然派白ワイン8選
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ワインは太る?!気になるワインのカロリーは?糖質は? ヘルシー志向のワインラバーにおすすめの自然派白ワイン8選

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ワインのカロリーは?

赤ワインに含まれるポリフェノールが「動脈硬化予防に効果がある」なんて話を聞いたことありませんか?
最近では、認知症(アルツハイマー)の予防や、ピロリ菌の抑制、がんの抑制、更年期障害の症状の緩和、美肌効果などさまざまな健康効果が期待できると言われ、まるで魔法の薬のようなイメージがあるワイン。
でも、ダイエットをしている人にとっては、気になるのがカロリーと糖質。
そこで、本日は「ワインは太るのか?」についてお話したいと思います。

ワインのカロリー

まず気になるのがワインのカロリーですよね。
ワインには、赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインがあり、それぞれでどのくらいのカロリーなのか。
赤ワイン、白ワインに関しては、100mlあたり73~75kcalが一般的とされています。
ロゼワインは、やや高く77kcal
スパークリングワインは、100kcal程度と他のワインに比べ高めになっています。

ワインと他のお酒とのカロリーの比較

ただ、カロリーを聞いただけでは、それが高いのか低いのかいまいちわからないですよね。
そこで、ほかの酒類の100mlあたりのカロリーと比較してみましょう。

・ビール:40kcal
・日本酒:109kcal
・焼酎:146kcal
・梅酒:156kcal
・発泡酒:188kcal
・ウィスキー:237kcal

こうしてみると、ワインのカロリーは他と比較すると低めだとわかりますね。
ビールに関しては、ワインよりカロリーは低いですが、100mlあたりの計算なので、ジョッキでビールを頼んだ場合、ジョッキ(500ml)1杯で200kcalになってしまいます。
反対にウィスキーに関しては、ロック、ストレート、水割り、ソーダ割りなど、カロリーは高くても、100mlを一気飲みするわけではないで高すぎるとも言い切れません。

ワイン1本あたりのカロリーは他のお酒だとどれくらいの量?

白ワイン、赤ワインの平均のカロリーが74kcalなので、フルボトルのワイン1本750mlの場合、555kcalになります。
それでは、他のお酒を555kcal分飲むとなると、どのくらいの量になるか計算してみました。
・ビール:約1.4l
・日本酒:約500ml
・焼酎:約380ml
・梅酒:約350ml
・発泡酒:約290ml
・ウィスキー:230ml
ビールに関しては、350mlの缶だとちょうど4本分がワイン1本のカロリーと同じ計算になりますが、発泡酒の場合は、350mlの缶を1缶も飲めない計算になります。
アルコール度数がちょうど同じくらいの日本酒に関しては、500mlなので、グラスワインちょうど2杯分くらい少ない計算になります。

アルコールはエンプティカロリー

さらにうれしいことに、アルコールのカロリーは、「エンプティカロリー」なので太りにくいんです。
エンプティカロリー(empty(空の)calorie)とは、カロリーはあるけど、栄養素を含まない食品や飲料のことを言います。
空のカロリーなんて言われると、カロリーそのものがないように誤解されるかもしれませんが、決してそうではありません。
ですが、アルコールのカロリーは、熱として分解されやすく、蓄積しにくいといわれています。
お酒を飲むと身体が熱くなるのは、肝臓で代謝されたアルコールが酢酸に変わり、体内でエネルギーとして燃焼されるためです。
そのため、余分な脂肪としてつきにくいので、アルコールだけでは太りにくいといわれています。

ワインの糖質はどのくらいか

最近は、カロリーよりも糖質を制限する糖質制限ダイエットがはやっていますよね。
ワインに含まれている糖質は、赤ワイン1杯で1.5gほど、白ワインで2.0gほど。
糖質を気にする方なら、この糖質量を聞くと「ワインの糖質って意外にも低いんだ」と驚かれたのではないでしょうか。
ビール1杯の糖質量は3.1g、日本酒は4.1gであり、その数値と比べると低めだと分かります。

しかし、同じ赤ワインでも日照量の多い地域のワインは、果実味が豊富で糖分も多く含まれるため、糖質がその分上がります。
また、白ワインは半甘口のタイプも多いので、辛口のものよりは糖質が多く含まれますので、ワイン選びには少し注意が必要です。

ワインの糖質は?

