フランスの大統領も納得の味!近年ますます希少性を高める日本ワイン

フランスの大統領も納得の味!近年ますます希少性を高める日本ワイン
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フランスの大統領も納得の味!近年ますます希少性を高める日本ワイン

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G20大阪サミットの夕食会で、各国首脳に振舞われたワイン、
実は「日本産」であったことをご存じですか。

G20大阪サミットで振舞われた日本の美を表現したワインとお料理

大阪・柏原の創業100年を超える老舗ワイナリー「カタシモワイナリー」
の6銘柄で採用され、各国から好評を得たようです。
ワイン・飲料の監修をしたのは、世界一のソムリエとして輝いたこともある
田崎真也さんとのこと。
料理は、「里山」というテーマで、
―――――
・鱧(ハモ)と泉州水ナスのお椀
・但馬牛の竹炭包み 若笹の香り
・二色の麹発酵ソース 太閤ごぼう
・十六穀米とマイタケの炊き込みご飯 花山椒の香り
―――――
など、日本独自の食材を使った美しい色合いのものばかりでした。
きっと、日本産ワインとの相性もバッチリだったんでしょうね。

G20大阪サミット

(C)2019 G20大阪サミット公式サイトより抜粋

フランスの大統領も納得する日本ワインの実力

最近の日本ワインの活躍は目覚ましく、G20大阪サミットの前に
来日していたフランスのマクロン大統領夫妻と安倍首相夫妻との
夕食会の際、振舞われたのも日本ワインでした。
その時のワインは、長野のマンズワイン小諸ワイナリーの「ソラリス」という
ワインだったのですが、マクロン氏は「ソラリス」を気に入って、
おかわりしたといいます。
ワインの大国フランスの大統領を納得させる味わい

ひと昔前までは、日本ワインというと
「やっぱりフランスのワインには敵わない」
「味わいが薄い、甘い」や、
「価格と味わいのバランスが良くない」などの声がありましたが、
とうとう日本ワインも世界に認められる時が来たかと、
日本人として嬉しくなります。

深刻化する苗木不足により、ますます希少性を高める日本ワイン

日本ワインの需要の高まりがうれしい一方で、
深刻な「苗木不足」に陥っているようです。
日本ワインを名乗るためには、国内栽培のブドウを100%使用し、
かつ国内で醸造されたものである必要があります。

ブドウの苗木

「甲州」をはじめ、日本独自のぶどう品種が注目され、
栽培・醸造技術もようやく世界レベルまで上がってきたが、
肝心の苗木が足りなく、需要に対して供給が追い付いていない状態だといいます。
こうした人気向上に伴い、
国内のブドウの苗木の販売は近年、どこも品薄の状態が続き、
「数年待ち」も珍しくないとのこと…
希少価値が高まる日本産ワイン。
我々、日本人の食卓に日本産ワインが当たり前のように
並ぶのにも、まだもう少し時間がかかりそうですね。

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