ブドウの絞りかすから造られるブランデーの一種マールとは

ブドウの絞りかすから造られるブランデーの一種マールとは
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ブドウの絞りかすから造られるブランデーの一種マールとは

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ブドウの絞りかすから造られるブランデーの一種マールワインとは

日本ではまだなじみが薄いですが、食後酒としてフランスで親しまれているのがマール。
マールはブランデーの一種で、ワインを造る際に出るブドウの搾りかすを使って造られ、ブルゴーニュではドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、ボルドーではシャトー・ムートン・ロートシルトといった世界最高峰のワインの生産者が高品質なマールを造っています。
そこで、本日はマールについてお話します。

マールについて

マール(Marc)はブランデーの一種で、フランス語の「しぼりかす」という意味から、そう呼ばれるようになりました。
ワインを造る際に出るブドウの搾りかすを使って造られるフランスの伝統的な蒸留酒です。
マールとブランデーの大きな違いは、原料となるブドウの状態です。
フランスのブランデーと言えば、コニャックやアルマニャックが有名ですが、ブランデーは一般的にブドウを原料とする蒸留酒のことを指し、主に白ワインを蒸留して木樽に入れ、5~8年熟成して造られます。
これに対してマールは、ブドウの皮・種・果軸やブドウ果汁の残りなどを加熱してアルコールや香りを蒸発させ、その後冷やして液体になったものがマールになります。
ブドウの絞りかすを蒸留して造るため、よりブドウの力強い風味が楽しめます。
フランスでは、ブルゴーニュ、シャンパーニュなどの14の産地にマールのAOCがあり、厳しい品質基準が設けられています。
生産量に関しては、ラングドック地方が全体の6割を占めていますが、ブルゴーニュではドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、ボルドーではシャトー・ムートン・ロートシルトといった世界最高峰のワインの生産者が高品質なマールを造っています。

マールとグラッパの違い

食後酒でグラッパという名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
グラッパもマールとおなじくブドウの絞りかすから造られるブランデーの一種で、製法は基本的にどちらも同じであり、その違いは原産国の違いだけです。
グラッパはイタリアが原産のお酒で、もともとグラッパは、10世紀以降のまだワインが上流階級向けの高級品だった頃、ワインの原料であるブドウを栽培する農民が、畑の肥料として使っていたブドウの搾りかすを、蒸留して造ったのが起源とされています。
マールとの味わいの違いは、マールは全体的にクセがなく、バランスのとれた味わいですが、グラッパは比較的ブドウの個性がはっきりと出る力強い味わいが特徴です。
ちなみに、ワインを醸造するブドウの絞りかすを「ポマース」と言い、このポマースを蒸留したお酒を「ポマース・ブランデー」と呼びます。
さきほどお話した通り、マールはフランスが原産のお酒で、グラッパはイタリアが原産のお酒で、その国以外ではその名前を使用することはできません。
各国で造られるポマース・ブランデーは、それぞれの国により名前が異なり、たとえばスペインでは「オルホ」、ドイツでは「トレスターブランド」と呼ばれています。

マールの味わいと飲み方

マールの味わいは、ブドウの芳醇な香りと甘みのある奥深い味わいで、常温はもちろん、キリッと冷やしても美味しくいただけます。
マールは、フルーティーな香りを楽しむために、小ぶりのワイングラスにいれて、ストレートで飲むのがおすすめです。
食後酒として飲むのが一般的で、チョコレートケーキやフルーツケーキとともにマールの香りを楽しみながら食べたり、貴腐ワインのようにバニラアイスにかけるのもおすすめです。
アルコール度数の高いマールなどのお酒を飲むと、胃の働きを促進してくれる効果もあると言われています。

マールの飲み方

オススメのマールワイン

マール・ド・ブルゴーニュ マルシャン・トーズ
パスカル・マルシャンは国をまたいで活躍するワインメーカーで、その活躍の舞台はブルゴーニュをはじめ、オーストラリア、チリなど南半球にまで及んでおり、醸造化としてキャリアをスタートさせたのは1985年、ポマールにあるコントアルマンでのこと。
1999年にはドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレのチーフワインメーカーとして勤め、7年間醸造長を務め、その後、農家から買い入れたブドウで醸造するネゴシアンブランドであるマルシャン・トーズ(旧パスカル・マルシャン)と、自社畑のブドウを使うドメーヌ・トーズです。
ネゴシアンと言っても、パスカル・マルシャンはマイクロネゴス(マイクロ・ネゴシアン)と呼ばれる小規模のネゴシアン。
買付から醸造まで一貫して行い、ブドウを購入する畑は彼のポリシーに賛同する人のみで、定期的に本人が畑を訪ね、ビオディナミ農法含め、木の管理など細かい部分まで直接見ています。
『ドメーヌは小規模でなければならない。なぜなら、一つ一つの樽やボトルがユニークであり、注意深く扱はなければならないからだ』と語り、ボトルの1本1本にまで強いこだわりを持ったワイン造りをおこなっています。
そんなマルシャン・トーズが手掛けるマール・ド・ブルゴーニュは、ブドウはコート・ド・ニュイの、プルミエクリュ、グランクリュのもののみ使用し、醸造方法は、ブルゴーニュで一般的なアランビックと呼ばれる二つの容器を管でつなげた蒸留気が使われます。
最初と最後の蒸留したものは使われず、中間に蒸留されたものだけを使用します。
蒸留したブランデーはオーク樽に入れ、5年間屋根裏のセラーで熟成させます。
製造から熟成まで、ビオディナミカレンダーに基づいたルールで作業を行います。

マール・ド・ブルゴーニュ マルシャン・トーズ

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