白ワインは血糖値を下げる効果がある⁉

こうしてみると、ワインは他のお酒とくらべてカロリーも糖質も低いということが分かりました。
さらに、ワインがダイエットに適したお酒であるといううれしい裏付けがもう一つあるんです!
白ワインには酒石酸をはじめとする、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、酢酸、コハク酸などの有機酸が含まれており、この酒石酸には痩せる効果があると言われているんです。
その医学的なデータは、「The American Journal of Clinical Nutrition」に寄せられた論文で白いパン、ビール、ワイン、ジンそれぞれを摂取した際の、血糖値とインスリン量の変化を計測した結果、白いパンは食後30分で急激に血糖値とインスリン量が爆上がりし、45分にはピークに達しました。
続いてビールも食後15分から血糖値とインスリンが急上昇し、30分でピークに達しました。
大きな変化をおこさなかったのが、白ワインとジン。
白ワインは摂取後血糖値がほぼ上がることなく、緩やかに減少していきました。
この結果、ビールは摂取によって血糖値を急激に上昇させることで太りやすくなり、ワインは逆に血糖値を下げて痩せる効果が期待できるという結論になりました。
ただし、この実験で使用されたワインは、辛口の白ワインで、甘口の白ワインは糖度が高い分太りやすくなるのでご注意ください。

ワインは血糖値を下げる効果がある?!

太らないワインの飲み方

結論、ワインは太りにくい!といきたいところですが、もう少しだけ、待ってください。
たしかに、カロリーも糖質も他のお酒の比べて低いので、他のお酒を飲むのであれば、ワインを飲んだ方がダイエットにもよさそうです。
ただ、ワインを飲むと欲しくなるのがおつまみ。
ここがダイエットの落とし穴になる可能性も…
ワインのおともというと、チーズ、生ハム、ナッツ類、ドライフルーツ、チョコレート。
カロリーが高めのもの、糖質が高めのものが含まれていますよね。
とくに食事の前に食前酒としてワインを飲むと、胃腸が刺激されて食欲が増進しますので、あまりおなかがすいているときワインを飲むのは避けた方がいいでしょう。
また、肝臓に負担をかけないためには、食べながら飲むことが大切です。
鶏肉のささみや豆類などの良質のたんぱく質や海藻などのミネラルが豊富な食べ物を中心に選んで、食べながら飲む。
そして、飲みすぎないということを心がけるのが太らないワインの飲みかたです。

 

食事といっしょにワインを飲むこと

ヘルシー志向のワインラバーにおすすめの自然派白ワイン8選

オーガニック・ソーヴィニョン・ブラン ミスティ・コーヴ
ミスティ・コーヴのオーナーであるアンドリューベイリー氏は、大学でワイン醸造学とブドウ栽培学を学び、卒業後オランダで故郷ニュージーランドのワインの輸入販売の会社を立ち上げ、多くのミシュラン星付きの名店や高級店をクライアントに持つまでに成長し、よりリーズナブルに高品質なワインを造るため、故郷ニュージーランドに戻り、ソーヴィニヨンブランの聖地であるマールボロでワイナリーを創設しました。
2008年の創業からわずか数年で世界の名だたる賞を次々と受賞し、多くの評論家から絶賛される本物のニュージーランドのソーヴィニヨンブラン。
ダイヤを思わせる美しい輝きと透明感のあるイエロー。
シトラス、青リンゴ系の爽快なフルーツ感の後に、絞りたてグレープフルーツのようなわずかな苦みをもったジューシーさが複雑性を感じさせ、草の爽やかな香りの中に硬質なミネラルとわずかな塩味があり、丸みのある口当たりながらもシャープな酸がしっかりと感じることができる1本。

