5大シャトーをリーズナブルに楽しめるセカンドワインとは?

5大シャトーをリーズナブルに楽しめるセカンドワインとは?
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5大シャトーをリーズナブルに楽しめるセカンドワインとは?

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

シャトーマルゴー

いつの間にか夜は、鈴虫の声が聞こえるようになってきて、
日中も過ごしやすい気候の日が増えてきましたね。
濃い赤ワインが美味しい季節がやってきました!
気温が低くなると、白ワインよりも赤ワイン、
軽めのものよりも重めのものが恋しくなります。

5大シャトーのセカンドワイン

先日、美味しいボルドーワインが飲みたくなり、某試飲会に行ってきました。
飲んだのは、フランスのボルドー地方のメドック地区で、
格付け第1級に属するシャトーのセカンドラベルものを3銘柄。
◆シャトー・ラトゥール
◆シャトー・ラフィット・ロートシルト
◆シャトー・ムートン・ロートシルト
この3つのシャトーのセカンドワインを飲んできました。
セカンドワインと言えど、さすがはボルドー5大シャトー!
圧倒的な存在感!至福の瞬間でした!

レ・フォール・ド・ラトゥール

シャトー・ラトゥールのセカンドワイン。
「ランクロ」の周りに広がる区画のブドウを使用。
ファーストラベルと同じ区画ながらも、ブレンドの際にファーストラベルの
品質に至らないと判断されたブドウも使用されています。
醸造に関してのファーストラベルとの違いは新樽率のみ。
生産者もセカンドワインと呼ぶのをためらうくらい、高品質で個性的なワイン。

レ・フォール・ド・ラトゥール

カリュアド・ラフィット・ロートシルト

シャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドワイン。
セカンドラベルと言ってもファールストラベルと同じ畑から収穫されるブドウを使用し、
全生産量の40%ほどがセカンドワインに選別されています。

カリュアド・ラフィット・ロートシルト

ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト

シャトー・ムートン・ロートシルトのセカンドワイン。
ファーストラベルよりも手に入りづらい稀少セカンド。
プルミエ・クリュの若株ブドウ樹を厳選し醸されるワインであり、
収穫から醸造、そして瓶詰め作業までファーストワイン同様に造られます。

ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト

セカンドラベルを購入するメリットは?

セカンドワインというと、ファーストラベルで使用されなかったブドウを使っている
アウトレット品のような印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、
セカンドワインのワインを購入するメリットは色々とあります。

購入後にすぐ楽しめる

セカンドワインは長期の熟成を必要とするファーストラベルと違い、
もともと早飲みができるワインという目的で造られているため、
比較的早いうちから楽しむことができます。
若いヴィンテージのワインを寝かせず飲むならば、
ファーストワインよりもセカンドワインの方が美味しく飲めるかもしれません。

リーズナブルに楽しめる

また、セカンドワインの一番のメリットとも言えるのが、
憧れのシャトーのワインをお求めやすい価格で楽しめることです!
ファーストワインとはさまざまな条件が異なりますが、
そのシャトーの個性とスタイルを反映させたワインを、
ファーストワインの半分以下の価格で楽しめるのは大きな魅力です。

1級シャトーの元醸造家たちが造るオリジナルワインとは

また、1級シャトーが造るセカンドワインだけではなく、
1級シャトーで経験を積み、人気醸造家としての地位を獲得とした
栽培家・醸造家が造りだすオリジナルのワインもまたおすすめです。

例えば、ワインショップソムリエで人気の醸造家パスカル・マーティー氏
彼は、シャトー・ムートン・ロートシルトやオーパス・ワンの
元醸造家として有名ですが、彼の造るワインからは
ムートンやオーパスワンのような雰囲気と品格が感じられます。

パスカル・マーティ氏

 

パスカル・マーティ氏
フランスのカタルーニャ地方出身。
1982年、ボルドー大学醸造学科を卒業。その後カリフォルニアでの研修を経てバロン・フィリップ・ド・ロッチルドに入社。
1983年から96年の間、ジョイント・ベンチャーである「オーパス・ワン」を造り上げるため、彼は1週間ムートンで働き、その後3週間をナパヴァレーで過ごす、という生活を繰り返すようになる。
1996年に、コンチャ・イ・トロ社とのジョイントベンチャー「アルマヴィーヴァ」のコー・ジェネラル・マネージャー兼醸造家として赴任を求められた。
それを受け、同年からアルマヴィーヴァの制作に取り掛かる。同ワインを造り上げた事とともに、畑、醸造所を整備し、必要な物を造り上げ、チリに本格的なワイン造りのシステムをもたらしたことも高く評価されている。

他には、シャトー・ラフィット・ロートシルトの
元・栽培、醸造責任者エリック・ファーブル氏
彼が引退後に南仏で築いたシャトー・リヴィエール・ル・オーのワインは、
南仏の品種を使いながらも、実にエレガント!
さすがはラフィットの元醸造家だと頷けます。

エリック・ファーブル氏

エリック・ファーブル氏
シャトー・ラフィット・ロートシルトを離れた後、自身のワイナリー設立のため、1994年から7年に渡り、忙しい日々の合間を縫って南仏の畑を訪ね歩きました。そして、ついに一つの魅力的な畑にたどり着きました。
それがシャトー・リヴィエール・ル・オーでした。
1789年に作られた城館。ブドウ畑は緩やかな斜面に広がり、見下ろしたその先には地中海の美しい海岸が一望できました。畑には魅力的な石積みの小屋(Mas)まで綺麗に残されていました。エリックは、一目でこのシャトーに魅了されました。そして、この歴史あるシャトーを受け継ぎ育ててゆくことを決心したのです。今やラングドック最高峰“クリュ”に認定されるラ・クラープの畑に、ボルドー最高峰で培った技を惜しみなく注ぎ、情熱のままにワイン造りに取り組んでいます。

1級シャトーの味をリーズナブルに楽しめるこうした飲み方もおすすめですが、
価格や格付け、産地だけでは、ワインの美味しさは決まりません。
フルボディの赤ワインが美味しいこの季節、
自分だけの贔屓の造り手を探してみてはいかがでしょうか。

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