近年ワイン生産者から注目を集めているサン・ロマンのワインについて

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近年ワイン生産者から注目を集めているサン・ロマンのワインについて

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近年ワイン生産者から注目を集めているサン・ロマンのワインについて

コート・ド・ボーヌの他の産地よりももっとも標高の高いところにあるサン・ロマン。
コート・ドールの断崖の北に位置する孤立した谷にあり、
冷涼な気候から溌剌とした酸が特徴のミネラル豊富な高品質の白ワインが生まれています。
近年、ワイン生産者から注目を集めるワイン産地で、品質は年々上昇しています。
そこで、本日はサン・ロマンのワインについてお話します。

ワイン醸造家に注目されている村サン・ロマン

サン・ロマン村(Saint Romain)は、フランス・ブルゴーニュ地方の
コート・ド・ボーヌ地区に位置するあるアペラシオンで、
オクセイ・デュレス村よりもさらに西の最も奥地に位置する人口 200 人ほどの小さな村です。
ブドウ畑は標高350~410メートルの高い断崖の麓に広がっており、
コート・ド・ボーヌの他の産地よりももっとも標高の高いところにあるため、
コート・ド・ボーヌの中でも冷涼な地域で、造られる白ワインは溌剌とした酸が特徴の、
ミネラル豊富な味わいになります。

サン・ロマン村はコート・ド・ボーヌの中でもグラン・クリュもプルミエ・クリュもない
唯一のアペラシオンで、もともとはオート・コート・ド・ボーヌの一部でしたが、
1947年に当時の市長ロラン・テヴナン氏の尽力により、村名畑のA.O.C.サン・ロマンの
独自の名称を取得しました。
A.O.C.サン・ロマンは、赤ワインと白ワインの両方が認められており、
特に白ワインに向いた土壌のため、高品質なシャルドネワインが多く生産されています。

サン・ロマンの畑について

サン・ロマンは厳密にはコート・ド・ボーヌの一部ですが、
コート・ドールの断崖の北に位置する孤立した谷にあり、とても標高が高いため、
以前まではブドウを成熟させるのが難しい環境でしたが、
この10年で地球温暖化により気温が上昇していることからも、
暖かい気候のヴィンテージでは、ブドウの味わいもフレッシュで活気のある味わいに熟すようになりました。
村に通じる谷は、いくつかの異なる土壌によって構成されており、
全体的に泥灰土・石灰岩で、粘土質の土砂はシャルドネの栽培に最適です。

サン・ロマンで造られるワインの特徴

サン・ロマンで造られる白ワインは、シャルドネとピノ・ブランの両方の使用が認められていますが、
造られるほとんどのワインはシャルドネ100%です。
石灰岩の豊かなミネラルを吸収したシャルドネから造られるワインは、
レモンやライムといった柑橘のアロマが生き生きと感じられ、白い花のフローラルなアロマが加わり、
一口含むと、溌剌としたフレッシュな酸と、独特なミネラル感があり、
エレガントでありながら、しっかりとした骨格のある味わいになります。
ピノ・ノワールから造られる赤ワインは、ブラックベリーの黒い果実のアロマと
ラズベリーの赤い果実のアロマが感じられ、若いうちは、フレッシュな果実味と
スパイシーなミネラルの味わいが強く感じられますが、
熟成するごとに見事な調和のある味わいに変化し、10年までの熟成が可能です。

サン・ロマンの代表的なワイン

サン・ロマン スー・ル・シャトー ブラン マルトノ・マラール
マルトノは、1387年からブドウ栽培家としての歴史を持つサン・ロマン村の名門ドメーヌです。
19世紀半ばに元詰めを開始し、長らくフランス国内を中心にワインを販売してきましたが、
2010年に23代目である現当主のダミアン氏が継承したのをきっかけに、
海外への輸出も積極的におこなわれるようになりました。
白亜質を含む石灰質土壌の急斜面に畑であり、ダミアン氏曰く
「昔のサン・ロマンはミネラルや酸がやや突出して感じられるきらいがありましたが、
近年は温暖化のためかぶどうが毎年完熟するようになり、
果実味がたっぷりとのるようになりました。
「新・サンロマン」とも言うべき今のスタイルでこそ、
ミネラルの真の旨味を堪能していただけると思います」。

サン・ロマン スー・ル・シャトー ブラン マルトノ・マラール

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