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デダロ・アンセストラル セレクシオン・ルセンド
セレクシオン・ルセンドの原型となったのは、1919年にカスティーリャ・ラ・マンチャ州、シウダー・レアル県の町アルガマシージャ・デ・アルバで当時としてはとても近代的でダイナミックなワイナリーであった「ボデガス・ルセンド」です。
現在は4世代目となるラファエルとフェデリコの二人の若き醸造家たちがこの伝統を受け継いでいます。
デダロ・アンセストラルは、樹齢100年を超える自根のアイレン種のブドウから造られます。
「Ancestral Method(アンセストラル・メソッド)」と呼ばれる、古くから受け継がれてきた、シャンパーニュ製法(瓶内二次発酵)より昔のスパークリングワイン製法です。
濁りのある淡い麦わら色で、マスカット、洋ナシ、リンゴ、セージ、ジャスミン、白い花、カモミーユなどのアロマがあり、酸味は穏やかで果実味も控えめですが、爽やかでまろやかな口当たり、微発泡の泡がスムースで心地よいスッキリと辛口で後味にセージのようなハーブの香りが残る食中酒として食事を引き立てる微発泡の白ワイン。
そして、魚介の旨みたっぷりのパエリアなら間違いありません!サフランの香りとも良くマッチします。

デダロ・アンセストラル セレクシオン・ルセンド

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クリテール ビオ ブリュット ブラン・ド・ブラン パトリアッシュ
クリテールは1955年にブルゴーニュ・ボーヌを拠点に、200年以上の歴史を持つ大手ネゴシアン、パトリアッシュのオーナーであったアンドレ・ボワソーによって生み出されました。
シャンパーニュに対するアンチテーゼとして「誰にでもお求めやすい」エレガントなスパークリングワインとしてリリースされ、今日フランスにおいて、他の追随を許さない最も有名なスパークリングワインブランドとして確固たる地位を築いています。
クリテール ビオ ブリュット ブラン・ド・ブランは、100%有機栽培のムスカリス、グルナッシュ・ブランから造られるスパークリングワインで、柑橘類をイメージさせるフレッシュさや黄桃などの甘い果実のニュアンスを感じられます。
きめ細やかな泡が口当たりよく、上品な仕上がりの1本です。

クリテール ビオ ブリュット ブラン・ド・ブラン

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ジーグラー・クレマン・ダルザス カーヴ・ド・ベブレンハイム
カーヴ・ド・ベブレンハイムは、ドイツと国境を接するアルザス地方にある小さな町に1952年に設立された協同組合です。
設立からわずか2年後の1954年最初の金賞を受賞すると、より本格的な活動を行うようになり、現在ビオロジック栽培に向け畑を徐々に転換し、国際規格であるISO9001を取得、より環境に配慮したワイン造りを目指し、実践を重ねています。
また、醸造技術のレベルも高く評価されており、醸造家のパトリック・ル・バスタール氏は、スパークリングワイン造りの名人として知られており、2017年には彼のクレマンが2度金賞を獲得しています。
ジーグラーシリーズのクレマンは、石の多い泥灰砂と石灰岩の畑のピノ系品種を主体としてクレマンを作ります。
シャンパン製法で1本1本のボトルに丁寧に泡を造り、澱とともに12か月以上熟成させることで、ワインに奥行きと複雑味を加えます。
2017年パリワインアワードでゴールドメダル、2017年ナシオナル・ド・クレマン・ド・フランス コンクールでゴールドメダルを受賞しました。
白い花、リンゴ、レモン、エルダーフラワーやカモミールを連想するデリケートで特徴的なアロマ。
辛口で引き締まった味わいが特徴的でバランスがとれていて、ここちよい余韻を感じます。

