ワインもキノコも育った土地で味が変わる!秋の味覚の王様「松茸」はどんなワインと合う?

ワインもキノコも育った土地で味が変わる!秋の味覚の王様「松茸」はどんなワインと合う?
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ワインもキノコも育った土地で味が変わる!秋の味覚の王様「松茸」はどんなワインと合う?

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ポルチーニ茸

今年は9月を半ば過ぎてもまだまだ暑い日が続いていますが、今週の土曜日は秋分の日。
「秋分」は昼と夜の長さがほぼ等しくなる日で、この日を境に日の出が遅くなり、だんだんと夜が長くなってきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、秋分を過ぎてから次第に秋の気配を感じられるようになってくるでしょう。
秋と言えば、やはり食欲の秋。
栗、秋刀魚、松茸、秋は本当においしいものが多くてついつい食が進みますよね。
そして、ワインとのペアリングもいろいろと楽しめる季節。
そこで、本日は秋の味覚の王様ともいえる松茸に合うワインをご紹介します。

秋の味覚の王様「松茸」とワインの共通点は?

秋の味覚といえば…
秋刀魚に栗や芋、ナス、柿、銀杏、あと、ソムリエとして忘れちゃいけないのがブドウ!
秋は美味しいものがいっぱい。
だけどやっぱり「秋の味覚の王様」といえば「松茸」ですよね。
独特の深みのある、あの贅沢・濃厚な香り。
赤ワインの香りの表現に「きのこのような…」という表現がありますが。
実はワインときのこは、似たもの同士。
共通する要素が多く、相性がとても良いんです。

きのこもワインもテロワールが味に反映する

きのこには、グアニル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸などの旨味成分をはじめ、多くのミネラルが含まれています。
ワイン用のブドウにも、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸をはじめ、多くのミネラルが含まれていますよね。
ワインはテロワールを反映しますが、きのこも育った環境によって味が異なるようです。
イタリアで育ったポルチーニと、フランスで育ったポルチーニ(セップ)は風味が違うと言われています。

松茸に合うワインは?

松茸に合うワインといえば、何が思い浮かびますか?
日本つながりで考えれば甲州、すだちなどをかけるとフランス・ロワールあたりのワインも合いそうですよね。
香りつながりで考えると、「きのこのような」香りがするワインは「熟成ワイン」。
熟成されたワインからは、「きのこのような」「皮革のような」香りがしますよね。

松茸ひとつをとっても、定番の松茸ご飯や土瓶蒸しには、熟成したシャンパーニュ。
シンプルな焼き松茸には、エレガントなピノノワールも合いますよ。
もっと詳しいキノコの話は、ワインショップソムリエのキノコ博士・田之上氏にお任せしたいと思いますが、
是非、皆様も「秋の味覚」とワインのマリアージュを楽しんでくださいね♪

きのことワインのマリアージュ

松茸に合うおすすめのワイン

ジョリー・ド・トレビュイ・ブラン・ド・ブラン シャテ
ジョリー・ド・トレビュイは、ワインメーカーであるステファン・ジョリー氏がシャンパーニュで造られた高貴なシャルドネとピノ・ノワールをブレンドし、様々なキュヴェのシャンパンを造っています。
このシャンパンを造るジョリー氏は、オーブ地域の中心地ノエ・レ・マレで地元フランスでも認められている素晴らしいシャンパーニュ生産者です。
輝きのあるゴールドで、きめ細かな泡。
シトラスやライムの爽やかな香りに、ほんのりシロップのような甘味のある優しい香りと、清涼感のあるハーブのアロマ。
口に含むとしっかりとした酸が感じられ、爽やかな果実味を中心とした、しなやかでフルーティーなバランスの整った、
いつでもどこでも誰にでも受け入れられやすいシャンパンです。

ジョリー・ド・トレビュイ・ブラン・ド・ブラン シャテ

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甲州樽 白百合醸造
白百合醸造は、80年以上の伝統のなかで、ワインは「ローカル」であることの大切さをワインづくりの第一条件とし、気候、地質ともにブドウ栽培に適した山梨県勝沼町に自社畑を持ち、 常に一貫性のあるワインを追求しています。
ロリアン(L’ORIENT)は「東洋」を意味するフランス語で、 ヨーロッパに劣らぬ高水準のワインづくりを目指し名付けました。
管理の行き届いた契約農家栽培100%の甲州種ぶどうを、収穫時に品質を厳正に選別し、フリーラン果汁のみを使用。17~18度で2~3週間樽発酵。その後、フレンチオークの古樽で7ヶ月の樽熟成を行い、清澄作業は行わず、最低限の濾過のみ行います。
総生産本数は1000本と非常に少なく、熟成ポテンシャルを見越してワイナリーにストックされていた貴重が在庫を特別にリリースされました。
天ぷらや、脂の乗った魚の寿司や塩焼き、牡蠣の燻製などとの相性が抜群です。

甲州樽 白百合醸造

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サンセール・ブラン ドメーヌ・ランボー
ドメーヌ・ランボー・ピノーは、シュリー・オン・ヴォーという、サンセールから5kmほど離れた町にあり、ここサンセール~プイィ・シュール・ロワールを本拠地として3世代続く家族経営の小さな生産者です。
現在ではさまざな区画に小さな畑を40もっており、各畑で獲れたブドウはブレンドされることなく、個別に醸造されます。
そんなドメーヌ・ランボー・ピノーが手掛けるサンセール・ブランは、やや濃いめのイエロー。
レモン、グレープフルーツといった柑橘に、スターフルーツ、ハーブなどのソーヴィニョン・ブランの特徴的なアロマがあり、しっかりとしたボディとミネラル感、切れのある酸が味わいを引き締めます。
とてもバランスがよくソーヴィニヨンブランのお手本とも言える1本。

サンセール・ブラン ドメーヌ・ランボー

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サンセール・ルージュ ドメーヌ・ランボー
白ワインのサンセール・ブランと同じ生産者のドメーヌ・ランボー・ピノーが手掛けるピノノワール100%のサンセール・ルージュは、サンセールでは希少な赤ワイン。
綺麗なルビーレッド。
チェリーやラズベリーなどの赤系果実に、ほんのり赤シソや梅の実を思わせる甘酸っぱいニュアンスの華やかで生き生きとしたアロマに、次第にリコリスや菩提樹の香りも感じられます。
口に含むと、ジューシーでみずみずしい果実味が広がり、華やかなピノノワール特有のベリーの香りが鼻に抜けます。ブルゴーニュの中でも力強いタイプでなく、たおやかな南寄りの印象で、
酸味は適度で、ワインの中に鉱質なミネラルを感じます。
ブルゴーニュワインにも引けをとらないクオリティの高い1本です。

サンセール・ルージュ ドメーヌ・ランボー

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