ジーグラー・クレマン・ダルザス カーヴ・ド・ベブレンハイム

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アルボワ・シャルドネ ヴィニコール・ダルボワ
ジュラ地方で、100年以上の歴史をもつフランスで最古の生産者協同組合の1つでもあるフリュイティエール・ヴィニコール・ダルボワが手掛けるシャルドネ100%の自然派白ワイン。
シャルドネはジュラ地方のブドウ栽培において、全体の42%と最も広範囲に植えられているブドウ品種。
日照量が多く、太陽が照る日中はとても暑くなりますが、標高が高いため夜はぐっと冷え込み寒くなるため、凝縮感のある素晴らしい高品質なシャルドネが育ちます。
輝きのある黄金色で、果実の甘い香りに続いて白い花の香りがあり、味わいはミネラル感が強く魚介のテリーヌと素晴らしい相性を見せます。

アルボワ・シャルドネ ヴィニコール・ダルボワ

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シャルドネ ドメーヌ・ド・ラ・ヴァンソニエール
味に妥協を許さない造り手として知られるドメーヌ・ド・ラ・ヴァンソニエールは、環境に配慮したブドウの栽培方法の「テラ・ヴィティス」と、ブドウ樹とテロワールを尊重し、収量コントロールと品質の改良のために「リュット・レゾネ(極力自然に近い農法)」の技術を用いています。
そんなドメーヌ・ド・ラ・ヴァンソニエールが手掛けるシャルドネは、メロン、白いネクタリン、レモン、パイナップルのようなドライフルーツ、トーストのような酵母のアロマがあり、酸味のアクセントを感じますが、時間と共に柔らかく丸みを帯びてきます。
適度なボリューム感もあるため、チーズととても相性が良いです。

シャルドネ ドメーヌ・ド・ラ・ヴァンソニエール

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ペドラ・フォルカ クエヴァス・デ・アロム
クエヴァス・デ・アロムは、スペイン出身のマスター・オブ・ワイン、フェルナンド・モラ氏が立ち上げたワイナリーです。
このワインはデモクラティック(民主的)なワインとして、全ての人にDOカンポ・デ・ボルハの魅力を感じてもらえるように、味わいのバランスを整えることを大切に考えつつ造られました。
年間わずか13000本程度しか生産できないワインで、Ainzón(アインソン)という村にある畑から集められたガルナッチャ60%とシラー40%のブレンドという、フランスのローヌスタイルのワインです。
ワイン造りにはセメントタンクを用い、ブドウの20%は全房使用、つまりワインの茎も使
ぺニンガイドでは92点の評価を得ました。
ブドウ畑がある場所は非常に痩せた土地で、岩石がゴロゴロしており、地元の人たちはPedra Forca(Pedra=岩、Forca=熊手)と呼びます。
ラズベリーやスグリのような赤い果実の香り、ミネラルも感じます。
香りはブルーベリーや赤いベリーの香り、スミレのニュアンス。
フレッシュな果実味と、骨格のあるタンニンが溶け合い、エレガントなボディと、長い余韻を生み出しています。

ペドラ・フォルカ クエヴァス・デ・アロム

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コート・デュ・ローヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ ドメーヌ・ド・クリスティア
あのロバート・パーカー氏が大絶賛した造り手のドメーヌ・ド・クリスティア。
これまでクリスティアの上級ライン、シャトーヌフ・デュ・パプのみ評価してきましたが、2012年からは手頃な価格帯のラインも試飲し始め、2000円台でも購入できるこれらのワインがパーカーポイント90点台を獲得。
南フランスによく見られる野生のローズマリーなどのハーブが生い茂っている土壌のガリーグで育つグルナッシュは、力強くしなやかでバランスがよく、ベリーやスグリなどの赤系果実の香りをベースとした余韻が長く、芳醇に続きます。
コート・デュ・ローヌと比べて土壌が粘土質になるため、ワイン自体にも重みが出ます。
また、樹齢50年のヴィエイユ・ヴィーニュのブドウを使用しているため、濃密で凝縮した味わいを楽しめる重厚な1本です。

コート・デュ・ローヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ ドメーヌ・ド・クリスティア

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